ライフスタイル&ヘルス2023/11/3 更新
お中元・お歳暮や贈り物でいただくことの多いローストビーフ。最近では自家製ローストビーフも流行し、ご自宅でも簡単に作ることができるようになりました。しかし、おいしいのに食べ切れなかった......なんてことはありませんか?表面は焼いてあるけれど内側が赤い肉だからこそ、保存方法が少し心配ですよね。本記事では、ローストビーフの正しい保存方法とギフトにもよろこばれる、おすすめローストビーフをご紹介します。
ホームパーティーや特別な日、食卓に並べるだけでリッチな気持ちになれるローストビーフ。お惣菜コーナーでも人気な商品ですよね。最近は自宅で簡単に自家製ローストビーフを作る人も増えてきました。では、一体ローストビーフはどのくらい日持ちするのでしょうか。
賞味期限は "おいしく食べられる期限" のこと。加工食品や乾物など、比較的保存がきく食品に表示されているのが特徴です。正しく保存していれば、賞味期限を過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。
一方の消費期限は "安全に食べられる期限" のこと。生菓子やお弁当など、傷みやすい食品に記載されているのが特徴です。食品自体が傷みやすいため、消費期限内であってもできるだけ早く食べ切るのがおすすめです。
惣菜や、真空パックで包装されたローストビーフは、購入後冷蔵庫で保存した場合は1日で食べ切るようにしましょう。しかし、冷蔵庫のなかでもチルド室がある場合は4〜5日間ほど保存可能です。
また、冷凍庫で保存した場合の賞味期限はおよそ2週間ほど。ローストビーフに限らず、お肉が腐るのは表面からなので、塊よりもスライスしてある商品のほうが傷みやすいのが事実です。
加えて、開封済みのローストビーフを冷凍する際、長く冷凍庫に入れておくことで "冷凍焼け" を起こして味や風味が損なわれる場合があります。味の劣化を避けるためにも、開封後はなるべく早く食べましょう。
未開封の真空パックは冷蔵庫でおよそ1週間、冷凍庫でおよそ1ヶ月保存可能です。しかし、開封済み同様に味や品質の劣化は避けられません。おいしいまま食べるためにも、購入後は早めに食べましょう。
前述したように、肉は切断面から傷んでいきます。そのため、塊の状態で冷蔵庫で保存していたとしても、作ってから3〜4日以内で食べ切るのがおすすめ。また、ローストビーフはスライスすると水分を失って食感が悪くなっていくので、スライスした場合はその日のうちに食べ切りましょう。
一方、チルド室で塊のまま保存した場合は、1週間ほど保存可能です。この場合も匂いや味が気になった場合は、保存から1週間以内でも食べないようにしましょう。
ローストビーフは賞味期限が切れていても、腐っていなければ食べることができますが、食べ方に注意が必要。また、以下の状態が見られた場合は食べられないので、要注意です。
・腐敗臭がする
・緑に変色している
・触るとヌルっとしている
・糸を引き、ねばついている
・酸っぱい匂いがする
食品の腐敗でわかりやすいサインが「匂い」。つぎに口に含んだときの「味の違和感」です。何か悪い違和感を感じた際は、雑菌が繁殖している可能性があるので、食べずに廃棄しましょう。
賞味期限が切れてしまったローストビーフでも、火を入れることで食べることができる場合があります。中までしっかりと焼くほか、アレンジレシピとしては、カレーやスープなどに入れて一緒に煮込む料理がおすすめです。
しっかり加熱することは、食あたりを防ぐことにもつながります。味が劣化している可能性があるので、濃いめの味付けにすると、さらに良いでしょう。
腐っている場合は加熱しても食べられません。
前述したように、ローストビーフなどの肉は切断面から腐っていきます。お肉の大敵は「乾燥」。品質劣化を防ぐためにも、なるべく塊のままでの保存がおすすめ。その日食べる分だけカットして食べるようにしましょう。
冷蔵庫のチルド室は、上段よりも少し温度が低いため肉類の保存に適しています。しかし、空気に触れてしまうと肉が乾燥してしまうため、乾燥することのないようにラップでしっかりと包んでから、ジップ付き保存袋に入れて冷蔵保存しましょう。
