スイーツ&グルメ2023/4/7 更新
創業300年あまりを誇る京都の老舗「一保堂茶舗」では、さまざまなタイプの日本茶が勢ぞろい。この記事では、一保堂茶舗の歴史やこだわりに加え、数ある商品のなかから人気・定番商品をご紹介!極上のお茶でひと息つきたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
京都に本店を構える「一保堂茶舗(いっぽどうちゃほ)」は、1717年の創業から300年あまりの歴史を持つ老舗の日本茶専門店です。
一保堂茶舗では京都本店のほか東京丸の内に直営店を展開し、京都近郊で栽培された茶葉を使った各種お茶をはじめ、手軽にお茶を楽しめるティーバッグ商品や茶器などを販売。そのほか淹れたてのお茶が味わえる喫茶室も設けています。
一保堂茶舗の前身となるのは1717年に拓かれた、お茶や陶器を扱うお店「近江屋」。その後、宮家のひとつである「山階宮(やましなのみや)」から「一保堂」の屋号を賜ります。
一保堂となって数十年後に禁門の変が起こり、それをきっかけとして現在の場所に店舗を新築。明治時代には輸出問屋としてアメリカにお茶を輸出していましたが、大正時代時にはお茶の小売りに業態を転換します。
昭和から平成にかけては、人気商品「宇治清水」の開発やデパートへの出店、喫茶室のオープンなどを経て現在に至ります。
一保堂茶舗では、京都近郊を流れる宇治川や木津川水系の風土に育まれた茶葉を中心に取り扱っています。
標高が高く朝晩の寒暖差も大きい京都、奈良、滋賀の県境の山間部で育つ茶葉は、香りや旨みが強いのが特長。
このような茶葉づくりに適した風土で、手間ひまかけて育てられ摘み取られた茶葉が、一保堂茶舗の上質なお茶として私たちのもとに届けられるのです。
一保堂茶舗では贈答用におすすめの玉露や上級煎茶はもちろん、普段使いできる煎茶やほうじ茶、むぎ茶のほか、さまざまな味わいが楽しめる抹茶など、数多くのお茶がそろっています。
そのほか手軽にお茶を楽しめる各種ティーバッグ、抹茶ラテやお菓子づくりに使えるグラニュー糖入りの甘い抹茶「宇治清水」なども人気です。
お中元やお歳暮などにもぴったりのギフト商品や、急須やティーポットなどの茶器や茶道具なども豊富に取りそろえています。
特に抹茶をたてるのに必要な道具が一式セットになった「スターターキット」や、一保堂茶舗オリジナル刻印入りの茶筒はおすすめ。茶筒は銅製と錻力(ブリキ)製があり、使い込むほどに味が出て渋みのある風合いを楽しめます。
六条大麦をじっくり焙煎して作られた、香り高いむぎ茶。ノンカフェインのむぎ茶は水分補給にぴったり。暑い時期はたっぷり作って冷やしておくのもよいですね。粒タイプの麦茶で、やかんや鍋で煮出すと本格的な味わいが楽しめます。温かいむぎ茶でひと息つくのもおすすめです。
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炒ったお米を茶葉に混ぜ合わせた玄米茶は、香ばしい香りとすっきりとした渋みが特長。煎茶特有の苦み・渋みは少なめなので、とても飲みやすいお茶です。食事と一緒に楽しむほか、おやつタイムにおせんべいなどと一緒にいかがでしょうか。
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香ばしい香りとほのかな苦みが特長のほうじ茶。冷やして飲んでもおいしいので、夏の水分補給にもぴったりです。食事のときに飲んだり甘いものに合わせたり、シーンを選ばず飲めるお茶ですよ。就寝前のリラックスタイムにもどうぞ。
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すっきりとした飲みやすさはありながらも、苦みと渋さはしっかりと感じられる「若柳(わかやなぎ)」。ボリュームたっぷりの肉料理などと意外によく合います。濃いめに淹れ、冷やして飲むのもおすすめですよ。
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さっぱり爽快な渋みと後味が特徴の「雲露(うんろ)」。すっきりと目覚めたい朝や、仕事で煮詰まったときの一杯にいかがでしょうか。もちろん食事と一緒に飲んだり、3時のおやつと一緒に味わったりしても、このお茶のおいしさが楽しめます。
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煎茶らしい渋みや苦みを味わいたいなら、こちらのお茶「松の緑(まつのみどり)」を味わってみてはいかがでしょうか。さっぱりさわやかな後味なので、食中や食後に飲むなど普段使いのお茶としてもおすすめです。熱湯で手早く淹れることで、渋みが十分に引き出されます。
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しっかりとしたお茶の風味、おだやかな渋みを持つ優しい印象の「日月(にちげつ)」は、炊き立ての白いごはんにぴったりの味わい。煎茶の渋みや苦みがちょっと苦手という方には、こちらのお茶がおすすめです。熱湯で淹れるか湯冷ましで淹れるかによっても味が異なるのもこのお茶の醍醐味です。
