汗をかく暑い日が続いていますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。暑い日の冷えたビールは最高、ついつい飲酒量が増えがちとお客様からお話いただくこの頃。この時期、心配になるのが熱中症や脱水症状です。そこで大切になるのが水分と塩分補給ですが、ビールなどのお酒は水分補給に適しているのでしょうか。また、汗をかいたら塩分補給と思うあまり塩分を補給しすぎてはいませんか。普段から減塩に気をつけている方や、高血圧の方はどうすればよいのでしょうか。今回は、最近の相談の中で気になった夏の水分塩分補給について考えたいと思います。

夏でも基本減塩に努める

血圧が気になる方、あまり汗をかかない方は引き続き減塩に努め、多量の汗をかく場合を除き塩分は避けましょう。汗の中に含まれる塩分は約0.3%です。例えば1Lの汗をかいたとき失われる塩分は3gの計算になりますが通常の生活でこのような汗をかくのはまれで、ほとんどありません。身体に必要な塩分は普段の食事で摂れるため、欠食せずに食事をしっかり摂ることが大切であり夏バテ予防にもなります。ただし、水分補給はどんな時も重要です。

こまめな水分補給

喉が渇く前にこまめに水分補給をしましょう。炎天下での作業や運動で、多量の汗をかく場合はスポーツドリンクや経口補水液を活用すると良いでしょう。あまり汗をかいていないのに、水分補給にスポーツドリンクを飲むのはおすすめできません。スポーツドリンクは、身体にすばやく浸透するよう塩分や糖分が含まれているものがほとんどです。お茶の代わりに飲むといったことはないよう、目的に応じて上手に活用しましょう。

水分補給に適した飲料について

暑い日、仕事終わりのビールは最高!とついつい飲みすぎてはいませんか。アルコール(ビール、ワインなど)、コーヒー、紅茶、緑茶などにはカフェインが多く含まれており、利尿作用があります。そのため水分補給と思って飲んでいても、身体に留まらず排泄される特徴があります。就寝前の多量飲酒や長時間の飲酒では水分補給できず、寝ている間にも水分は失われるため脱水の危険があります。お酒を飲む際は、お水を一緒に飲むことを忘れないようにしましょう。

熱中症や脱水症状の予防のためにできること

多量の発汗はさけ、なるべく涼しい場所ですごすようにして、クーラーをうまく利用しましょう。水分補給にはカフェインの少ないお茶やお水がおすすめです。運動や汗をたくさんかく際にはスポーツドリンクも取り入れましょう。普段の食事で塩分は十分に摂れます。欠食を避け、バテない身体を作り暑い日を乗り越えましょう。

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