おやつやプレゼントに最適なクッキーですが、市販と手作りでは賞味期限に違いがあることをご存じでしょうか?おいしくクッキーを食べられるように、クッキーの賞味期限と保存方法を解説していきます。

クッキーの賞味期限をチェックしてみよう!

クッキーがいっぱいある

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お菓子の定番といえばクッキー!贈り物にクッキーを選んだり、手作りクッキーを作ったりする方も多いでしょう。

ただしクッキーは市販クッキーと手作りクッキーで賞味期限が異なるので注意も必要です。当記事ではクッキーの賞味期限や保存方法について紹介していきます。

賞味期限と消費期限の違い

賞味期限とは、おいしく食べられる期限のことです。期限内であれば、品質が保たれた状態でおいしく食べることができます。期限を多少過ぎたとしても、すぐに安全面の問題は発生しません。

一方で消費期限とは、安全に食べられる期限を指します。消費期限を越えた食べ物は、品質に問題が生じ、安全に食べられない可能性があるため注意が必要です。

市販クッキー・手作りクッキーの賞味期限は?

お皿にクッキーが乗っている

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クッキーの賞味期限は市販クッキーと手作りクッキーで異なります。市販クッキーの賞味期限は数ヶ月〜1年程度が多く、パティスリーのクッキーや手作りクッキーは3日〜1週間程度です。

賞味期限が異なる理由は、クッキーに含まれる水分量や油分の劣化にあります。市販クッキーは焼き上げる際に加熱処理や粗熱処理までおこなうため水分含有量がかなり少ないです。

さらにクッキーに使われるバターの油分は空気に触れると酸化して、品質劣化の元になってしまいます。しかし市販クッキーは専用パッケージや真空パックを使用することで酸化を防ぐため、賞味期限を長く保てるのです。

市販クッキーの場合

市販クッキーの賞味期限は未開封の場合、数ヶ月〜1年程度が多いです。チョコレートが入っていたり、バターが多く使われていたりするクッキーだと賞味期限が短いものもあります。

開封後のクッキーは密閉状態で保存できれば、常温で4〜5日程度、冷蔵で1週間程度、冷凍で1ヶ月程度保つことができるでしょう。

ただし密閉できていなかったり、直射日光・高温多湿の場所で保存したりした場合は、品質劣化が賞味期限よりも早く進む可能性があるので注意が必要です。

手作りクッキーの場合

手作りクッキーの賞味期限は、3日〜1週間程度です。市販クッキーと比べるとおいしく食べられる期間が短いので早めに食べきるよう心がけましょう。

とくにクッキーのなかにチョコレートやフルーツなどを加えた場合は注意です。クッキー内の水分量が増えたことで品質が劣化しやすくなるため、賞味期限は短くなります。

パティスリーのクッキーなども手作りなので賞味期限が短い場合がありますので、お召し上がりになる前にご確認ください。

▼【まとめ】クッキーの賞味期限

クッキーの賞味期限についてまとめた表

手作りクッキーの保存方法

瓶につめられたクッキー

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賞味期限が短い手作りクッキーを少しでも長くおいしくいただけるように、保存するときのポイントを押さえておきましょう。

手作りクッキーを保存するときに注意するポイント

手作りクッキーは焼き上げたあと粗熱を取ってから、涼しい場所で保存するようにしましょう。

基本的に常温保存で問題ないとされていますが、高温多湿の影響を受けやすいです。直射日光を避けて保存しましょう。

また湿気の多い梅雨や高温になりやすい夏の季節は、より気をつけて保管場所を選んでください。

手作りクッキーの保存は常温、冷蔵、冷凍どれが最適か

手作りクッキーは基本的に常温保存が可能ですが、冷蔵・冷凍保存にすることで品質劣化を抑えられます

常温の場合は、高温多湿に気をつけておけば3日〜1週間程度は保てるでしょう。冷蔵の場合は、容器などに入れて密閉保存することでクッキー内の水分や油分の劣化を防ぎます。常温よりも日持ちする可能性が高まるでしょう。

より長い期間、品質を保つなら冷凍保存がおすすめです。冷凍することでカビや油分劣化などを抑制できます。容器などで密閉して保存しましょう。

食べないほうがいいクッキーの見分け方・特徴4つ

見た目・食感・臭いなどに違和感があるときは、安全に食べられないクッキーである可能性が高いです。残念ですが、処分したほうがいいでしょう。

ここでは食べないほうがいいクッキーの特徴を4つ紹介するので、見分けるときの参考にしてみてください。

1. 色が変化している

部分的にでもクッキーの色が変化しているときは注意です。クッキーの中にある水分が、緑色や青色のカビとなって表面にあらわれている可能性があります。

2. 食感がねばついている

クッキーの食感がねばついていたり、脂っこさを感じたりしたときは食べるのをやめましょう。クッキーのに含まれるバターの油分が酸化して、傷んでしまっている可能性があります。

3. 変な味がする

クッキーを食べて変な味がする場合、腐っている可能性があるので気をつけましょう。カビだったり、油分の劣化だったりでが味に影響を及ぼしている可能性があります。

4. 変な臭いがする

クッキーらしくない変な臭いがするときは、注意です。品質が劣化して腐ってしまったクッキーからは、悪臭がする場合もあります。食べるのはやめておきましょう。

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賞味期限を守っておいしくクッキーを食べよう!

市販クッキーと手作りクッキーでは、それぞれ賞味期限に違いがあります。とくに手作りクッキーを食べるときは賞味期限内かどうか、変な味や臭いがしないかなど、おいしく食べられることを確認してからいただくようにしましょう。

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※商品情報や販売状況は2024年02月29日時点でのものです。
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