提供:一般社団法人 離島振興地方創生協会

多様な自然環境に恵まれ、島民も胸を張るおいしい食べ物が豊富な長崎県・五島列島。

飛行機や高速船で九州各地からアクセス可能で、全国的な知名度上昇とともに観光地としての人気が高まりつつあります。この記事では五島列島の魅力をお伝えします。
阪急うめだ本店では、11月6日(水)~12日(火)の期間、地下1階のツリーテラスで「長崎・五島 うまかもんフェア」を開催いたします。
※一部、長崎県以外の県(地域)で生産、または原材料を使用した商品もございます。

ぜひこの機会に、五島列島のおいしい魅力を味わってみてくださいね!

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多くの人を魅了する自然と歴史の島「五島列島」

高浜海水浴場
五島列島の高浜海水浴場。水平線までコバルトブルーの大海原が広がり、浅瀬は透明度の高いエメラルドグリーン色がとても美しいことで有名です。

長崎県の西に浮かぶ、大小約150の島々からなる五島列島は、コバルトブルーの海と「日本一美しい」との呼び声が高い白い砂浜をはじめとした、多くの自然に囲まれた島々です。

江戸幕府によってキリスト教が禁じられていた時代に、その信仰を守ろうとした人々が移り住んだ場所でもあり、今も列島のあちこちに美しい教会が点在しています。世界遺産にも登録された史跡を訪ね歩きながら他にはない歴史や文化を体感したり、マリンスポーツなどのアクティビティを楽しんだりできることから旅行先として人気が高まっていますが、近年はテレビドラマやアニメの舞台になった事もあり移住する人も増えています。

五島列島で獲れたクエ
五島列島で獲れたクエ。大きなものは100kgにもなる巨大魚であり、美しい白身で上質な味わいを楽しめる幻の魚と言われています。

五島列島が人気の理由は自然と歴史にとどまらず、美食の宝庫であることも大きな特長です。周囲を囲む美しい海から獲れる新鮮なクエやハガツオ、キビナゴ。その他アジやエソなどの魚を加工した滋味豊かな干物や練り物。五島の温暖な環境で育まれた、やわらかい肉質と口の中に広がる旨みが特徴の五島牛。1000年以上の歴史を持つ五島うどんや、糖度が極めて高いさつまいも「七福芋」、ミニトマト「五島ルビー」などの独自の農産物。五島が誇るおいしいものは枚挙にいとまがありません。

椿の花
古来より、椿の群生地として名高い長崎県五島列島は、今も島全域に椿林が広がっています。

また、五島列島を語る上で欠かせないのが椿です。自生する椿の本数は全国一と言われ、椿の実を使った商品作りも盛んです。最近では、椿油を作る際に出る実の搾りかすを肥料にした「椿やさい」が栽培されており、環境にやさしいだけでなく、野菜そのものの風味や甘さを味わえると高い評価を受けています。

ここからは五島のおいしい魅力をご紹介します!

日本三大うどんのひとつ。つるっとした喉越しの「五島うどん」

五島うどんの製造風景
五島うどんの製造風景。延ばした麺はくっつかないように1本1本分けて乾燥させます。

最初に紹介するのは「五島うどん」です。棒状の生地を2本の箸にかけ、引き延ばしては束ねる作業を繰り返して紐状の細い麺にしていき、しっかりと熟成を重ねたあとに乾燥をさせるという作り方をしています。細麺ながらも強いコシがあって、お鍋などに入れてものびにくいのが特徴です。つるっとした喉越しの秘密は、表面に塗った椿油。実は、讃岐うどん稲庭うどんと並んで「日本三大うどん」の1つとも呼ばれています。

五島列島の郷土料理「地獄炊き」
「中本製麺」
五島列島の郷土料理「地獄炊き」。各家庭によって食べ方にも個性が出る。

家庭でもよく食べられている郷土料理に「地獄炊き」があります。これは、茹で上げたうどんの鍋を囲み、グツグツと煮えたぎる鍋からすくって好みのタレにつけて食べる料理。おすすめは、生卵に焼きあご(飛魚)のだしを入れて溶いたものにつける食べ方です。
ぜひお試しください。

