和菓子担当のなかのです。小学校の給食で出た1年に1度の粽(ちまき)...初めて食べた時の美味しさから毎年、ちまきの大ファンですが、なぜこどもの日に柏餅やちまきを食べるのか由来や歴史を知らない...と思い、調べてみました。

柏餅を食べる理由

柏餅は、江戸時代より江戸を中心に広まったとされます。柏の木は新芽が出るまで古い葉が落ちないため、子孫繫栄の意味があるといい、武家社会の江戸では、端午の節句に柏餅を食べることが定着しました。浮世絵にも柏餅を作る情景を描いたものがあるようにかつては家で作り隣近所に配ることも多かったそうです。
参考資料:事典 和菓子の世界 増補改訂版より

ちまきの由来

柏餅とともに、こどもの日の行事菓子のちまき。餅や葛生地などを笹の葉でくるみ、藺草(いぐさ)でしばり、蒸したもの。
ルーツは中華料理のちまき同様、中国で、中国には旧暦の5月5日にちまきを食べる風習があります。日本では笹の葉で巻く甘い菓子としてのちまきが広まったのは江戸時代と言われています。形は多様で、俵型、円錐型、三角型などがあります。京都では一年中ちまきを販売している店があったり、鹿児島県などは、あく巻(灰汁につけたもち米を竹皮で包み、さらに灰汁で煮たもので中身は飴色)という独自のちまきが存在します。
参考資料:事典 和菓子の世界 増補改訂版より

2023年 阪急うめだ本店受取「柏餅」「ちまき」事前注文商品のラインナップは...

和菓子の日持ちしない商品...当日並んで完売したらどうしよう...などの不安を解消!
2023年度の阪急うめだ本店受取の商品の中でなかのが今年食べてみたいなと思った商品をピックアップしました。

【仙太郎】柏餅6個入

1,426円
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「仙太郎」の3種6個入の内容は定番のこしあんと、よもぎの生地の粒あんと、みそあんの3種の味が楽しめるので、食べ比べをしてみてはいかがでしょうか。

【叶 匠壽庵】柏餅2入

497円
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端午の節句、こどもの日用の可愛らしいパッケージの中には白のこしあん、緑(よもぎ生地)の粒あんが入っています。
2入という食べやすい量、ちょっとしたプレゼントにいかがでしょうか。

【鶴屋吉信】小倉粽3本束

1,404円
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ちまきの中に小倉が入っています。もちもち食感の中につぶあんの食感をお楽しみください。

阪急うめだ本店受取 全商品

5月に食べる「柏餅」と「ちまき」

今まで何気なく5月に美味しく食べていた「柏餅」と「ちまき」...
由来などを今年は少し学べた分楽しく食べます。
今後も和菓子の背景などを紹介していきたいと思います。

※商品情報や販売状況は2023年04月18日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。