スイーツ&グルメ2022/12/20 更新
春の伝統行事といえば「お花見」。花とお団子で、温かな春の訪れを感じられるイベントです。しかし、どんな食べ物を持ち寄ればいいか、デザートやおつまみはどうするか......悩みますよね。この記事ではスーパーで買える商品から、テイクアウトまで、お花見で持ち寄れる「定番の食べ物」を紹介します。
お花見は桜の咲く時期に、桜を観賞し楽しむための行事。毎年3月下旬頃〜4月上旬頃におこなわれます。奈良時代の貴族が中国から伝来した「梅の花」を観賞した行事が由来とされていて、それ以降は武士や農民にも広がり、長い間日本人に親しまれてきました。
お花見では食べ物・飲み物を持ち寄り楽しむのが通例です。この記事では行事食に込められた意味を解説しつつ、お花見で手軽に楽しめる食べ物を紹介していきます。
大皿から食べ物を取り分けるのは衛生的に心配があり、誰の紙皿かわからなくなるなど、何かと不便を感じることも。
そのため、あらかじめ小分けにされているものを選ぶと便利です。手でつまめるひと口サイズのものなら、取り分ける手間も省けます。もともと大きなサイズの食べ物は、あらかじめカットしておくなどの工夫をするといいでしょう。
お花見ではお酒を飲むことも多いもの。あらかじめ串刺しになっている焼き鳥、串焼きや、お団子など、手を汚さずに食べられるものがあると助かります。片手に缶ビールやお酒を持った状態でも、手軽に食べられると便利ですよ。
また、お花見時期は公園のお手洗いも混み合うため、なるべく手が汚れる機会は少なくしておきたいですね。
お花見の時期は、初春。春とはいえ、最低気温が10度を下回ることもあり、日によってはまだまだ肌寒く感じることもあります。そのためテイクアウトで、温かい食べ物を選ぶのもおすすめです。
昨今では飲食店のメニューもテイクアウトに対応していることが多く、上手にオーダーすればバラエティ豊富な料理が楽しめるでしょう。
お休みの日にごはんを準備するのは面倒くさい......という方はコンビニ・スーパーの商品をチョイスしましょう。
おでんや唐揚げ、肉まんなど、店頭でそろう料理は多くあります。また季節限定商品や、春らしい色鮮やかなものなど、お花見を盛り上げるアイテムも見つかることでしょう。おつまみ用のパック入り枝豆もおすすめです。
お花見シーズンは、季節の変わり目で気候が安定しないことも。そのため突然の雨や、強風には注意が必要です。スナック菓子などは手軽に食べられるのが利点ですが、軽くて風に飛ばされやすいため多く持っていくのは避けるのが無難。
また、食べ物が減ってきたときに紙皿・ビニール袋などが飛ばされないように配慮するといいでしょ。
ピンク色が春らしい雰囲気を醸し出す桜餅。もともとは「長命寺」という寺院へ墓参りに来る人に向けた、贈りものだったそうです。お寺の近くを流れる「隅田川」の桜並木が美しかったことから、お花見の象徴として親しまれるように。
桜餅は関東では「長命寺」、関西では「道明寺」と呼ばれ、それぞれ特徴があります。長命寺は、こしあんを薄皮でふたつ折りにしたもの。一方、道明寺はもちもちとした米由来の皮を使って、大福のように餡をくるんだものです。
その場を色鮮やかに演出する三色団子。上から順に「ピンク・白・緑」の順番で刺し、それぞれの色合いに意味が込められているのが特徴です。ピンクは春を象徴する植物「桜・桃の花」、白は「冬の雪景色」や白酒、緑は「葉が生い茂る夏」やよもぎを意味します。
三色に込められた意味のなかには春・夏・秋にまつわるものはありますが、秋だけがありません。これには、何回食べても「飽き(秋)ない」という、洒落のような意味が込められているという説があります。
塩漬けした桜の花びらで作る桜茶。現在では、お見合いや結納、婚礼の席で好まれています。ただ昔はお祝いの席でお茶を飲むことは「お茶を濁す」「茶々を入れる」といった悪いイメージがあることから、タブーとされていました。
しかし、江戸時代に登場した「桜茶」の存在によりそのイメージは払拭。お湯を注ぐと花びらが広がる様子から、満開の桜を象徴する「縁起物」として扱われるようになりました。
おにぎりは片手で食べられるうえ、手軽に作れることから、お花見でも鉄板の食べ物です。コンビニやスーパーでも購入可能で手軽に手に入れられます。
大人数で集まっても鮭、おかか、梅、ツナなど、複数種類を持ち寄れば好みの具材が見つかるはず。たけのこや春菊など、旬の食材を使ったアレンジレシピも大人気です。シンプルでありながら、腹持ちがいいのも利点ですね。
色鮮やかで見栄えもいいサンドイッチ。女性で集まっておしゃれなお花見にしたい時や、洋風テイストのごはんを食べたい時に一押しです。コンビニ・スーパーでも買える定番の食べ物でもあります。
簡単に作れるため、お子さんと一緒に作って持って行くこともできます。野菜や卵などを入れれば、栄養のバランスも取れますよ。肌寒い日には、ホットサンドにするのもおすすめです。
屋台の定番メニューである焼きそば・たこ焼きも人気があります。特に焼きそばは汁なしで食べられて冷めてもおいしいことから、屋外での飲食にはうってつけ。
大型のお花見スポットでは屋台が出ていることも。屋台で焼きそばやたこ焼きを買えば、できたてアツアツの状態を楽しめます。
特別な日には食べるものといえばお寿司。握り寿司をはじめ、手づかみしやすい「いなり寿司」や「てまり寿司」などもお花見では人気があります。
桜でんぶを散らせば、お花見らしいアレンジに。一気に色鮮やかで、華やかな雰囲気になることでしょう。お花見の時期にお寿司を購入する場合は、スーパーやお寿司屋さんなどで事前に予約注文しておくと安心です。
