スイーツ&グルメ2024/12/23 更新
ヨーロッパをはじめとする、世界各国の有名スイーツをセレクトして23個紹介します。外国生まれのスイーツは数多く存在しますが、あなたはいくつ知っているでしょうか。お菓子の由来や歴史、味わいなど詳しく説明していきます。
ヨーロッパ、アメリカ、アジアなど各国を代表する有名スイーツをご紹介します。「実は外国のあの国のお菓子だったの?」と新たな発見や驚きがあるかもしれません。海外旅行をした気分になって詳しく見ていきましょう。
色鮮やかなかわいらしい見た目が特徴のマカロンはフランス生まれのお菓子。実はイタリアの「アマレッティ」というお菓子が原型になっています。卵白とアーモンドプードルを使った生地に、バタークリームやガナッシュ、ジャムをサンドした濃厚な味わいが特徴です。
外側はカリッと、中はしっとりモチモチした食感がクセになる、フランスの伝統的な焼き菓子です。溝のついたという意味の「cannelé」が名前の由来になっており、カヌレ型は複数の溝がある特徴的な形をしています。余った卵黄を活用するために生まれたお菓子で、バターや牛乳、小麦粉、砂糖、ラム酒が主な材料です。
イギリスのアフタヌーンティーに欠かせないスイーツがスコーンです。丸い形とホロホロとした食感が特徴です。生地自体の甘さは控えめなので、クロテッドクリームやジャムをたっぷりとつけていただきます。アメリカンスコーンはずっしりとした食感、具材が入る、そのまま食べられるほど甘いという違いがあります。
スペインやポルトガル発祥と言われている揚げ菓子です。日本でも映画化やテーマパークなど馴染みの深いスイーツでもあります。カリッとした食感が人気の秘訣。砂糖やシナモンをまぶして仕上げることが多いです。揚げる際に生地が爆発しないよう、星形の口金で絞って作ります。
エスプレッソコーヒーを染み込ませたフィンガービスケットに、マスカルポーネチーズをベースにしたクリームをのせて作る少し大人の味わいのスイーツ。名前はイタリア語で「Tira mi su=私を上に持ち上げて」という意味があります。1990年代に日本で一大ブームを巻き起こしたことでも有名です。
イタリア語で「凍ったお菓子」を意味するジェラート。イタリアでは街のいたるところに専門店が立ち並びます。材料に植物油脂は使わないため、乳脂肪分が少なくとてもヘルシーなスイーツです。乳脂肪は5%前後なので、日本の基準ではアイスミルクに分類されます。
ドイツ発祥の伝統的な焼き菓子がバウムクーヘンです。幾重にも重ねた薄い生地が木の年輪に見えることから、ドイツ語で「木のケーキ」を意味します。材料に厳格な基準があり、それを満たしていないものはドイツ国内で販売できません。
卵や小麦粉、バター、牛乳、砂糖にイーストを加えた生地を発酵させ、格子模様の天板に挟んで焼き上げたお菓子です。地域によってふわふわなものやカリッとしたものなど、さまざまな食感が楽しめます。フルーツやメープルシロップ、ジャムなどを添えて食べるのが主流です。
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1832年にフランツ・ザッハが考案したお菓子。ウィーンにあるホテル・ザッハーの看板商品として大人気のスイーツです。実はオリジナルの権利を巡って洋菓子店との裁判にまで発展したこともあります。チョコレート味のスポンジケーキに酸味のあるアプリコットジャムをサンドし、シャリっとした食感のフォンダン(チョコレートの糖衣がけ)でコーティングしたケーキです。
「パステル・デ・ナタ」と呼ばれるポルトガルの伝統菓子です。修道院で余った卵黄を利用してできたのが始まりといわれています。サクサクのパイ生地に風味豊かなカスタードクリームをたっぷりと入れて焼き上げた濃厚なスイーツです。
アメリカを代表するスイーツといえばこちらのアップルパイが有名。甘く煮詰めたりんごをパイ生地の中に詰めてオーブンで焼き上げたお菓子です。アメリカでは家庭でもよく作られており、シナモンやナツメグなどのスパイスを入れるのが一般的です。