食品の酸化に関わってくるのが「空気」です。前述したように空気に触れてしまうことで、変色したり乾燥したりと、酸化・劣化につながります。冷蔵庫・冷凍庫にかかわらず、ラップで包む際にも保存袋に入れる際にも空気をしっかり抜いた状態で保存することを心がけましょう。
1. 1回で食べ切ることのできる大きさのブロックに切り分けて、ペーパータオルで水分をしっかり拭き取る
2. ブロックをラップで包み、ジップ付き保存袋へ。このときラップとの隙間に空気が入らないようにする
3. 金属製のバットのうえに乗せて冷凍庫にて保存する
保存袋に入れる際にも、しっかり空気を抜くのがポイント。ラップだけでなく保存袋もなるべく空気を抜きましょう。
急速冷凍とは、食品を速く冷凍させることで、旨味を閉じ込めて品質を保つ冷凍技術のことです。これは食品内の水分が氷に変わる温度帯(−1℃〜5℃)をなるべく早く通過させることで、氷の結晶が細胞を破壊するのを防ぐという仕組み。
細胞の破壊を防ぐということは、品質劣化を防ぐことにもつながるため、急速冷凍は "旨味を閉じ込める保存方法" といわれているのです。
ただし、開封後日が経ったローストビーフの冷凍保存はおすすめできません。
それでは、急速冷凍したローストビーフのおすすめの解凍方法をご紹介します。
1. 食べる半日前に冷凍庫から冷蔵庫に移す
冷蔵庫での解凍時間は、およそ250gで8時間ほどが目安です。
2. 半解凍の状態で冷蔵庫から取り出しスライスする
冷蔵庫に移してから8時間ほど経過したら、肉の弾力を確認しましょう。半解凍の状態(表面を押してみて少し弾力を感じるくらい)になっていれば、好みの薄さにスライスします。
3. スライスしたローストビーフを皿に並べたらラップをし、冷蔵庫にて30分置く
スライスした半解凍状態のローストビーフを皿に並べ、30分ほど置いたら解凍完了です。
ローストビーフを保存袋から取り出し、ラップをかけたまま電子レンジに入れ、解凍モード、もしくは100~200Wで1分ずつ、様子を見ながら加熱していきます。この際、上下を返しながら加熱し、火が通りすぎないように注意しましょう。100gのローストビーフなら、およそ5分ほどで解凍可能です。
一度解凍したローストビーフの再冷凍は避けましょう。
5,400円
見事なサシが食欲をそそる、国産黒毛和牛を使ったローストビーフ。規格外商品のため、ふぞろいですが、贅沢で芳醇な味わいには変わりありません。250gとたっぷりの量が楽しめるので、特別な日のメインディッシュとして、また、お酒と一緒に楽しむひと品としていかがでしょう?
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国産牛のもも肉を、時間をかけてじっくり焼き上げた香ばしいローストビーフ。繊細なサシは肉の旨味をさらに引き上げてくれます。好みの薄さにスライスして、柑橘系のソースと合わせて食べるのがおすすめ。赤ワインとの相性がぴったりですよ。
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10,800円
日本料理の老舗「なだ万厨房」が作るローストビーフは、黒毛和牛の上質な味わいをぎゅっと閉じ込めた贅沢な逸品。噛むごとにしっかりとした旨味が楽しめます。特製のソースをかければ、さらに豪華に、上品に。とろっとやわらかな黒豚の角煮もセットになっているため、ギフトにも適したひと品です。
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市販のローストビーフだけでなく、最近は自家製ローストビーフもご自宅で簡単に作ることができるようになりました。しかし、塊の肉を買うとどうしても余ってしまいがちですよね。
一度スライスしてしまうと、乾燥・酸化が始まってしまいます。ブロックのローストビーフは保存方法に気をつけて、なるべく長くおいしいローストビーフを楽しみましょう♪
※商品情報や販売状況は2023年11月03日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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