第9回「旅するSAKE」今回は、長野県をクローズアップ。
約80もの酒蔵があり、新潟県に次いで2番目に酒蔵が多い県です。
そんな長野県は標高が高く、3,000m級の山々や日本海に流れる千曲川、太平洋に流れる木曽川、潤沢な雪解け水で潤う大地、湖など、日本でも特殊で豊かな自然環境が存在します。
複雑な地形と豊かな自然は気候や風土、伝統の違いを生み地域ごとの特長を引き出す要因になっています。
たくさんの酒蔵があればあるほど、思いや個性があり、その土地ごとに寄り添った酒を醸してきた長野県の酒蔵。
濃い味つけの料理にあわせて香りは穏やかで濃醇な味わいの日本酒が多く醸されてきた傾向もある程、食文化との結びつきもあります。
エリアごとに違いのある長野ならではの味、文化をご紹介します!

北安曇エリア

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長野県の北西部、白馬連峰をはじめとする、大自然の恩恵を受けて育まれた酒造り、その山々にちなんだ銘柄が多いのも特徴です。

松本エリア

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3,000m級の山々が連なる北アルプス。そこから流れ出る潤沢な雪解け水が、麓に広がる松本平を潤しています。

木曽エリア

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江戸時代に、五街道の一つ中山道の宿場として栄えた木曽路では、今でも酒造りの文化が受け継がれています。

木曽エリアの日本酒

「湯川酒造店」十六代九郎右衛門

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「七笑酒造」七笑 吟醸酒

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飯田エリア

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この一帯はたくさんの酒蔵がひしめく日本酒先進地でした。今ではそれらの蔵が統合され伝統を引き継いでいます。

中野エリア

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新潟県に接する、とびきりおいしいお米の産地。注目の酒造好適米「金紋錦」が生まれた地でもあります。

長野エリア

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善光寺平と称される平野部の中心に善光寺があります。商都として発展したこの地域で良質な酒が育まれました。

長野エリアの日本酒

「よしのや」西之門 純米大吟醸

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上田エリア

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真田氏の本拠地として知られる武将の町上田。江戸時代からの伝統を引き継ぐ酒蔵が集まっています。

佐久エリア

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千曲川の最上流地域にあたる佐久平は、おいしいお米の産地として知られ、たくさんの酒蔵が点在しています。

諏訪エリア

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諏訪湖周辺の厳しい寒さと諏訪大社の神々によって磨かれ、高いレベルの日本酒で一目置かれる一大産地です。

諏訪エリアの日本酒

「諏訪御湖鶴酒造場」御湖鶴 純米吟醸 美山錦

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伊那エリア

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天竜川が作った肥沃な大地では、あらゆる農作物が豊かに育ち、それは酒造りにも反映されています。

エリアの参照:長野県酒造組合 蔵元紹介

この機会にぜひ、長野県の日本酒をご堪能ください。

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※商品情報や販売状況は2024年03月26日時点でのものです。
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