ベイクドチーズケーキの一種で、オーブンで焼いて作ります。通常のベイクドチーズケーキとは違い湯せん焼きでじっくりと火を通すため、非常になめらかな口当たりに仕上がるのが特徴です。元はニューヨークに移住してきたユダヤ人が広めたとされていて、比較的新しいケーキです。
アメリカのペンシルベニア州やメイン州が発祥とされているウーピーパイ。名前の「Woopie」は「やったー」と喜びを意味する言葉です。名前にパイとつきますが、サクサクとした食感ではありません。円盤状のチョコレートケーキにバタークリームやマシュマロクリームをサンドしたお菓子です。
分厚くて大きいサイズ感が特徴のアメリカンクッキー。バターや砂糖、卵、小麦粉を混ぜ合わせた生地をオーブンで焼くだけという手軽さが人気です。チョコレートやナッツを入れるのが一般的で、ザクザクとした食感は一度食べたらクセになります。
ハワイの定番スイーツとして人気のドーナツ「マラサダ」ですが、実は発祥はポルトガルです。ハワイに移住したポルトガル人が広めたといわれています。イーストを使ったふわふわな食感と穴の開いていない丸い形が特徴です。砂糖やシナモンをたっぷりとまぶしたものや中にクリームを詰めたものなどいろいろなフレーバーがあります。
豆乳を固めて作る台湾の伝統スイーツです。絹ごし豆腐のようななめらかな口当たりと素朴な味わいが楽しめます。東アジアを中心に親しまれており、豆やフルーツなどをトッピングした上から甘いシロップをかけるのが主流です。
「鳳梨酥」ともいわれる台湾銘菓のひとつです。パイナップルジャムとバターを合わせて作った餡をクッキー生地で包んで焼き上げます。サクサクとした生地にしっとりとした餡がよく合います。小さめの四角い形が特徴で、お土産として日本でも人気の高いスイーツです。
マンゴーの風味が楽しめるスイーツで、なめらかでクリーミーな食感が特徴です。マンゴーのピューレや果汁、生クリーム、牛乳、ココナッツミルク、砂糖、ゼラチンなどが主な材料です。名前にプリンとつきますが、火は通さず冷やし固めて作ります。
月餅(げっぺい)は、中国の伝統的な焼き菓子で、日本の中華街でも売られています。中秋節に食べられることが多く、丸い形が特徴です。中に入った餡の種類は地域によってさまざま。小豆餡やナッツを入れたもの、黒ゴマペーストなどが使われることもあります。
韓国の伝統的な甘いパンケーキで、屋台食としても親しまれています。中に黒砂糖、シナモン、ナッツなどで作る甘いフィリングが入っているのが特徴です。食感は外はカリッと、中はふわっとしています。日本のコリア・タウンでも販売されており、わりと身近なスイーツです。
ニュージーランドとオーストラリアの伝統的なデザートで、起源がどちらかは正確には分かっていません。名前はロシアのバレリーナ「アンナ・パブロワ」に由来したとされています。卵白を泡立てたメレンゲを焼き、生クリームやフルーツをトッピングしたお菓子です。見た目も華やかでクリスマスにも食べられています。
オーストラリアの伝統的なスイーツで、クイーンズランド州発祥です。スポンジケーキをひと口サイズにカットし、チョコレートのアイシングをかけたあと、ココナッツをまぶして作ります。外はパリッと中はしっとりとした食感で、コーヒーや紅茶のおともに人気です。
日本ではあまり馴染みのないスイーツ「マンダジ」。スワヒリ海岸発祥の揚げパンで、ケニアとタンザニアの海岸地域に住んでいるスワヒリ族の主要料理です。カルダモンの香りが特徴的で、作るのが簡単なうえに保存がきくため現地では人気のお菓子です。
おすすめの外国の有名お菓子を23個ご紹介しました。もちろん紹介した以外にも、海外にはいろいろなお菓子がたくさんあります。おうちで作って味わえるものもあるので、興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。
※商品情報や販売状況は2024年12月23日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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