スイーツ&グルメ2025/1/16 更新
60歳の「還暦」や70歳の「古希」など、日本では人生の節目に長寿のお祝いをするのが昔からのならわし。本記事では長寿祝いの種類や意味、祝い方などを解説しつつ、2025年の長寿祝い年齢早見表をお届けします。プレゼントの選び方やおすすめギフト15選も紹介!
2025年に長寿祝いを迎える人は何年生まれなのでしょう?数え年と満年齢の両方からチェックできる早見表をご紹介するので、確認をしたいときに役立ててください。
「還暦」や「古希」などの名称は聞いたことがあっても、具体的にどのようなお祝いごとなのかわからない人も多いことでしょう。それぞれの意味や由来、シンボルカラーなどについて解説します。
60歳のお祝いを「還暦」と呼ぶのは、生まれた年の干支(=本卦/ほんけ)に還ることに由来。よって「本卦がえり」とも言います。
「赤ん坊に戻る」とも捉えることができるため、お祝いには赤いちゃんちゃんこを贈るのがならわし。還暦のシンボルカラーが赤なので、赤いアイテムをプレゼントするのも定番です。
「古希」は、中国の詩人・杜甫(とほ)が詠んだ詩の一節「人生七十古来稀」に由来。「人生を70歳まで生きるのはめったにないことだ」という意味であり、その言葉通り、昔は70歳まで生きることが本当に稀でした。
よってもともとは「古稀」と書いていましたが、現代では「古希」と書くのが一般的。シンボルカラーは紫です。
「喜寿」は室町時代末期に日本で生まれました。「喜」を草書体で書くと「七」を3つ重ねた形になり、「七十七」と読めることが名称の由来です。
「ラッキーセブン」が2つ並ぶことや、縁起のよいゾロ目であることから、時代とともに親しまれやすくなってきているお祝いごとと言えるでしょう。シンボルカラーは「古希」と同じく紫です。
「傘」の略字が「八」と「十」を重ねた形になることから、80歳の長寿祝いは「傘寿」と呼ばれています。シンボルカラーは金茶もしくは黄です。
「喜寿」と同じく日本発祥のお祝いごとで、室町時代に生まれたというのが定説。庶民に定着したのは江戸時代に入ってからとされています。
数字の「88」は漢字にすると「八十八」。「米」という字を分解した形になることから、88歳のお祝いは「米寿」と呼ばれています。シンボルカラーが黄や金茶であるのも、稲穂の色が由来です。
末広がりの「八」の字が2つも入る「米寿」は、大変おめでたいお祝いごととして世に定着。「還暦」と同じくらい盛大にお祝いをする地域がたくさんあります。
「九」と「十」の字を縦に重ねると「卒」の略字になるため、90歳の長寿祝いは「卒寿」と言います。日本発祥のお祝いごとですが、いつ生まれたのかははっきりとわかっておりません。シンボルカラーは白と紫です。
「99」は「100」から「1」を引いた数字。99歳のお祝いを「白寿」と呼ぶのは、「百」という漢字から「一」を取ると「白」になることが理由です。
「人は99歳を迎えると仙人のようになるのではないか」という考えから、仙人の白髪や白い髭に由来しているという説もあります。シンボルカラーはもちろん白。
100歳のお祝いは意味通り「百寿」。読み方は「ひゃくじゅ」が一般的ですが、「ももじゅ」も正解です。
「100年=1世紀」に由来して「紀寿(きじゅ)」、長寿の最上位を指して「上寿(じょうじゅ)」と呼ぶこともあります。シンボルカラーは白、もしくは桃色です。
「皇」の字を分解すると「白」と「王」に分かれます。「王」をさらに分解すると、「一」「十」「一」になり、足すと「12」に。
「白」は「百」から「一」を取った漢字なので、「100−1=99」。「12」と「99」を足すと「111」になることが、111歳のお祝いを「皇寿」と呼ぶ由来です。シンボルカラーはありません。
「還暦」は60歳。その倍となる120歳は「大還暦」と呼ばれています。「皇寿」と同じくシンボルカラーは特にありません。
「数え年」とは、生まれた日を1歳とカウントし、元旦を迎えるたびに1歳ずつ加算していく数え方のこと。一方「満年齢」は生まれた日を0歳とし、誕生日ごとに1歳ずつ足していく数え方です。
長寿のお祝いは「数え年」で祝うのが本来のならわし。しかし現代ではどちらで祝ってもよいとされており、「満年齢」を採用する家庭が増えてきています。
上述の通り、長寿のお祝いは基本的に「数え年」と「満年齢」のどちらでお祝いをしても構いませんが、「還暦」と「大還暦」は例外です。「満年齢」でお祝いをするのが一般的とされています。
長寿祝いには決まったお祝い方法があるわけではありません。食事会を開いたり記念の旅行に出かけたりと、家庭ごとに祝い方はさまざまです。
