ライフスタイル&ヘルス2022/7/14 更新
ストックしておくと便利な食材「ベーコン」。朝食から夕飯まで、さまざまなシーンで重宝します。この記事では、ベーコンの保存方法や保存期間を「冷蔵」「冷凍」の2つに分けてご紹介!おいしさを逃さない上手な解凍方法も解説しているので、ぜひチェックしてくださいね。
パンに添えたりパスタやサラダの具材にしたりと、いろいろなシーンで活躍するベーコン。常備しておくと便利な食材ですが、開封後は傷みやすいため注意が必要です。以下ではベーコンの正しい保存方法や保存期間を、冷蔵・冷凍に分けて詳しくご紹介します。
スーパーで売られている一般的なベーコンの賞味期限は10〜21日ほど。購入後は冷蔵庫に入れて保存し、パッケージに記載されている賞味期限内に消費してください。なお賞味期限とは、未開封の状態で適切に保存したときにおいしく食べられる期限を指します。開封後は2〜3日を目安に、状態をしっかり確認してから食べ切りましょう。
ベーコンは冷凍保存すると、未開封・開封後を問わず1ヶ月ほど日持ちします。真空パック入りの未開封のベーコンはそのまま冷凍できますが、使う際全量調理する必要があるので、小分けにしてから冷凍するのがおすすめです。
上記でご紹介したように、ベーコンは冷凍すると長期間保存できます。料理によっては解凍する必要はなく、凍ったまま調理できて便利。小分けにして冷凍すれば必要なときに必要な分だけ使えるので、ベーコンを無駄なく消費できます。すぐに食べ切れない場合は、冷凍保存を上手に取り入れましょう。
ベーコンの乾燥や酸化を防ぎ、しっとりした食感をキープするためには、空気に触れないように保存するのがポイントです。ぴったりとラップで包み、さらにジップ付きの保存袋に空気を抜いて入れましょう。
肉は温度変化に弱い食材なので、おいしさを保つためには急速冷凍するのがおすすめです。ゆっくり冷凍すると風味が損なわれる原因になります。急速冷凍のやり方は簡単で、アルミ製バットの上にベーコンをのせて冷凍庫に入れるだけ。アルミ製バットは熱伝導率が高いので、そのまま保存するよりも素早く冷凍できます。
使いたいときに使いたい分だけ取り出せるよう、ベーコン同士がくっつかないようにするのもポイント。スライスタイプなら1枚ずつラップで包む、ブロックタイプなら切り分けてから1枚ずつラップで包むなどの工夫をしましょう。
前述したように、ベーコンは空気に触れないよう冷凍することが大切です。そのため深さのある蓋付きの保存容器ではなく、ジップ付きの保存袋で空気を抜いて冷凍するのがおすすめ。
厚みのあるブロックベーコンの場合は、しっかりとラップで包んだあと蓋付き容器に入れても構いません。その際は容器の中で隙間があかないよう、サイズの合ったものを選びましょう。
1. ラップを広げ、上に3〜5枚のベーコンを隙間をあけて並べる
2. 1に同じ大きさのラップをかぶせ、ぴったりと密着させる
3. 空気が入らないように注意しながら、端から順番に2を折りたたむ
4. 3をジップ付きの保存袋に入れ、空気を抜いて封をする
5. 4をアルミ製のバットにのせ、冷凍庫に入れて保存する
上記の方法は、1枚ずつラップで包むより手軽で簡単。ベーコンの枚数は一度に使用する量に合わせて適宜調整してください。元から小分けになっている真空パック入りのベーコンは、そのまま冷凍しても構いません。
1. ベーコンを使いやすい大きさにカットする
2. ポリ袋に1を入れて空気を含ませながら封を閉じ、シャカシャカと振ってほぐす
3. 2をそのまま冷凍する(空気が入ったままの状態でOK)
4. 2〜3時間経ったら3を取り出して、再度軽くほぐす。ジップ付きの保存袋に空気を抜いて入れる
5. 4を冷凍庫に入れて保存する
カットしてから冷凍する場合は、取り出しやすいように一度ほぐしてから冷凍し、再度空気を抜いて保存するのがポイントです。サラダやひとり分のスープなどに少量使いたいときにも重宝します。
1. ブロックベーコンを使いやすい大きさにカットする
2. 1枚ずつ、または一度に使う量ごとに分けてラップで包む
