美十」は、京みやげに最適な各種スイーツを製造している、京都の銘菓店です。本社工場に併設されている"おたべ本館"では、工場見学や手作り体験、スイーツの購入など複合施設として多彩な楽しみ方を提供しています。この記事では、美十の概要と魅力を紹介します。

おたべ(八つ橋)で有名な京都の「美十」とは

漆器にのせられた生八つ橋

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京都の「美十」は、1938年に純喫茶として発祥しました。戦後、京都河原町にて菓子小売店を開業し、八つ橋の販売をスタート。特に、つぶあん入り生八つ橋「おたべ」は大ヒットし、現在でも主力商品です。

順調に業務を拡大し、1985年には東京工場を建設。その後、羽田空港内でも商品を販売するようになりました。近年では、素材にこだわったバームクーヘン「京ばあむ」も発売。おたべとともに京都みやげのひとつとして、美十のおいしい和菓子が広く愛されています。

2023年秋には、京都最大級のお菓子ミュージアムの開館を控えている美十。京都菓子の魅力をより多くの人々に届けていくことでしょう。

株式会社美十の概要

京都の純喫茶からその歴史が始まった美十。2015年に会社設立50周年を迎え、社名を「おたべ」から「株式会社美十(びじゅう)」に変更しました。本社工場に併設されたおたべ本館では、工場見学やおたべの手作り体験ができます。

館内ではおたべや京ばあむのほか、ケーキ、カップスイーツ、スフレなど多彩な商品が購入可能です。館内で購入したお菓子を無料ドリンクとともに楽しめる休憩スペースも備えており、小休憩やおみやげ選びに最適です。

美十の看板商品「京ばあむ」と「おたべ」について

「京ばあむ」と「おたべ」は、京都みやげの人気定番商品で、どちらも厳選された素材を使用しています。おたべの小豆は契約農家から仕入れており、生地の原料である米や水も同様にこだわりを持って選ばれています。

京ばあむは職人の手で丹精込めて焼き上げられ、パッケージにはその職人の名前が記載されています。どちらも、美十の品質とこだわりを味わえる逸品です。

京都最大級のお菓子ミュージアム「アトリエ京ばあむ」が2023年11月にオープン

いろいろな種類の和菓子のイラスト

iStock.com/tunaco

前述した通り、2023年11月に京都最大級のお菓子ミュージアム「アトリエ京ばあむ」がオープンします。ここでは工場見学やバームクーヘン作り体験ができるほか、京ばあむや店舗限定スイーツを販売。カフェレストランも併設されていますよ。

お菓子好き・甘いもの好きの人にとって、スイーツをあらゆる角度から楽しめる魅力的な複合施設となるでしょう。

「京ばあむ」は通販でも購入できます

1,296円

「京ばあむ」は、店舗だけでなくオンラインでも購入できます。京都の宇治抹茶と京都産豆乳を使用し、丁寧に焼き上げられたしっとりふわふわのバームクーヘンは、そのおいしさがあとを引きます。

ただし賞味期限は製造日から常温で9日と短いため、注意が必要です。

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京都の銘菓店美十では多彩にスイーツを楽しめる

京都の銘菓店美十では厳選された素材で作られたスイーツを数多く製造しています。工場見学や手作り体験など、食の楽しみをあらゆる角度から楽しめるのも魅力のひとつ。丁寧に作られたスイーツは自分へのご褒美にもおすすめ。オンラインストアでも購入できるので、ぜひ利用してみてくださいね。

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※商品情報や販売状況は2023年09月05日時点でのものです。
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