スイーツ&グルメ2023/3/19 更新

冷凍うなぎをおいしく食べたいなら「解凍の仕方」がポイント!温め方のコツも

ご家庭で本格的な味わいが手軽に楽しめる冷凍うなぎですが、実は解凍方法や温め方のちょっとした違いで、食感や味わいが大きく変わってしまいます。この記事では冷凍うなぎをおいしく食べるコツを「解凍方法」「温め方」の2つの項目に分けて詳しく解説します!

ふわふわな冷凍​​うなぎを食べたいなら解凍にこだわろう

紺色のランチョンマットの上に鰻重が置いてある

iStock.com/kuppa_rock

せっかくおいしい冷凍うなぎでも、解凍方法を間違えてしまうとパサパサしたり、水っぽくなってしまったりすることがあります。正しい方法で解凍したうなぎは、蒸してから焼く製法の「関東風」であればふっくらとした身のやわらかさ、蒸さずに焼く「関西風」であれば香ばしさを楽しむことができます。この記事で紹介する方法で、冷凍うなぎをおいしく召し上がってくださいね。

冷凍うなぎの正しい解凍方法

冷凍うなぎは、食べる半日〜1日前に冷蔵庫に入れてゆっくり解凍する方法がおすすめです。時間をかけて低温で解凍することにより、うなぎの身から水分やうまみが外に出ることを抑え、品質を保ったまま解凍できますよ。

すぐに解凍したいときは、真空パックに入った状態のまま流水に10分ほどあてて解凍してください。

冷凍うなぎをおいしく温める方法は4パターン

鰻重のうなぎ一切れを箸で持ち上げている

iStock.com/KPS

1.最も簡単「電子レンジで温める方法」

電子レンジを使うと手軽にうなぎを温められます。ただし加熱時間が長すぎると、身がパサついてしまうので要注意です。

1.解凍したうなぎを袋から取り出し、皮目を下に耐熱皿にしてのせる
2.酒(大さじ1)を全体に振り、ふんわりとラップをして600Wの電子レンジで50秒ほど加熱する

ふっくらと焼き上げるために酒を振りますが、なければ同量の水でも代用できます。

2.温めすぎの心配不要「湯煎で温める方法」

湯煎の場合は、真空パックのまま温めるので、身がパサつくといった失敗がありません。また、沸騰したお湯は100℃に保たれているため、温度管理が不要です。一度にまとめて温められるのもメリットですね。

1.うなぎが入る大きさの鍋(またはフライパン)に湯を沸かす
2.真空パックのうなぎを冷凍の状態で湯に浸して8分ほど湯煎で温める

真空パック以外のうなぎは湯煎ができないため、別の方法で温めましょう。

3.中ふわふわ外サクサク「フライパンで温める方法」

フライパンでうなぎを温める方法を2つご紹介します。「関東風」のうなぎは、蒸し焼きにしてふっくらと仕上げるのがおすすめです。一方、「関西風」のうなぎは、両面を香ばしく焼くのがおすすめです。

関東風

1. 解凍したうなぎを皮目を下にしてフライパンにのせる
2. 酒(大さじ2)を全体に振り、中火で加熱する
3. 酒がふつふつとしたらふたをして弱火で
2〜3分蒸し焼きにする
4. 付属のタレをまわしかけて温める

関西風

1. 解凍したうなぎをザルにのせて熱湯をまわしかけ、タレを落とす。キッチンペーパーで水気をふきとる
2. フライパンに薄く油をひいて中火で温め、うなぎを皮目を下にしてのせる
3. こんがりと焼き色がついたら裏返し、同様に焼く
4.
付属のタレをまわしかけて温める

関西風のうなぎを焼く場合は、フライパンで焼く時に表面の焦げを防ぐために、タレを一度落とすのがポイントです。

4.香ばしく仕上がる「グリル・トースターで温める方法」

グリルやトースターを使って温める場合、「関東風」はアルミホイルで包み焼きにしてふっくらと焼きましょう。「関西風」は包まずに焼き、表面を香ばしく仕上げるのがポイントです。

関東風

1. 解凍したうなぎをグリルやトースターに入る大きさに切る
2. 酒(大さじ1)を全体に振り、アルミホイルで包む
3. グリルやトースターで温まるまで5分ほど蒸し焼きにする

関西風

1. 解凍したうなぎをグリルやトースターに入る大きさに切る
2. 皮目を上にしてアルミホイルにのせ、グリルやトースターで表面がふつふつとして焼き色がつくまで焼く
3. 裏返して同様に焼く

冷凍うなぎの解凍後の賞味期限はどれくらい?

冷凍うなぎの解凍後の日持ちは、冷蔵で2〜3日です。時間とともに風味が落ちていってしまうので、すぐに食べる分だけ解凍して、なるべく当日中に食べきりましょう。

食べきれず残ってしまった時には、う巻き(卵焼き)や混ぜご飯などにアレンジするのもおすすめですよ。

スーパーで買ったうなぎは冷凍できる?長持ちさせる方法とは

疑問に感じる女性

iStock.com/metamorworks

真空パックではないタイプの市販のうなぎは、冷蔵庫で保存して数日以内に食べるのが基本です。それ以上に日持ちさせたい場合は、このあとにご紹介する方法での冷凍保存がおすすめですよ。

うなぎを冷凍保存する方法

市販のうなぎを冷凍する際は、一尾の場合は3等分程度に切ってから、1切れずつしっかりとラップで包みます。冷凍保存用の袋に入れ、空気を抜きながら袋の口を閉じて冷凍しましょう。劣化を防ぐために、うなぎが空気に触れないようにラップと冷凍保存用の袋を使うのがポイントです。

家で冷凍したうなぎの賞味期限はどれくらい?

冷凍保存した市販のうなぎの日持ちは約1ヶ月です。それ以降は風味が落ちてしまうので、1ヶ月を目安に食べ切りましょう。

上手に解凍して冷凍うなぎをおいしく食べよう!

うなぎは特別感があり、贅沢な気分が味わえる料理です。せっかく食べるなら、上手に解凍しておいしく食べたいですね。温め方によっても食感の違いが楽しめるので、この記事でご紹介した温め方を参考に、お気に入りのおいしい食べ方を見つけてくださいね。

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※商品情報や販売状況は2023年03月19日時点でのものです。
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