3. 2をジップ付きの保存袋に入れ、空気を抜いて封をする
4. 3をアルミ製のバットにのせ、冷凍庫に入れて保存する
ブロックベーコンはそのまま冷凍するのではなく、使いやすいよう切り分けてから保存するのがおすすめです。切り方は使用する料理に合わせて適宜調整してください。
そのまま炒めたりサンドイッチの具材にしたりする場合は「スライス切り」に、スープやパスタの具材にする場合は1cm幅の「短冊切り」にすると便利です。
基本的に冷凍したベーコンは、解凍せずにそのまま調理できます。鍋やフライパンに直接ベーコンを入れ、凍ったまま加熱してOKです。加熱時間が短い料理や厚切りベーコンを使う場合は、そのままだと火が通りにくいため解凍してから調理するのがおすすめ。以下では旨みを逃さない解凍方法をご紹介します。
「冷蔵解凍」は、冷凍した食材を冷蔵庫へ移し、低温でゆっくりと解凍する方法です。冷蔵解凍することで肉の旨みを逃しにくいという利点があります。解凍時間は40gにつき3時間程度を目安にしてください。
「氷水解凍」は、ボウルに氷水と冷凍した食材を保存袋ごと入れ、低温でゆっくりと解凍する方法です。冷蔵解凍と同じように肉の旨みを逃しにくく、冷蔵解凍よりも早く解凍できるというメリットがあります。解凍する際は水が入らないよう、保存袋の口をしっかりと閉めておくのがポイントです。
常温で時間をおいて解凍するとドリップが出やすいほか、肉の旨みが逃げやすくなります。すぐに使いたい場合は凍ったまま調理するか、電子レンジで解凍してから使いましょう。解凍時間はベーコン40gにつき、電子レンジ200Wで1分を目安にしてください。
調理前のベーコンのほか、カリカリベーコンも冷蔵・冷凍保存が可能です。ベーコンを焼いたらクッキングペーパーの上にのせてしっかりと油を切り、冷ましてから保存しましょう。焼く際は油を引かないのがポイントです。
冷蔵・冷凍いずれも保存方法は同じで、空気を抜いてジップ付きの保存袋に入れればOK。冷凍する際はラップで包んでから保存すると、よりおいしさを保てます。冷蔵保存ですぐに食べる場合は、蓋付きの容器に入れても構いません。
・変色している
・ネバネバしている
・異臭がする
ベーコンが傷んでいるかチェックする際は、見た目・匂いを確認しましょう。新鮮なベーコンはピンク色ですが、茶色・灰色・緑色などに変色している部分があれば傷んでいるおそれがあります。またネバネバとして糸を引いているものは傷んでいる証拠。すぐに廃棄しましょう。
見た目に変化がなくても、異臭がする際は注意が必要です。酸っぱい匂いやツンとした刺激臭がする際は腐っているおそれがあるので、食べないようにしてください。
神戸を拠点にステーキ店の運営やハム・ベーコンの製造をおこなっている、「廣岡揮八郎のステーキハウス 三田屋」のベーコンです。良質な豚バラ肉をスモークしており、深い味わいを楽しめるのが魅力。冷蔵保存にて製造日より60日日持ちします。
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「廣岡揮八郎のステーキハウス 三田屋」のブロックタイプのベーコンです。軽めにソテーするだけで立派なひと品が完成。そのほかサラダ・パスタ・炒め物・煮物と、幅広い料理に活躍します。たっぷり270g入りなので、食べ切れない分は小分けにして冷凍しておくと便利です。
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未開封のベーコンの賞味期限は10〜21日と保存が効きますが、開封後はすぐに消費することが大切です。すぐに食べ切れないときは、長期間保存できる冷凍を取り入れましょう。ご紹介した保存方法を参考に、ベーコンをおいしく味わってくださいね。
※商品情報や販売状況は2022年07月14日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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