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渋みと苦み、甘さと旨み、香りすべてがちょうどよいお茶「正池の尾(しょういけのお)」。まさに煎茶のおいしさを堪能できるお茶であるといえるでしょう。お湯の温度によっても、感じる味わいが異なるのもこのお茶の特徴。こちらのお茶は、缶の箱入りタイプもあります。
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甘みと渋みのバランスが絶妙な「芳泉(ほうせん)」は、一保堂茶舗の煎茶が初めてという方にもおすすめの品。心身をリラックスさせたいときに飲むと、上品な味わいが体にしみわたります。がんばったときのごほうびに、和菓子と一緒に味わうのもおすすめ。こちらも缶の箱入りタイプがあります。
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上質の煎茶を味わいたいなら濃厚な甘みと旨み、香りのよさが楽しめる「薫風(くんぷう)」がおすすめです。低温でじっくりと淹れる煎茶の味わいは、上品な甘さの和菓子などにぴったり。缶の箱入りタイプは贈答用などにも使えるでしょう。
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煎茶の渋みや甘みをバランスよく味わえる「正池の尾」の詰め合わせ。ふだん煎茶をよく飲むという方にはぴったりの商品です。小さい缶2本のセットなので、フレッシュな煎茶を味わえるのもうれしいポイント。お茶好きの方への贈り物にもおすすめです。
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風味のバランスがよい煎茶「正池の尾」と一保堂茶舗の人気商品「極上ほうじ茶」の詰め合わせ。風味豊かで飲みやすい煎茶と、普段使いしやすいほうじ茶のセットは、好みにかかわらず贈れるお茶ギフトであるといえるでしょう。
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玉露、煎茶、ほうじ茶を手軽に飲めるティーバッグのセットは手土産にぴったり。パッケージ・包装には英語も表記されているので、海外の方へのちょっとしたお土産にも喜ばれるでしょう。気分によって3種類から選べるので、普段使いにもおすすめのセットです。
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玉露のなかでも甘みと苦みのバランスがよくさっぱりと飲みやすい「萬徳(まんとく)」と、優しい味わいの煎茶「日月」の詰め合わせ。どちらも食事に合わせやすい味わいなので、普段使いにもおすすめです。お茶をたくさん飲まれる方への贈り物にもどうぞ。
なお玉露と煎茶の詰め合わせは、ほかにも「玉露鶴齢・煎茶芳泉」「玉露鶴齢・煎茶薫風」「玉露麟鳳・煎茶薫風」などのライアンアップがあります。
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一保堂茶舗の直営店は、京都市中京区寺町通にある「京都本店」と「東京丸の内店」の2店舗。
京都本店は歴史を感じさせる風情漂う建物と「茶 一保堂」と書かれた大きな4枚ののれんが特徴的です。一方、東京丸の内店は本店同様大きなのれんが目印ではあるものの、どこかスタイリッシュな雰囲気を感じさせる店舗。
このほか、全国の百貨店などで売り場を設けています。商品を含めお店の雰囲気を感じてみたい方は、一保堂茶舗の店舗へ出向いてみましょう。
京都本店、東京丸の内店には「喫茶室 嘉木(かぼく)」が併設されています。日本茶は、銘柄や淹れ方によって味わいが異なるもの。お菓子と一緒に淹れたてのお茶で、ほっとひと息ついてみてはいかがでしょうか。
また2つの店舗では、お茶の淹れ方やお茶にまつわるさまざまな役立つ知識を身につけられる教室も定期的に開催しています。教室の種類もいくつか用意されているので、気になるコースを選んで参加してみてくださいね。
京都に本店を構える日本茶専門店・一保堂茶舗。300年あまりの長い歴史を持つ一保堂茶舗は、おいしい日本茶を届けてくれるだけではなく、淹れ方や楽しみ方なども教えてくれます。一保堂茶舗のお茶をまだ味わったことがない方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
※商品情報や販売状況は2023年04月07日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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