パリッと香ばしい皮の食感と、もっちりとした餡の組み合わせが魅力の最中。最近では食べる直前に自分で皮に餡を挟むタイプの最中も人気ですね。この記事では最中をおいしく食べるための保存方法や、賞味期限が切れてしまった時にいつまで食べられるのかについて解説します。

最中の賞味期限と保存方法をチェック!

桜型のもなかと抹茶

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この記事では市販の最中の一般的な賞味期限や正しい保存方法など、最中をおいしく食べるための豆知識を解説します。記事の後半では阪急フードがおすすめする "バラエティに富んだ最中" もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

賞味期限と消費期限の違い

市販の食品に記載されている「賞味期限」と「消費期限」の違いをご存じでしょうか。

賞味期限は記載されている「年月日」までその食品を "品質が変わらずにおいしく食べられる期限" のことです。レトルト食品やカップ麺、ペットボトル飲料のように劣化が比較的遅い食品に表示されます。

消費期限は記載されている「年月日」までその食品を "安全に食べられる期限" のことです。弁当や生菓子、サンドイッチのようにおよそ5日以内で品質が劣化する食品に表示されます。

最中の賞味期限

塗りの器に盛られた菊型のもなか

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未開封の賞味期限

・とらや「弥栄」......賞味期限/常温24日
・たねや「たねや最中」...賞味期限/常温23日
・空也「空也もなか」......賞味期限/常温7日ほど
・仙太郎「ご存じ最中」......消費期限/常温3日
・香雲堂 「古印最中」......賞味期限/常温7日
・龜屋「亀の最中」......賞味期限/常温17日
・喜月堂「喜最中」......賞味期限/常温14日
・ささま「松葉最中」......賞味期限/常温5日
・くらづくり本舗「福蔵」......賞味期限/常温7日

専門店の最中の保存期間は、短いもので3日の消費期限表示のものがありますが、7日以上の賞味期限が設定されているものが多いようです。原材料や水分量、包装の方法などによって保存期間は変わってきます。手土産や贈り物に最中を選ぶ際は、購入時に賞味期限を確認しておくと安心ですよ。

開封後の賞味期限

開封後の最中は当日中に食べ切りましょう。開封後は時間とともに、中の餡から水分が出て皮が湿気り、食感や風味が悪くなってしまいます。

【未開封】賞味期限切れの最中はいつまで食べられるか

yesとnoで迷う女性

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賞味期限は "品質が変わらずにおいしく食べられる期限" のため、未開封の状態で正しい方法で保存していれば、賞味期限が切れても食べられる場合があります

具体的にどのくらいまで食べられる?

状態を確認して異常がなければ食べても良いとされる期間は、期限が切れてから1〜3日後までが目安です。この期間内なら食べられる可能性がありますが、必ず見た目や匂いをチェックして異常がないかどうか確認してから食べるようにしてください。

賞味期限から1週間経過

賞味期限が1〜2週間程度の最中の場合、賞味期限から1週間過ぎたものは傷んでいる可能性が高いです。状態を確認し、異常が見られる場合は食べるのを控えるようにしましょう。

賞味期限から1ヶ月経過

賞味期限から1ヶ月経過しても食べられる最中はほとんどないでしょう。見た目や匂いをチェックして異常が確認できない場合でも、食べずに破棄したほうが安心です。

傷んだ最中の見分け方

最中が傷んだり腐ってしまった場合は次のような状態になります。

・皮がぱさついている
・異臭がする
・餡が糸を引いたり粘りがある
・青緑や白い色のカビが生えている

このような状態がひとつでも当てはまった場合は、賞味期限内だとしても食べるのはおすすめできません。

最中の正しい保存方法

器に盛られた細長いもなか

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常温保存

最中は常温保存が基本です。湿気が少なく、直射日光の当たらない温度の低い室内で保存しましょう。

冷蔵保存

室温の高い夏場は、常温保存よりも冷蔵保存のほうが安心です。湿気を防ぐためにひとつずつラップで包んでから保存袋に入れて、空気に触れないように袋の口を閉じて冷蔵保存してください。

最中の皮と餡が別々になっている商品の場合は、皮は常温保存、餡は冷蔵保存と分けて保存すると良いでしょう。

冷凍保存

風味は落ちますが、最中は冷凍保存であれば1ヶ月程度の保存が可能です。賞味期限内にひとつずつラップで包んでから保存袋に入れて、空気に触れないように袋の口を閉じて冷凍保存しましょう。

食べる時は常温で2〜3時間ほどおいて解凍してください。解凍後はできるだけ早く食べるようにしましょう。

阪急フードおすすめの最中5選

1. 「小布施堂」栗最中5個入

小布施堂 栗最中5個入
1,631円

「小布施堂」は、栗の郷として知られる長野県小布施町に本店を構える栗菓子専門店。こちらは餡と最中の皮が別々になっていて、食べる直前に合わせるタイプの商品です。栗たっぷりの風味豊かな餡と、パリッと香ばしい皮の食感がクセになるおいしさ。賞味期限は常温で90日と、比較的長く保存できますよ。

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2. 「京都祇園 あのん」あんぽーね 5個入(粒)

京都祇園 あのん あんぽーね 5個入
1,836円

「京都祇園 あのん」の看板商品あんぽーねは、和と洋の要素を織りまぜた新感覚の最中です。十勝産小豆のつぶ餡、マスカルポーネをベースとした自家製クリームを、お好みの割合で最中の皮にはさんでいただきます。賞味期限は常温で30日です。

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3. 「鶴屋八幡」百楽 10個入り

鶴屋八幡 百楽 10個入り
2,160円

国産大納言小豆を丁寧に炊き上げた、品の良い甘さのつぶ餡とこし餡の2種類が楽しめる最中の詰め合わせです。正方形の皮の中に餡がぎっしりと詰まっているので、模様に沿って4つ割にすると食べやすいですよ。賞味期限は常温で11日なので、早めに食べることがおすすめです。

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4. 「とらや」最中 9個

 とらや 最中 9個
2,484円

「とらや」は室町時代後期に京都で創業した老舗和菓子店。こちらは桜・菊・菊をかたどった上品な最中の詰め合わせです。桜には白餡、菊には小倉餡、梅にはこし餡が入っていて、3種の異なる味わいが楽しめます。賞味期限は常温で24日です。

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5. 「たねや」ふくみ天平・たねや最中詰合せ

たねや ふくみ天平・たねや最中詰合せ
3,327円

食べる直前に最中の皮に餡をはさむ "手作り最中" 2種の詰め合わせ。たねやは"素材を無駄にしないお菓子づくり" を目指していて、こし餡を作る過程で出る小豆の皮をパウダー状にして最中の皮に練り込んでいます。芳ばしい風味が口いっぱいに広がりますよ。賞味期限は常温で45日なので、贈り物にもぴったり。

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保存期間や保存方法に気をつけて最中をおいしく食べましょう

最中は商品によって賞味期限が異なります。賞味期限が長いものもあれば、短いものもあるので、手みやげや贈り物で購入する時は、賞味期限をしっかりチェックしましょう。最中の皮は湿気が大敵なので、正しい保存方法でパリッと香ばしい食感を楽しみたいですね。

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※商品情報や販売状況は2023年01月22日時点でのものです。
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