阪急うめだ本店地階１階ツリーテラス企画担当の友金です。
これから色んな食のおいしい話をアップしていきます。よろしくお願いいたします。
今回は中国茶、台湾茶のおはなしです。

お茶の始まりは中国といわれており、紀元前2700年頃からお茶が飲まれていたといわれています。
中国茶、台湾茶は、種類も多く、個性豊かで、何煎もいれて楽しんだり、茶葉に合わせて茶器を選んだり、
味わいも楽しみ方も多様な魅力が詰まっています。今回はそんな中国茶・台湾茶の魅力を少しご紹介します。

日本茶と何が違う？

実は日本茶、紅茶、中国茶、台湾茶など種類が色々ありますが、すべてツバキ科のチャノキの葉・茎から作られています。
大きな違いは、酸化の止め方。日本茶のほとんどは茶葉を蒸すことで酸化を抑えますが、
中国茶、台湾茶では茶葉を炒ることで酸化を抑えています。

※ハーブティーやフルーツティーなどチャノキの葉・茎ではないお茶のことは"茶外茶"と呼ばれています。

中国茶・台湾茶の種類は大きく分けて6種類

・緑茶（不発酵茶）
生産量・消費ともにもっとも多いお茶です。日本の緑茶とは、加熱の仕方が異なり、日本茶は蒸すが、
中国茶・台湾茶は釜炒りするのが主流。
◆相性の良い料理：海鮮料理、スイーツなど

・白茶（弱発酵茶）
発酵度が非常に浅い段階で自然乾燥させたお茶。渋みが少なく、やわらかくて芳醇な香りと甘みが特徴。
◆相性の良い料理：海鮮料理・豆腐料理など

・黄茶（弱後発酵茶）
荒茶製造工程中に軽度の発酵を行ったお茶です。緑茶と黒茶の中間だが味わいは緑茶に近い。
◆相性の良い料理：海鮮料理・豆腐料理など

・青茶（半発酵茶）
完成した茶葉に微生物を植え付け、発酵させたお茶です。華やかな香りと甘い余韻が特徴。
◆相性の良い料理：肉料理、小麦料理など

・紅茶（発酵茶）
イギリスの紅茶文化を受け、独自に発展したお茶です。緑茶に次いで2番目に多い生産量を誇ります。
◆相性の良い料理：スイーツ全般

・黒茶（後発酵茶）
完成した茶葉に微生物を植え付け、発酵させたお茶。口当たりがまろやかで、熟成された独特の風味が特徴。
◆相性の良い料理：味の濃い料理、肉料理など

中国茶・台湾茶は難しい？

中国茶、台湾茶は、種類も多く、本格的な道具を揃えたり、入れ方が難しそうというイメージがある方も多いのではないでしょうか。
茶道具を揃え、淹れ方も、茶器を温めて茶葉とお湯入れて、急須の外からもお湯をかけて、お茶を茶海に移してから、飲杯に入れて。
というイメージがありますが、紅茶や日本茶、コーヒーのように、最近ではティーバッグでも販売されていたり、難しく考えがちですが、もっと気軽に楽しめるものなんです。
その中で、中国茶、台湾茶をおいしく飲むためのポイントを一つ。もちろん何も考えずに淹れて飲むのもおいしいですが、
さきほどご紹介した、発酵度で違う種類について、発酵していない茶葉は低温で、発酵している茶葉は高温で淹れると、香りとともに、おいしく飲めるといわれています。

もっと気軽に中国茶・台湾茶を楽しんで

種類によってさまざまな味や香りの表情を変える中国茶・台湾茶。難しく考えず、リラックスタイムやふとした時に、手軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。その奥深い魅力と美味しさに虜になるはずです。

中国茶・台湾茶イベントが阪急うめだ本店地階1階ツリーテラスで

そんな魅力あふれる中国茶・台湾茶のイベント期間限定で開催。

イベント名：奥深き"中国茶・台湾茶"
場所：阪急うめだ本店地階1階　ツリーテラス
期間：2023年5月15日（月）～2023年5月23日（火）

個性豊かで、味わいも楽しみ方も多様な中国茶・台湾茶の魅力はもちろん、ついつい手に取りたくなるような茶器をご紹介。
【出展ブランド】
福岡「チャイナカフェ」
台湾「ゼニーク」
兵庫「天仁茗茶(てんじんめいちゃ)」

中国茶・台湾茶だけでなく、世界のお茶が一堂に集まるワールドティーフェスティバルも開催

年に一度のお茶の祭典ワールドティーフェスティバルも会場とオンラインにて開催。

■会場情報
2023年5月17日（水）～2023年5月22日（月）
阪急うめだ本店9階
祝祭広場・阪急うめだギャラリー・アートステージ
の3会場で。（※催し最終日は午後6時閉場）

■オンライン情報
2023年5月9日（火）午後6時～2023年5月22日（月）
ヨーロッパの紅茶をはじめ、中国茶、台湾茶、日本茶、茶外茶やなど世界各国のお茶が登場。オンライン限定のお茶も。

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※商品情報や販売状況は2023年05月01日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。