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開催期間 : 2021.1.11(月) ~ 2021.1.17(日)

1958 年、ふたりの英国人ドライバーが年間のF1優勝カップに手を延ばしていた。
スターリング・モスは、どんな状況でも決して諦めず、常に前に出続ける。
ブロンド、紺のレーシング・ジャケット、白シャツ、蝶ネクタイのマイク・ホーソン。

ライバル同士が、雌雄を決する舞台となったのはその年のポルトガルGP。
マイク・ホーソンは走行コース上で逆方向にマシンを押すという危険行為で失格となった。
この時点で、スターリング・モスの優勝が確定したかに見えた。

しかし、スターリング・モスは審判に対しこう証言した。
私は見ていた、マイクがエンジンを押し掛けしたのは明らかにコース外だった、と。
失格は撤回され、マイク・ホーソンはその年のF1優勝者となった。

好敵手同士が、その後、対称的な人生を歩んだ事には、何らかの意味があったのだろうか。

マイク・ホーソンはロンドンに向かう途中、高速でスピン、トラックと衝突。
華々しい出で立ちの、彼らしい去り際ではあったが、享年29 才はいかにも早すぎた。

スターリング・モスは、自らの証言でタイトルを逃した1958 年以降も王座に肉薄し続けた。
無冠のままであったにも関わらず、彼の走りは常に人々を魅了した。

人々は冠ではなく、決して諦めない、鉄の意志の走りそのものに惹かれたのだ。

彼がいかに英国の人々に愛されたかを示す常套句がある。
「おまえは、スターリング・モスにでもなったつもりか?」

1950年代の、スピード違反取り締まり警官の決まり文句だ。

諦めないこと、走り出したらどんな状況であろうと常に前に出続けること
男として、人として、信念と信義を重んじること、走り続けること、最後まで決して諦めないこと
2020 年、4 月12 日、ロンドン、自宅
最期まで無冠だったが、男の名は少しだけ長くなった。
サー・スターリング・モスの90年の生涯だった。

Biography

今では数少ないアウターウェアのスペシャリストとして
知られるようになった

ナイジェル・ケーボンは40年以上に渡ってガーメントデザインをしてきましたが、彼の創作するコレクションは、一般的に「ファッション」という言葉が持つ意味とはほとんど一致しません。
彼はトレンドに左右されることなく、ビンテージクロージングや生地、デザインディテールといったものに対する長年に渡る情熱に突き動かされて創作しているためです。
こういった要素が、何年にも渡って彼のクリエイションの基礎となり、そしてまた現在の彼のコレクションの重要な部分を占めてきたのです。

ナイジェル・ケーボンは1967年から1971年までイギリスのNORTHUMBRIA UNIVERSITYに在籍し、まだ在学中の最終年に自身のブランドであるCRICKET (のちにNigel Cabournと改名)を立ち上げました。
その当時から現在に至るまで、周りの多くの人々のアドバイスに反して、イギリス北部の拠点から動くことはありませんでしたが、それはその寒くて風の強いイギリス北部の環境は、デザインをする上で大きなインスピレーション源となっているためです。
そして今では数少ないアウターウェアのスペシャリストとして知られるようになったのです。

ナイジェルがこれまで30年以上かけて収集してきたビンテージクロージングは、今では4000点以上にも及ぶ膨大なコレクションになっています。
その中には、レアなイギリス軍のテストサンプルを含む1910-50年代のイギリスを中心としたヨーロッパ、アメリカのミリタリーウェアやワークウェア、そして探検家が着用した貴重な服等が含まれ、自分で世界中から探し出してきたものばかりです。
毎シーズンの彼のコレクションの土台となっているのは、この増え続けているビンテージコレクションであり、決して特定のトレンドや、一般の人達が求めているものに流されて創作している訳ではないのです。
毎シーズン発表する各コレクションがリアルなストーリーや歴史観、そして完成度を元にしていて、それらをまとめて支えているのが最高レベルのクオリティーの高さなのです。

ナイジェルは、現在もNigel Cabournブランドの原動力として活動しており、自分のチームや協力工場、コラボレーションする企業等と協同してコレクションの創作に携わっています。

Passion

UNIQUE COLLECTION 〜独自のコレクション〜

現在のコレクションに関しては、自らのデザインをナイジェル自身がオーセンティックライン(UKコレクション)とメインライン(JAPANコレクション)に振り分けている所が非常に特徴的です。
前者にはハリスツイードやベンタイル、マッキントッシュクロス、オイルドクロスといった英国由来の素材を中心に使用し、マッキントッシュの工場やスコットランドのニット工場等で生産するといった英国が得意とするアイテムを、そして後者には、日本でしか作れない独特の生地、日本でしか実現できない染色や加工技術を活用したアイテムを振り分けることで、全体として、どこにもない独自のコレクションを生み出しています。

  • AUTHENTIC LINE
    UK COLLECTION

    英国を初めヨーロッパの生地を使用し、伝統ある英国のファクトリーで生産する最強の製品、オーセンティックライン。

  • MAIN LINE
    JAPAN COLLECTION

    日本を中心に生産されるメインライン、英国を中心としたオーセンティックライン。
    優れたビンテージをベースにして、まずデザイン、素材の概容が決定されます。
    その後、どちらの国がその生産に相応しいか検討し、各ラインに振り分けます。
    素材の特徴、歴史と伝統のある工場や職人、蓄積された 技術が判断基準です。
    そうした意味で、旧来のライセンサー・ライセンシーの考え方は存在しません。

  • LYBRO

    1970年、私がファッションを学んでいた時代、当時イギリスを代表するワークウェアブランドであったLYBRO(ライブロ)が開催したデザインコンテストに参加し、ワークウェアのオーバー オールをデザインして賞を獲得しました。
    soreirai LYBROというブランドは私にとって特別なものでした。そして数年前、偶然にも40年代から50年代頃に作られたヴィンテージのLYBROの広告用ウッドサインが3つ売られているの を見つけました。
    リバプールを拠点にした同社がイギリスのワークウェアの重要なブランドのひとつだった頃のものです。
    私はそのLYBROのウッドサインを購入しました。私には当時のことがとても懐かしく、この会社がまだ存在しているのかどうかを確認したところ、もう現存していないことに愕然としました が、改めて私のデザインするワークウェアブランドとして新生LYBROを復刻させることにしました。

Nigel Cabourn

Studio

ここが “Nigel Cabourn” ブランドのデザイン活動の拠点

ここが Nigel Cabourn ブランドのデザイン活動の拠点であり、また膨大なビンテージコレクションの倉庫でもあります。
毎シーズンのコレクションは、世界中から随時集めてきたビンテージ服と、既に持っている中から選んだものをミックスして厳選したもの、そしてこれまた膨大な数の資料本からインスパイアされてデザインしています。

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