肌寒くなる秋から冬にかけて、旬のりんご。なんと世界では、15000ほどの品種があるとされています。日本では、青森県が有名な産地のひとつ。およそ50品種以上が栽培されています。

この記事では、りんごがおいしく食べられる時期や産地・品種、収穫時期・選び方のポイントなどを解説します。

りんごのおいしい時期はいつ?

まな板の上でカットされたりんご

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スーパーでは1年中販売しているりんごですが、基本的に旬の時期は冬。品種や産地によっても、収穫時期は変化します。

りんごは極早生種・早生種・中生種・晩生種という分類ができ、早いものでは8月など夏に旬を迎えるものも。10月以降に旬を迎える晩生種ほど、おいしく食べられる時期が長いとされています。

産地や気候によっても「旬の時期」は前後するため、どの土地で栽培されているのかチェックしておくと良いでしょう!

りんごの産地・品種

木になっているりんご

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りんごの産地は、日本では北海道・青森県・長野県・山梨県・茨城県などがあります。国内シェア率は、青森県が第1位でおよそ60%。

品種は、ふじ・王林(おうりん)・シナノスイート・ジョナゴールド・紅玉など、国内で2000種類ほど栽培されています。

「ふじ」は、日本でもっとも多く栽培されているりんごの品種。独特のシャリっとした食感と、瑞々しい果汁を楽しめます。「王林」は、日本で3番目に多く栽培されている品種です。甘味が強く、黄緑色の果皮が特徴です。

【品種別】りんごのおいしい時期

りんごは品種によっても、おいしく食べられる時期が異なります。

国内シェア率No1の「ふじ」は、10月末〜11月中旬頃が収穫時期。晩生種で長期間にわたり、おいしく食べられます!

2番目に多く栽培されている「つがる」は、9月上旬〜中旬に収穫時期を迎える早生種。

ほかにも3番目の「王林」は10月末〜11月上旬の晩生種、4番目の「ジョナゴールド」は10月中旬の中生種です。

3つのりんご

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それ以外の品種の食べごろも下記にまとめましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

8月上旬~中旬:夏緑

8月中旬~下旬:恋空・祝

8月末~9月上旬:未希ライフ・きおう

9月上旬~中旬:つがる・さんさ

9月下旬:彩香

9月末~10月上旬:早生ふじ

10月上旬:トキ・千秋

10月中旬:紅玉・世界一

10月中旬~下旬:千雪・陸奥・シナノスイート

10月下旬:星の金貨

11月中旬:金星・あいかの香り

甘くて瑞々しいりんごの選び方!4つのポイント

スーパーでりんごを選ぶ人の手元

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皮のハリとツヤがある

果皮にハリや色つやがあるりんごは、味も濃いのが特徴です。手に取った時にずっしりと重さを感じるものであれば、実がぎゅっと詰まっていますよ!

指で弾いたときに、良い音がするかどうかも見極めポイントです。

芯が太いものは、実が赤く染まりやすい

芯が太いりんごは、栄養分がたっぷり行きわたっていることから、おいしいものが多いとされています。芯の周辺が、しっかりくぼんでいるかどうかもポイント。実が赤く染まっているものであれば、なお良いでしょう!

左右対称のりんごは外れなし

全体の形が丸みを帯びており「左右対称」なりんごもおいしいものが多いです。バランス型のりんごは、味の偏りが少ないのが特徴。どこを食べても、同じうま味を感じられるためおいしさを感じやすいでしょう。

お尻が黄色やオレンジ色のものは「蜜入り」の可能性も

お尻に丸みがあり「黄色・オレンジ色」に染まっているものは、蜜入りのものも!なかでも「こうとく」や「サンふじ」といった品種は、蜜入りりんごができやすいため、探してみるのがおすすめです。

収穫時期や旬から、おいしいりんごを見つけよう

産地や品種、収穫時期によっても味が変化するりんご。さまざまな種類のものを食べ比べてみるのも良いかもしれません。旬の時期なら、さらにおいしく食べられますよ。みなさんのお気に入りが見つかりますように。

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