野菜を美味しく食べるために欠かせないドレッシング。いろいろな種類があって、どれを選ぶか迷ってしまうことも少なくありません。この記事では、ドレッシングの種類やそれぞれの特徴について解説します。おすすめのドレッシングもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

「ドレッシング」と「ドレッシング類」の違い

野菜の背景に瓶入りのドレッシング3種

iStock.com/VeselovaElena

私たちがサラダなどに使用している、いわゆる「ドレッシング」は3つのタイプに分類されます。これら3つをまとめて「ドレッシング類」と呼びます。

【ドレッシング類の種類】

・ドレッシング
・ドレッシングタイプ調味料
・サラダ用調味料

「ドレッシング」とは、植物油と酢、もしくは、植物油とかんきつ果汁を主な原料とし、スパイスなどを混ぜ合わせたものです。

ドレッシングは、油の状態によって以下のように分類されます。

・半固形状ドレッシング=粘度の高いもの(マヨネーズなど)
・乳化液状ドレッシング=油と水分が混じり合ったもの
・分離液状ドレッシング=油と水が分離したもの

ドレッシングタイプ調味料」は、植物油を使用していないドレッシングを指します。

「サラダ用調味料」は、植物油ではなくマーガリンやショートニングなどの加工油脂を使用したドレッシングが該当します。

【味別】代表的な市販のドレッシングの種類一覧

ドレッシングの種類1「和風ドレッシング」

和風ドレッシングとは、主に醤油をベースとしわさびやしょうが、梅、ごま、青しそ、ゆずなど日本ならではの食材や調味料を使用したドレッシングを指します。

日本人になじみ深い味わいであることから人気が高く、洋風ドレッシングに比べてさっぱりとした口当たりが特徴のドレッシングです。

ドレッシングの種類2「洋風ドレッシング」

洋風ドレッシングは、オリーブオイルやワインビネガーを使った「イタリアンドレッシング」や、同じく酢と油を基本として作られる「フレンチドレッシング」などがあります。

和風ドレッシングと比べると酸味が強く、味が濃厚な傾向があり、肉や魚料理の味付けにもぴったり。

また、基本の洋風ドレッシングにチーズやニンニクを加えたシーザードレッシングなども人気があります。

ドレッシングの種類3「中華風ドレッシング」

中華風ドレッシングはしょうゆや酢、砂糖、ごま油などを基本の調味料として作られるドレッシングです。

ごま油のほか、すりごまやいりごまを使い香りを増したり豆板醤やラー油で辛みを加えたり、にんにくや生姜などで風味づけしたりしているものもあります。

中華風ドレッシングも、サラダだけではなく炒め物や和物などさまざまな料理の調味料として応用できます。

ドレッシングの種類4「ごまドレッシング」

すりごまや練りごまなどをたっぷりと使用したごまドレッシングは、豚しゃぶやそうめんのつゆなどにも使える優れもの。

クリーミータイプや焙煎タイプ、酸味のあるもの、甘みの強いものなどさまざまなテイストのものが販売されているので、好みのものを見つけてみましょう。

野菜をおいしくするドレッシングの選び方

木製の器に盛られた野菜やかぼちゃのサラダにガラスの器入りのドレッシングをかける

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野菜をよりおいしく食べるためのドレッシング選びのポイントは、野菜の種類に合わせること。例えばレタスやキャベツなどはさっぱりとしたドレッシングが、温野菜や根菜類などのサラダにはマヨネーズやごまドレッシングなどがぴったり。

また野菜のみのサラダなのか、卵や肉などが入ったボリュームのあるサラダなのかによってドレッシングを変えてみるのもおすすめです。

阪急百貨店で人気のドレッシング3選をご紹介

1. 「グリルキャピタル東洋亭」トマト専用のドレッシング

瓶に入った東洋亭のトマト専用のドレッシング1本
610円

京都の老舗洋食店「グリルキャピタル東洋亭」の味を、家庭でも味わえるドレッシングです。トマトの甘さが引き立つ専用のドレッシングは、ひと口食べればやみつきに!トマト専用とはいえ、いろいろな食材に合わせてもおいしく食べられます。

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2. 「なだ万厨房」ドレッシングセット(3本)

ふたの開いた状態の箱入りなだ万のドレッシング3本セット
1,836円

わさびクリーミードレッシング、たまねぎ醤油ドレッシング、梅かつおノンオイルドレッシングの3種類のドレッシングが詰め合わせになっています。サラダのドレッシングとしてはもちろん、料理の味付けなどにも大活躍しそうなラインアップですね。

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3. 「クロズファーム」黒酢ドリンク・ドレッシングおすすめ2本セット

箱のふたが開いた状態の黒酢ドリンクとドレッシングの2本セット
2,592円

鹿児島県の伝統的な「壺造り製法」を用いて黒酢を作り続ける坂本醸造。そんな坂本醸造の黒酢を使った、ドリンクとドレッシングの詰め合わせです。どちらも黒酢の魅力がたっぷり。ギフトにもおすすめの品です。

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ドレッシングは万能!種類ごとに使い分けてみよう

原材料や含まれる油の乳化状態により、いくつかの種類に分類されるドレッシング。そのなかでも和風や洋風、中華風などさまざまなテイストのドレッシングが市販されています。サラダはもちろん、いろいろな料理に活用できる万能調味料ドレッシングで、料理のレパートリーを増やしてみてはいかがでしょうか。

※商品情報や販売状況は2023年06月22日時点でのものです。
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