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島民に愛され続ける銘菓「かんころ餅」「治安孝行(ちゃんここ)

いもほしの様子
かんころ餅の材料となるかんころを作る工程。茹で上げた芋は海風で天日干しします。

五島列島には古くから伝わる銘菓が2つあります。ひとつは「かんころ餅」。五島地方ではさつま芋を鍋で茹でて、薄く切って天日干ししたものを「かんころ」と呼びます。この「かんころ」をお餅に混ぜて作るのが「かんころ餅」です。

かんころ餅
「真鳥餅店」かんころ餅4本セット
もち米が高価だった昔に、かんころを混ぜて作ると量が増えてみんなで沢山食べられるからと先人の知恵で作られたことが始まり。五島地方の冬期の保存食として今も各家庭で作られます。変わらない手法で親から子へ引き継がれ、郷土菓子になりました。

やさしい甘さともっちりとした食感が特徴で、胡麻やよもぎを練り込んだものなどバリエーションも豊富。原料のさつまいもは、ねっとりとした食感と甘さに秀でた五島の芋を使うことが多いひと品。

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治安孝行
「御菓子司 はたなか」
五島列島福江島に伝わる念仏踊りチャンココ〔長崎県無形民族文化財〕にちなんだお菓子。上品な甘さの粒あんを包むもちもちの求肥に、たっぷりのきな粉をまぶしています。

もうひとつは「ちゃんここ」。面白い響きの名前は、五島を中心に伝わる古い念仏踊り「チャンココ」から来ています。水飴で練り上げた餅(求肥)を粒あんで包み、特製の蜜にくぐらせたきな粉をたくさんまぶしたお菓子で、一度食べた方は必ずリピートされるほど人気です!

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素材の良さを引き出すため妥協しない製法で作る「GOTOGIN

GOTOGIN
GOTOGIN(ゴトジン) 6,050円
五島の椿をキーボタニカルにして調和させた、島の風景のアロマが香るクラフトジン。

最後にご紹介するのが、五島つばき蒸留所で作られている「GOTOGIN(ごとじん)」。五島に自生する椿の種をキーボタニカルに、17種類の素材をそれぞれの特徴に合わせてひとつずつ蒸留させてからブレンドしたクラフトジンです。たとえばジュニパーベリーは小さな実を1粒ずつ一文字割りにするなど、手間ひまかけて素材の個性を引き出し、やわらかな口当たりと凝縮感のある優しい香りのお酒に。

GOTOGINを製造している三人
GOTOGINを作っている、大手酒類メーカーにて20年以上商品開発・マーケティングに従事してきた3名。

この「GOTOGIN」を作られている方々も移住者で、もとは東京の大手酒類メーカーに勤められていました。物語のあるお酒を作りたい、と選ばれたのが半泊(はんとまり)という集落。人もあまり住んでいないような場所なのですが、小さな入江に面した静かなところで工房の横には古い教会があり、五島つばき蒸留所が目指す「風景のアロマ」というテーマにぴったりだったようです。


長崎・五島 うまかもんフェア イベント情報

期間:2024年11月6日(水)~2024年11月12日(火)
場所:阪急うめだ本店 地下1階「ツリーテラス」

〈出店ブランド〉
・中本製麺 
椿うどん、ばらめん など
・真鳥餅店
かんころ餅 など
・しまおう
あじの活揚、じゃこ天 など
・ごと
五島の鯛で出汁をとったなんにでもあうカレー、冷凍焼き芋 など
・やがため
矢堅目の塩 など
・有川町漁業協同組合
五島あごだし、金の焼あごだし など
・五島くんせい工房
五島くんせい、生ハムチーズ など
・御菓子司 はたなか  
治安孝行、お招きつばきねこ、天晴れバラモンちゃん など
・五島列島酒造(焼酎)
五島麦、五島芋、五島椿、アソートセット など
・五島つばき蒸溜所
GOTOGIN

オンラインストア情報

11月6日(水)~ オンラインストアでも五島の産品を販売中!
こちらも合わせてお楽しみください。

商品一覧を見る

オンラインストアで販売中の商品も一部売場に登場。
五島の"うまかもん"を通して、長崎・五島の魅力を感じてみませんか?


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