お祝いされる人の意向を尊重しつつ、体調もじゅうぶん考慮したうえでおこなうようにしましょう。
親族の長寿は盛大にお祝いをしたいもの。しかしおこなわないほうがよいケースもあります。
たとえば本人が年を感じたくない場合や、「長寿祝いは不吉」という迷信を信じている場合。また祝う側の経済的な負担が大きい場合は、お祝いのタイミングを「10年ごと」と絞ることもめずらしくありません。
長寿祝いにはプレゼントを贈るのが定番。相場や選び方のポイントなどを解説するので、ギフト選びに迷ったら参考にしてみてくださいね。
長寿祝いのプレゼントやお祝い金の相場は、相手との関係性により異なります。両親なら3〜5万円、祖父母は1〜3万円、親戚の場合は5,000〜2万円が目安です。
長寿祝いの贈り物には、避けたほうがよいとされるタブーなプレゼントがあります。故人の顔にかける布を彷彿とさせる「白いハンカチ」、病床生活を思わせる「パジャマ」、香典返しによく用いられる「緑茶」、「縁を切る」の意味につながる「刃物」は選ばないほうが無難です。
「くし」や「シクラメン」などのように、忌み数字の「4」や「9」を連想させるものもあまりふさわしくないとされています。
何を贈るか迷ったら定番アイテムを選ぶとハズレなし。食べ物や花などのほか、食事券や旅行券、カタログギフトをプレゼントするのもありです。
木の年輪を彷彿とさせるバウムクーヘンは、長寿や繁栄の意味を持つ縁起のよいスイーツ。人生の節目をお祝いするのにうってつけのギフトです。
「バウムウントバウム」の「ツヴァイベルゲ」は、ドイツの伝統的な製法をもとに日本人向けにしっとり感を出したバウムクーヘン。マーガリンやショートニング、ベーキングパウダーが使われておらず、立体的で美しいルックスをしているのも特徴と言えるでしょう。
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江戸時代より約400年の歴史を持つお茶屋「京都利休園」からは、抹茶アイスと黒ほうじアイスの詰め合わせをご紹介。それぞれ味の濃さが異なる4種類のアイスが入っており、食べ比べを堪能できます。
おいしいのはもちろん、最後まで飽きずに味わえるのも魅力。アイスクリームは長く保存が利くため、賞味期限を気にせずゆっくりと楽しんでもらえるのも利点です。
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縁起のよいお菓子として日本に古くから伝わるおこし。本商品はそんなおこしに西洋のフレーバーが掛け合わせられた、和洋折衷の新感覚スイーツです。
「ジンジャー」「抹茶ミルク」「カフェラテ」......と、バラエティ豊かな8種アソート。スティック状でつまみやすく、日本茶はもちろんコーヒーにもマッチします。
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「新宿高野」は、1885年創業の老舗フルーツ店。本商品はまるでフルーツをそのまま食べているかのような味わいと、口の中でとろける食感が特徴の果実ゼリーです。
一つひとつが果物の形をした愛らしいカップに入っており、目でも楽しめるひと品。空いた容器は小物入れやミニ盆栽の器などにリユースできます。
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厄除けや魔除けの力を持つと考えられている小豆は、人生の節目のお祝いごとに欠かせない食材です。日本では古くから長寿祝いの席でもよく用いられてきました。
本商品はそんな小豆が使われた、羊羹と最中の豪華な詰め合わせ。最中は桜・梅・菊の形をしており、華やかでおめでたい雰囲気を演出できます。
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松茸を大きくカットし、北海道羅臼産の天然昆布と共に炊き上げた逸品。縁起物の松茸と昆布が使われているため、慶事の贈り物にぴったりなアイテムです。
秋田杉仕様の木箱に詰め込まれており、天面には永久の栄えを祈る言葉「千代に八千代に」の金箔文字入り。上品な真田紐でくくられていて、特別感を漂わせています。
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特別な日の食べ物という印象が強く、栄養価の高さからも贈答品によく用いられるうなぎ。健康を願うメッセージを込めて、長寿のお祝いに贈るのも定番です。
本商品は愛知県三河産のうなぎが使われた、ふっくら香ばしい蒲焼の2本セット。おいしいのはもちろん、上品な専用箱に入っているのもおすすめポイントと言えるでしょう。