片手でサクッと食べられる、ピザも人気が高いですよ。お花見の時期になると店舗でお花見期間限定メニューも展開されるなど、お花見の席を盛り上げるのにひと役買ってくれます。
店舗によっては、お花見会場までデリバリーしてくれることも。会場までの移動に時間がかかる場合、デリバリーを活用することで荷物が減らせるというメリットがあります。
ピクニック気分を感じられる手作り弁当もおすすめです。唐揚げやたまご焼き、ミートボールなど、お弁当の定番食材はお子さんにも喜ばれやすいでしょう。大人が食べても、子どもの頃の遠足を思い出して楽しくなるかもしれませんね。
調理の手間はかかりますが、自分の食べたいものを持参できる点がメリットです。
香ばしい焼き鳥・串焼きは、お花見でも大人気のおつまみです。串差しになっているので、手の汚れを気にせず食べられるうえ、大人数でも取り分けやすいというメリットがあります。
鶏のもも肉にねぎま、なんこつなど、各々好きな具材をチョイスできるのもいいですね。タレや塩、焼き加減などもさまざまで、自宅で作って持ち寄ればバリエーション豊かに楽しめます。
手掴みで食べられるフライドポテトも人気料理。カリッと揚げたポテトはおつまみにもうってつけで、片手にお酒を持ちながらでも食べやすいですよ。
お花見会場付近のスーパー・大手チェーン店などで購入すれば、できたてアツアツを楽しめます。もちろん、自宅で冷凍食品を揚げたりして持って行ってもいいですよ。
メイン料理としても、おつまみとしても重宝する唐揚げ。お箸を伸ばしてパクッと口に含むことができ、食べやすいのでお子さんにも人気が高い食べ物です。
小さくカットすることで、箸を使わずに「爪楊枝」で分け合えます。手作りの場合は大人向けに豆板醤を入れてピリ辛味にしたり、塩味のものを用意したりしてもいいですね。
スーパー・コンビニで、気軽に購入できるおでん。大根や牛すじ、厚揚げなど、ビールやワインに合う具材も多くあり、お花見の食べ物にも好適です。
手作りする場合は、保温機能のあるスープジャーに入れて持って行くのがおすすめ。日によっては冷え込みやすい初春。おでんを食べれば心も体も温まり、冷え対策にもなるでしょう。
スーパーやコンビニでは、行楽シーズンに合わせて「オードブルセット」が販売されることも。複数の食べ物が詰まっていて、見た目も豪華なものが多いですよ。
さまざまな価格のものがあるので、リーズナブルに楽しみたい方も、ちょっと奮発して豪華な料理を食べたい方も安心です。持ち寄りは面倒くさい......という場合は、オードブルセットで時短しましょう。
スペイン・バスク地方発祥のピンチョスもおすすめです。ピンチョスとは、ひと口大にカットしたパンやチーズに、ベーコンやトマト、きのこなどをのせて、串差しにしたもの。
おしゃれで彩り豊かな具材は目でも楽しめ、お花見でも大人気。塩味・酸味が多く、おつまみにも最適な料理です。
きびだんご専門店「山方永寿堂」のシンプルなお団子です。昭和21年の創業以来受け継がれてきた伝統のきびだんごは、柔らかくてもちもちとした食感が魅力。個包装になっているので、お花見の席で取り分けやすいですよ。桃太郎、さる、鬼など、かわいい包装紙に包まれたお団子は、お子さんにも喜ばれること間違いなしです。
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国産フルーツのジュレを包んだ、ミルク饅頭です。北海道産のバターを使用した芳醇な香りのふわふわ生地は、素材の持ち味を活かした高品質な味わい。春にぴったりのいちご味と、みかん味、2種類のフレーバーが入っています。お花や木など植物が描かれたパッケージは、お花見にもぴったりです。
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江戸時代・慶応3年より、門外不出で守り続けられてきた「山田屋まんじゅう」。長い間、たった1種類のまんじゅうのみを丹精込めて作らり、販売し続けてきました。和紙に包まれた、上品な逸品で年配の方とのお花見にもぴったり。数々の歴史を眺めてきたであろう、桜並木とともに召し上がってみてはいかがでしょうか。
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桜、菊、梅と、日本を象徴する植物3種類をモチーフとした和菓子。かわいらしいお花型に白餡、小倉餡、こし餡をぎゅっと詰め込んだ、やさしい味わいの最中です。京都発祥で長い歴史を持つ「とらや」が手がける逸品。本物のお花をぼんやりと眺めながら、名店の味を堪能しませんか?
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神戸・岡本に本店を構えるチョコレート専門店「モンロワール」。こちらは同店でも定番の「リーフメモリー」の詰め合わせセットです。葉っぱの形をしたプチチョコレートがひとつの包みに3つ入っていて、それぞれ違う味わいを楽しめます。個包装になっているので、お花見のおやつとにもうってつけですよ。
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お花見にはおいしい食べ物が欠かせません。この記事を参考にして、春の訪れを感じられるような、お花見にぴったりの食べ物を用意しましょう。阪急フードでも、お花見にぴったりの商品を多数そろえています。ぜひお気に入りのひと品を見つけて、お花見の席に持って行ってみてくださいね。
※商品情報や販売状況は2022年12月20日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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