第20回阪急蔵元まつりは「日本酒を未来へつなぐ蔵人たち」を特集。
その中には、女性杜氏・蔵人として熱き想いで日本酒と向きあう蔵元や、次世代を担う蔵人もいます!
今回は蔵元の熱き想いをご紹介します。

奈良県「梅乃宿酒造」

代表取締役 吉田佳代さん
日本酒造りを取り巻く環境は、かつてないスピードで変化し続けています。
梅乃宿酒造では、その時代のスピードや流れに遅れないようについていくのではなく、次の新しい酒文化を自分たちが創っていくという強い意志を持ち、皆様に"新しさ"をご提案していきたいと考えています。歌舞伎にスーパー歌舞伎があるように、友禅染のアロハシャツがあるように、私たちは、新しいことへの挑戦が伝統を守ることにもつながると信じているのです。
飲む人をワクワクさせる"新しい酒文化"を感じていただける酒蔵を目指し、また、その"新しい酒文化"が次の伝統となるように、私達はこれからも努力と挑戦を続けてまいります。

「梅乃宿酒造」梅乃宿 葛城 純米大吟醸

5,500円
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徳島県「本家松浦酒造場」

十代目蔵元兼杜氏 松浦素子さん
「鳴門から世界へ」を目標に掲げ今期の造りから杜氏に就任しました。歴史と伝統を大切にしつつ更なる高見を目指し地元産米、徳島県産酵母を中心にした徳島テロワールの実現を「ALL for ONE , ONE for ALL」の精神で社員一同取り組んでいます。

「本家松浦酒造場」鳴門鯛 LED(レッド)

1,760円
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山口県「はつもみぢ」

杜氏 阿部美恵さん
今年の3月の県新酒鑑評会で目指していた最優等賞を逃した悔しさから、4月より県内4人目の女性杜氏として酒造りに邁進しています。
「酒造りは子育てと一緒。愛情をかければ応えてくれる。」という社長の言葉に魅せられ、女性目線だからこそできる酒造りを目指しています。
2019年に創業200周年を迎え、次の100年に向けて日本酒を多くの方に愉しんでいただくためのきっかけになっていく酒を造り続けたいと決意を示し、日々精進しています。

秋田県「佐藤酒造店」

代表取締役社長 佐藤博之さん
当蔵は、ベテラン蔵人が定年で次々と卒業して行く一方で、若手蔵人を迎え入れるという、世代交代の時期にあります。
現杜氏もいずれ引退することが不可避の宿命であるため、次世代を担う杜氏候補を育成中です。先人の知恵と後進の知恵の融合で、当蔵は、これからもまだまだ発展していけるポテンシャルを秘めています。そして、双方の知恵を生かし、ポテンシャルを高めるべく、双方の人格を最大限尊重し、双方のモチベーション維持に努めています。

日本酒造りという伝統を守りながら、様々な取り組みが行われています。蔵人の想いや取り組みが少しでも届きますように。ぜひこの機会にそれぞれの蔵元の日本酒を楽しんでください!

※商品情報や販売状況は2023年01月11日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。