シャンパンには一体どのような種類があるのか、おいしいシャンパンを選ぶには何に注目したらいいのか、疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?この記事では、シャンパンのおすすめ8選をはじめ、人気銘柄や選び方のポイントなどを解説します。シャンパンをじっくり味わいたい方は必見ですよ!

おいしいシャンパンの選び方

シャンパンが並ぶ

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シャンパンは、種類が多く、生産者もたくさんいるので、選ぶのがむずかしいお酒です。以下では、シャンパンの選び方のポイントを「味わい」「色合い」「グレード」「シチュエーション」に分けてご紹介していきます。選び方がわかると、シャンパンを飲むときも、プレゼントするときも、もっと楽しくなりますよ。

味わいで選ぶ

シャンパンは、ラベルに味わい表記がされています。シャンパン以外でも、スパークリングワインは多くのものが糖分添加をし、味わいを調整しているんですよ。以下で、甘口や辛口などを見分けてみましょう。

一番甘口である「ドゥー」→「ドゥミ・セック」→「セック」→「エクストラ・ドライ」→「ブリュット」→「エクストラ・ブリュット」→残糖3g以下または、まったく糖分を添加していないもの「ブリュット・ナチュール」、「パ・ドゼ」、「ドサージュ・ゼロ」という順になります。

いろいろな表記がありますが、多く表示されているのは甘口「ドゥー」、やや甘口「ドゥミ・セック」、辛口「ブリュット」、極辛口「ブリュット・ナチュール」、「ドサージュ・ゼロ」です。食事に合わせやすく、生産量も多くプレゼントしやすいのは、辛口の「ブリュット」がですよ。

色で選ぶ

シャンパンには、白とロゼの2種類のタイプがあります。白タイプでも、黒ブドウと白ブドウをブレンドして醸造しているものが一般的です。また、白ブドウであるシャルドネを100%使用しているものは、「ブラン・ド・ブラン」と呼ばれ、黒ブドウのみで造られる白のシャンパンは「ブラン・ド・ノワール」と呼ばれます。

ロゼタイプも白タイプも、黒ブドウの使用率が高いほうがコクがあり、濃厚なシャンパンになります。白ブドウの比率が高いほど、キリッとした味わいになりますよ。

グレードで選ぶ

シャンパンを選ぶときは、グレードを意識するのも大切です。シャンパンのグレードは主に3つあり、初心者が飲みやすい「ノン・ヴィンテージ」や生産年が同じぶどう品種を使う「ヴィンテージ」、ワインセラーをお持ちの方におすすめの「プレステージ・キュヴェ」に分けられます。

なかでもノン・ヴィンテージは、3種類のうちもっともリーズナブルな価格が特徴。メーカーの手腕がダイレクトに伝わるため、愛好家も多くいます。

シチュエーションで選ぶ

シャンパンは、きめ細かな泡があることもあり、お祝いごと記念日などにピッタリのお酒です。また、価格帯も高級なものが多いので、思い出にも残りやすいですよ。

成人のお祝い、結婚祝い、誕生日、退職祝いなど、さまざまなシチュエーションで活躍すること間違いなしです。ぜひ、お祝いの席にシャンパンを選んでみましょう。

【お手頃】おすすめシャンパン・スパークリングワイン6選

以下では、1万円以下のシャンパンをご紹介していきます。味わいや、合わせる料理などを考えて選んでみてくださいね。

1.「ルイ・ド・グルネル」ヴィンサン エドワール プワリエ ドミセック ルージュ ヴァンムース

赤いボトルに入った「 ルイ・ド・グルネル」のヴィンサン エドワール プワリエ ドミセック ルージュ ヴァンムース
3,520円

なめらかな舌触りが上品な赤のスパークリングワインは、ゆったりと過ごしたいときにおすすめ。ブルーベリーやスミレのような軽やかなやわらかさを感じられるぶどう品種、カベルネ・フランを使用しています。力強く深みがありつつも、後味はさわやか。やや甘口で、自然なうま味を楽しめます。

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2.「シャンドン」シャンドン ブリュット

ゴールドのラベルがついた「シャンドン」のシャンドン ブリュット
3,630円

シャルドネとピノ・ノワールを使った、フレッシュでさわやかな風味の一本。フルーティーな果実味と、キレのある辛口テイストの余韻がクセになります。ジャスミンやレモン、白ネクターのような、スパイシーながらもみずみずしいニュアンスが感じられるのが特徴です。ミディアムボディで飲み応え抜群ですよ!

