スイーツ&グルメ2024/5/17 更新
暑さが厳しい夏の土用に、無病息災を願って食べる土用もち。赤色の小豆は厄を払い、餅は力が付くとされることが由来です。この記事では土用もちがどんな食べものなのか、土用の丑の日の概要とともに解説します。
土用もちは、暑さが厳しい土用の入りの日に食べる餅です。土用の丑の日には体力を補うため、うなぎやうどん、梅干しなどを食べる風習があり、土用もちもそのひとつ。
土用もちの発祥や特徴、土用の丑の日の概要などを詳しく解説します。土用もちのおすすめレシピも紹介しますので、ぜひご家庭でも作ってみてはいかがでしょうか。
土用とは季節の変わり目である立春・立夏・立秋・立冬の前のおよそ18日間を指し、次の季節に変わる準備期間とされています。立秋の前の「夏の土用」が一般的な季節の行事として定着しています。
夏から秋に移り変わる夏の土用は、暑さで体力を消耗しやすい時期。体力を補うために、胃腸に負担のかからない滋養に良い食べものを摂る習慣があります。
土用の期間内に1〜2回訪れる丑の日は「土用の丑の日」と呼ばれ、「う」のつく食材を食べると夏バテしないといわれていますよ。代表的な食べものはうなぎで、食欲増進や疲労回復効果が期待されています。
2024年の土用の丑の日は、以下の6回です。
1回の土用の期間内に丑の日が2回ある場合、2回目の丑の日を「二の丑」と呼びます。2024年は8月5日が夏の土用の二の丑にあたります。
土用もちとは、土用の入りの日に食べるあんころ餅です。その発祥は宮中で丸めた餅を味噌汁に入れて食べる習慣に由来するとされています。やがて宮中での習慣が変化し、江戸時代ごろには小豆餡に包んだ餅を食べるようになりました。
赤色の小豆は邪気を払い、災難をよけるとされ、餅は力が付くと信じられていたことが理由です。体力を消耗する夏の土用の入りに土用もちを食べることで、暑さに負けず無病息災に過ごせるといわれています。
土用もちとおはぎの違いは、中に入っている餅の特徴にあります。おはぎは、もち米にうるち米を混ぜて潰したもので、米粒が残っているのが特徴です。土用もちは、もち米をついて完全な餅状にしています。この違いにより、おはぎは少し粒感が残る食感、土用もちは滑らかな食感となります。
白玉粉を使用すれば、 なめらかな食感のあんころ餅が手軽に作れます。
白玉粉......100g
水......100ml
こしあん......200g
1. ボウルに白玉粉と水を入れて混ぜながら捏ねたら、8〜10等分にして丸める
2. 鍋に湯を沸かし沸騰したら白玉を入れ、軽くかき混ぜる 。1〜2分ゆで、白玉が浮いたら、さらに1分ゆでる
3. 白玉をすくい、氷水に入れて冷やす
4. 白玉の水気を取り、あんこで包む
土用もちは小豆を使った餡に餅をくるんだもの。暑さが厳しい夏の土用に、無病息災を願って食べられてきた食べものです。今年の夏は、小豆の風味と餅の食感を楽しめる土用もちをぜひ食べてみてくださいね。
※商品情報や販売状況は2024年05月17日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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