スイーツ&グルメ2024/2/28 更新
ソーセージとウインナーはよく似ていますが、このふたつの食品の違いをご存知でしょうか。この記事ではソーセージの定義や、ソーセージの仲間を紹介します。おすすめのソーセージギフトも紹介するので、参考にしてください。
ソーセージとは「腸詰めされた食肉加工品」の総称です。主に鶏・豚などのひき肉を、豚、牛、羊などの筒状の腸に詰めて加熱されて作られます。このとき、肉に香辛料を混ぜるのが特徴です。
ソーセージの語源は、ラテン語の「Salsus(塩漬け)」が元になったといわれています。日本におけるソーセージは主に豚肉で作られることが多いですが、魚のすり身を使った「魚肉ソーセージ」も昔ながらの食品として親しまれていますよ。
ウインナーは正式名称をウインナーソーセージといい、ソーセージの一種に分類されるもの。
日本においてはJAS規格によってソーセージの種類分けがされています。種類を分ける基準は、主に肉を詰める「ケーシングの種類」と「太さ」。AS規格上でウインナーは、ケーシングの種類が「羊腸」、太さが「20mm未満のもの」と定義されています。
ウインナーの語源は、オーストリアの首都・ウィーンが由来で、ドイツ語で「ウィーンの○○」という意味を持つ言葉です。
ソーセージと似た形状をした食肉加工品は、ウインナー以外にもたくさんあります。ここからは、ソーセージの仲間に分類される食肉加工品を紹介します。
屋台で串に刺して提供されているのをよく見かけるフランクフルトは、正式名称をフランクフルトソーセージといいます。
ドイツのフランクフルトで作られていたソーセージを「フランクフルター・ヴルストヒェン(フランクフルト風のソーセージ)」と呼んでいたことが、フランクフルトの名称の由来とされています。
JAS規格では、豚の腸を使用しているか、直径20mm以上36mm未満のケーシングに詰めたものをフランクフルトと規定しているため、ウインナーよりも直径が太めです。
ボロニアソーセージは、JAS規格では牛の腸を使用したもの、または直径36mm以上のケーシングを使用したものと規定されています。
一般的に豚肉や牛肉のひき肉に脂身を加えて作るため、断面に小さな白い塊が見られることがボロニアソーセージの特徴です。ほかにも粗く刻んだピスタチオや、黒こしょうの粒を加えて作る場合もあります。やわらかくてきめが細かく、薄くスライスして提供されることが多いソーセージです。
ボロニアソーセージは、原産地とされるイタリアの北部、エミリア・ロマーニャ州の州都ボローニャが名前の由来といわれています。イタリアではモルタデッラの名前で、多くの人々に親しまれています。
日本ではあまりなじみのない名前ですが、発祥の地とされているフランス中部の都市、リヨンに名称を由来するソーセージです。
リオナソーセージは牛の腸に、牛・豚のひき肉や豚の脂肪、さらにグリーンピース、ピーマン、にんじん、チーズ、ベーコンやハムなどバラエティ豊かな材料を詰めて作ります。見た目が華やかなのでそのままサラダに加えたり、厚めにカットして焼いたりして食べます。
リオナソーセージでは、ほかのソーセージで細かく決められている太さについての規定はありません。
ドライソーセージは名前の通り、水分量が少ないソーセージです。乾燥させて水分を飛ばし、水分量を35%以下まで少なくしたものをドライソーセージと呼びます。
水分量が少ないため、ほかのソーセージよりも長期間の保存が可能です。お酒のお供として食べられることが多いサラミは、ドライソーセージの代表といえます。
ドライソーセージに近い食品として、セミドライソーセージがあります。セミドライソーセージは水分量を55%以下までおさえており、カルパスが代表的な食品です。
レバーソーセージは、原料に豚肉や牛肉、馬肉など動物の肝臓のみを使用したソーセージのことです。JAS規格上では、原材料および添加物に占める重量の割合が、50%未満のものと定義されています。
濃厚なうま味がたっぷり感じられるのが特徴。レバーが苦手な人でも食べやすく、独特の臭みが少ないのがうれしいポイントです。
魚肉ソーセージは、魚肉をひき肉にしたものもしくは魚肉のすり身を、調味料や香辛料で味付けして練り合わせ、加熱したもののこと。
JAS規格上では、魚肉の原材料に占める重量の割合が50%を超え、かつ植物性たん白の原材料に占める重量の割合が20%以下であるものと定義されています。
魚介のうま味や自然な塩味を楽しめるのが魅力です。リーズナブルなのも魅力で、そのまま食べるほか焼いたり炒めたりとさまざまな食べ方で楽しめます。
▼ソーセージの種類についてはこちら
フランクフルトやボロニアソーセージなど、多種多様なソーセージがあることがわかりました。ここからは、大切な人に贈りたくなるおすすめのソーセージギフトを紹介します。
ジュワッと広がる肉汁と、パリパリの皮がクセになる「リッシュマンソーセージ」。イギリスでは定番の「イングリッシュブレックファースト」に欠かせないひと品です。上手に焼くことで焦げ目が付き、香ばしい風味が楽しめます。
保存料が一切使われていないため、新鮮な肉のうま味を感じられるのが魅力。肉本来の贅沢な味をじっくり味わいたい方にぴったりです!
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ボロニアソーセージ、粗びきウインナー、ニュルンベルガー、ロースハムの詰め合わせです。ニュルンベルガーとは、ドイツ・ニュルンベルグで生まれたソーセージを指します。豚ひき肉を羊の腸に詰め、マジョラムという香草で味付けされている、小さめのソーセージです。
創業から70年以上経つ現在も、本場ドイツから受け継いだレシピを大切にしている、神戸トアロード通りを代表するお店による逸品です。
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粗びきウインナー、ピリ辛ウインナー、ロースハムがたっぷり入った、高級感のあるギフトセットです。
ウインナーやロースハムの素材には、栃木県那須高原にて育まれた「那須さらり豚」が使用されています。特別な飼料を食べさせることで、やわらかく臭みの少ない肉質を実現した、こだわりのブランド豚です。
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ケーシングに鶏肉や豚肉、牛肉のひき肉を詰めたソーセージには、ウインナーやフランクフルトといったさまざまな種類が存在します。どの種類のソーセージも、肉のうま味や香辛料の風味がぎゅっと凝縮されているので、ぜひ味わってみてください。
※商品情報や販売状況は2024年02月28日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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