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3.「シャンドン」シャンドン ロゼ

ピンクのラベルがついた「シャンドン」のシャンドン ロゼ
4,180円

正統派スパークリングロゼワインを楽しみたい方に、いち押しのアイテム。赤いベリー系の果実味をベースに、複雑で芳醇な風味に仕上げられています。桃や洋ナシ、いちご、バニラ、アイスクリームのような、やわらかくてクリーミーな味わいがポイント。柑橘類のようなさっぱりとした酸味が、アクセントとして効いています。

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4. 「ジャン・ヴァランタン」ブリュット・トラディション・プルミエクリュ

ジャン ヴァレンティン ブリュット トラディション プルミエクリュ
8,250円

「ジャン・ヴァランタン」は、家族経営の小規模生産のメゾンです。「ブリュット・トラディション・プルミエクリュ」は、ピノ・ムニエが52%、ピノ・ノワールが30%と、黒ブドウの比率が多くリッチで濃厚な味わいですよ。あと味に、シャルドネのすっきりとした酸味が口当りをさらによくし、とてもおいしい一本です。

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5. 「ジャン・ヴァランタン」ブリュット・ロゼ・プルミエクリュ

ジャン ヴァレンティン ブリュット ロゼプルミエクリュ
9,075円

色合いから見てもかわいらしいロゼ・シャンパン。チャーミングでフルーティー、赤い果実味を楽しめる華やかな味わいです。軽やかな口当たりなので、ランチタイムにもぴったりなロゼ・シャンパンですよ。

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6.「グランポレール」 余市ピノ・ノワール ブラン・ド・ノワール<トラディショナル・メゾッド>2020

グリーンのボトルに入った「グランポレール」の余市ピノ・ノワール ブラン・ド・ノワール<トラディショナル・メゾッド>2020
9,570円

いちごやブラックベリーのような華やかな果実味を楽しめる、ピノ・ノワール種を使ったひと品です。フレッシュで力強い酸味が、味わいの輪郭をはっきりさせているのがポイント。りんごや洋ナシのようなまろやかな風味と、アーモンドやナッツのような香ばしさが掛け合わさり、贅沢な味わいが楽しめます。辛口テイストで、すっきり飲めますよ♪

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【高級】おすすめシャンパン・スパークリングワイン2選

以下では、1万円以上のシャンパンをご紹介していきます。シャンパンは、グレードが上がるほど、ブドウの品質や熟成期間などが長くなり高級なものになりますよ。また、希少性の高い造り手や、人気のある商品は価格が上がる場合が多いです。値段だけでなく、なぜ高級なのかを見極めて飲むとまた一層おいしく感じられます。

7. 「ラルノーディ・イロー」プルミエ・クリュ・ブラン・ド・ノワール

ラルノーディ イロー ブラン ド ノワール
10,450円

「ラルノーディ・イロー」は、自然環境に重視したブドウ栽培をしている造り手です。こちらの商品は、黒ブドウであるピノ・ノワールを100%使用した白のシャンパン。白桃やイチジクなどの果実味と、焼き立てのパンのような甘香ばしい風味が感じられる一本です。濃厚な味わいのなかに、あと味がスッキリとした酸味も楽しめるおいしいシャンパンですよ。

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8. 「ボネ・ジルメール」グランクリュ・ブラン・ド・ブラン

ボネ・ジルメール・ミレジム グランクリュ ブランドブラン
16,500円

「ボネ・ジルメール」は、4代に渡って上質なシャンパンを造りあげている生産者です。減農薬農法でブドウ栽培をしているので、ブドウ本来の味わいや土壌の特徴をしっかり感じられます。こちらの商品は、白ブドウであるシャルドネ100%で造られているので、柑橘系の爽やかな風味と、熟成年数を感じられる芳醇な味わいがとてもおいしい一本です。熟成したシャンパンを楽しみたい方におすすめです。

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シャンパンは、飲み比べると面白い!

シャンパンは、ブドウ品種や生産地域、造り手などによって味わいの違いが楽しめます。お気に入りの造り手や商品を見つけるためにも、上記でご紹介したような選び方を考えながら、探してみると面白いですよ。

また、シャンパンとスパークリングワインの違いについて知っていると、ギフトで選びやすくなります。価格帯だけではなく、味わいや好みでシャンパンを選んでみましょう。

※商品情報や販売状況は2024年07月06日時点でのものです。
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