レトロな雰囲気でかわいい見た目のお菓子「ロシアケーキ」。実は「日本発祥」の「クッキー」なんです！名前からイメージされるお菓子とはずいぶん違いますよね。この記事では、二度焼きだからこその味わいが楽しめる、ロシアケーキの魅力をたっぷりとお届けします。

ロシアケーキとは

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ジャムやチョコレート、ナッツでかわいく飾られた、どこか懐かしい姿のお菓子です。焼いたクッキー生地の上にさらに生地を絞って焼いたものをさし、「二度焼き」しているかどうかが定義といえるでしょう。名前にケーキとつきますが、クッキーの一種になります。

実は日本生まれ!? ロシアケーキの発祥・由来

ロシアケーキはなんと日本発祥のお菓子です。1931年、ロシア皇帝お抱えのパティシエ「スタンレー・オホッキー」が来日した際に製法を伝えたとされています。そこから関東を中心にどんどん広まりました。ロシア人に教えてもらったため「ロシアケーキ」と呼ばれています。そのため、本場のロシア人に言っても伝わらない、なんとも不思議なお菓子です。

レトロかわいい♪ ロシアケーキの魅力

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二度焼きして作るロシアケーキは、少し厚めで、サクホロっとした食感が楽しいクッキーです。上に絞られるのはクッキー生地だけではありません。マカロン生地やメレンゲなど、食感や味わいが異なる生地で飾ることもあります。トッピングも決められたものはなく、ジャムを絞ったり、チョコレートでコーティングしたりとさまざま。華やかな見た目といろいろな味が楽しめるのも魅力ですね。

ロシアケーキは他のクッキーと比べてどんな味？

しっかりと型抜きした固めのクッキー生地に、絞りやすいよう調整したやわらかめの生地をのせて焼き上げます。この二種類の違った生地を組み合わせることで、ほかのクッキーには出せない食感に！ただサクサクとしたクッキーで終わることなく、口どけのよいホロッとした食感も同時に楽しめるのです。その味わいはまさに唯一無二。トッピングによって幅広くアレンジでき、さらに食感をプラスして楽しむこともできます。

ロシアケーキの代表的な種類

ロシアケーキは生地の組み合わせやトッピングによって、まったく異なる仕上がりになります。いろいろな形や味わいがありますが、すべて「ロシアケーキ」です。そのなかでも代表的な種類を見ていきましょう。

プレーンな生地にジャムを絞ったもの

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ロシアケーキの定番は「アプリコット（あんずジャム）」。中心にジャムを絞れるよう、くぼみのある形が特徴です。裏ごしして果肉を取り除いたジャムを使うことで、まるで宝石のようにツヤ感のある仕上がりになります。色鮮やかないちごジャムやブルーベリージャムなどを使うこともあります。

生地全体をホワイトチョコレートでコーティングしたもの

食感の違う二種類の生地を絞って焼き上げ、全体をホワイトチョコレートで包みます。サクほろっとした食感にホワイトチョコレートの濃厚な味わいが楽しめるひと品。ミルクチョコレートでコーティングしたり、チョコに刻んだナッツを入れたりとアレンジも幅広く存在します。

ココア生地にチョコレートを絞ったもの

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ほろ苦いココア生地の中心にチョコレートを絞った人気の味です。チョコレートが流れ出さないよう、上の生地は中心をあけて焼き上げるのがポイント。チョコレートの上に相性のいいナッツをトッピングする場合もあります。

プレーン生地にマカロン生地を絞ったもの

土台のクッキー生地の上にナッツの粉末を練り込んだメレンゲを絞って焼き上げます。アーモンドのほか、ピーナッツの粉末を使うことも。しっとりカリッとした不思議な食感はクセになること間違いなし。中心に絞ったり、上にデコレーションしたりとチョコレートを使った仕上げが人気です。

クッキー生地の上に小さく生地を絞ったもの

土台のクッキー生地を焼き上げ、その周りにソフトクッキー生地を小さく絞ります。真珠のような丸や花のような星型などいろいろな絞りがあり、そのかわいらしい見た目が魅力です。中心にはチーズクリームやチョコレートなどを入れて濃厚な味わいが楽しめます。

レトロ感あふれるかわいさが魅力のロシアケーキ

実は日本で半世紀以上愛されてきた「ロシアケーキ」。名前は初めて知ったけど、どこかで見たことがあるという方もいるかもしれません。ほかのクッキーでは味わえない、二度焼きだからこその食感とかわいらしい見た目が魅力です。賞味期限も長く贈答用にも人気のお菓子なので、ぜひ一度食べてみてください。

※商品情報や販売状況は2023年12月07日時点でのものです。
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