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京都の老舗料亭「下鴨茶寮」からは、琥珀色に輝くスッポンスープをお届け。スッポンは長寿の象徴なので、人生の節目をお祝いするのにぴったりなギフトです。
温かいスープとしてはもちろん、雑炊にアレンジしたり、そのまま煮凝りとして食べたりしてもおいしくいただけます。縁起のよい吉祥模様の飾り紙と、しっかりとした木箱で包装されているのも魅力。
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明石の2大ブランドである天然明石鯛とたこの豪華なしゃぶしゃぶセット。セリ後すぐにさばき、丁寧にカットされた逸品です。
鯛はハレの日にぴったりな食材なので、長寿祝いのプレゼントに重宝すること請け合い。冷凍でおよそ半年保存ができるため、好きなタイミングでゆっくりと味わってもらえます。
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お肉が好きな方への長寿祝いはこちらがおすすめ。希少価値の高い神戸牛が1kgも入った、豪華で特別感のあるアイテムです。
すき焼きやしゃぶしゃぶにちょうどよい薄さで、肩ロースとウデの部位が詰め合わせになっているのも魅力。食べ比べを楽しんでもらえますよ。
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トルコキキョウやガーベラなどが、バランスよく束ねられた愛らしいブーケ。ラッピングの一部には、神戸のイメージカラーを凝縮したタータンチェック柄の播州織(ばんしゅうおり)ミニハンカチが使われています。
スタンディング仕様になっており、そのまま飾れるのも本商品の魅力。男性にも女性にも好まれるアレンジメントなので、贈る相手を選びません。
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シンボルカラーが黄や金茶である「傘寿」「米寿」のギフトにはこちらがぴったり。淡い黄色のミニバラや可憐なオンシジュームなどが束ねられた、明るく元気な雰囲気のブーケです。
パッと目を引くため、お祝いの華やかなムードがさらに高まること間違いなし。贈って楽しいもらって嬉しいアイテムと言えるでしょう。
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紫と白がベースになったシックで上品な雰囲気のフラワーアレンジメント。紫や白がシンボルカラーである「古希」「喜寿」「卒寿」「白寿」「百寿」のお祝いには特におすすめのアイテムです。
カゴ入りなので、そのまますぐに飾れるのも本商品の利点。手入れがしやすいため、植物をあまり育てたことのない人にも喜んでもらえます。
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情熱的な赤いバラ・愛らしいユリ・個性的なグロリオサなどがスタイリッシュにまとめられたブーケ。豪華で洗練された雰囲気を漂わせており、お祝いの席に花を添えてくれるひと品です。
いつまでも若々しくおしゃれでいてほしい、そんな願いを込めて贈るのには特にうってつけ。女性だけでなく、男性へのプレゼントにも重宝しますよ。
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優美な佇まいと「幸福が飛んでくる」という花言葉から、お祝いごとのギフトによく用いられる胡蝶蘭。花持ちがよく、手入れの手間があまりかからないのもこのお花の魅力です。
本商品は白い胡蝶蘭なので、「卒寿」「白寿」「百寿」のお祝いには特におすすめ。姿形が力強くて美しいため、「いつまでも元気でいてほしい」という想いが届くことでしょう。
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長寿祝いは人生の大事な節目です。大切な人が賀寿を迎える際は、感謝と尊敬の想いを込めて何か素敵なプレゼントを用意しましょう。ギフト選びに迷ったら、本記事でご紹介した商品のなかから選んでみてください。長寿祝いにぴったりなアイテムばかりなので、どれを贈っても喜んでもらえますよ。
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※商品情報や販売状況は2025年01月16日時点でのものです。
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