山口県を代表する銘菓「御堀堂(みほりどう)」は、老若男女問わず愛され続ける外郎(ういろう)専門店です。全部で3種類の味を展開する御堀堂の「山口外郎」は、伝統の味わいが人気の秘密。お茶菓子にはもちろん、ちょっとした手土産や、お礼の品にもぴったりです。この記事では、御堀堂のこだわりやおいしさの理由、購入する方法などをご紹介します。

御堀堂(みほりどう)とは

抹茶餡が練りこまれた外郎が陶器に盛り付けられお茶が添えられている

御堀堂は山口外郎の創始で、昭和2年創業の外郎専門の銘菓です。江戸時代に、山口大内御堀の「福田屋」というお店が外郎を製造していました。そこに勤めていた御堀堂の初代が独立して立ち上げたのが御堀堂ブランド。創業当時より、伝統の味を守り続け「外郎一筋」と掲げています。

御堀堂の外郎へのこだわり

小豆餡と自生のわらび根からとった「せん」を原料とし、素朴な風味が特徴の山口外郎。外郎は一般的に米粉を原料として作られていますが、山口外郎の主原料はわらび粉。そのほか小豆餡、小麦粉、糖などを練り合わせ、蒸しあげて作られています。

御堀堂の外郎はどんな味わい?

茶色い皿の上にのった御堀堂の白外郎

御堀堂の外郎は、わらび餅のようなやわらかな食感が特徴。一般的な外郎と比べてもっちりとしているため、お子様からお年寄りまで食べやすく仕上げられています。生地に練り込まれた小豆餡は、ほんのりやさしい味わいが魅力。あんこ嫌いの方もおいしく食べられますよ。

御堀堂の店舗・通販情報

御堀堂の直営店は、山口県内に合計8店舗あります。うち5店舗は山口市内で、そのほか宇部空港にも直営店があります。山口旅行のお土産にぴったりですね。

井筒屋や阪急、三越などをはじめとした百貨店でも購入することが可能。JR山口駅おみやげ街道や、高速道路のSAなどでも購入できます。詳しくは公式ホームページをご覧ください。

御堀堂の外郎は阪急サイトでお取り寄せも

直営店や百貨店などで購入できる山口外郎は、阪急サイトでも購入できます。御堀堂自慢の外郎をぜひチェックしてみてくださいね。

1. 白外郎

小豆餡が練りこまれた外郎が陶器にもりつけられている
261円

御堀堂の看板商品です。室町時代、福田屋で初めて作られたといわれている山口伝統の外郎。特別な製造方法でつくられる餡に、わらび粉と小麦粉を練り込み蒸しあげて作られています。やさしい甘味とさっぱりとした雅味(がみ)が特徴で、昔から愛され続けている逸品です。特別な日のお茶菓子にいかがでしょうか。

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2. 黒外郎

小豆餡が練りこまれた外郎が陶器に盛り付けられお茶が添えられている
261円

御堀堂創業時、御堀堂2代目の田中忠治さんによって創られました。餡に練り込んであるのは沖縄産の黒糖です。白外郎のさっぱりとした味わいとは対照的に、豊かなコクと深い甘味が特徴。こっくり甘い外郎は、日本茶との相性も抜群です。手土産や、来客時にも喜ばれるひと品ですよ。

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3. 抹茶外郎

抹茶餡が練りこまれた外郎が陶器に盛り付けられお茶が添えられている
261円

御堀堂3代目の田中米吉さんによって、昭和30年代に開発された山口外郎です。白外郎をベースに京都の抹茶を贅沢に練り込み、やさしい甘味とさわやかなお茶の香りや苦味を感じられる逸品。小豆餡が苦手な方にもおすすめの商品です。

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伝統の味わいを大切な方への贈り物に

室町時代に伝来した外郎を現在へと受け継いできた御堀堂の山口外郎。素朴でやさしい味わいとこだわりの製法による食感は、山口県民のみならず全国で長く愛され続けています。特別な日のお茶菓子にはもちろん、手土産や大切な方への贈り物に、ぜひおお取り寄せしてみてはいかがでしょうか。

※商品情報や販売状況は2023年11月28日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。