ライフスタイル&ヘルス2024/8/11 更新
クリスマスの挨拶といえば「メリークリスマス!」ですよね。「Merry Christmas」と書いたメッセージカードを贈ることもあるでしょう。当記事ではクリスマス定番フレーズである「メリークリスマス」の意味や起源・由来を紹介していきます。
12月の一大イベント、クリスマス。クリスマスシーズンになると「メリークリスマス」というフレーズが、街のいたるところから聞こえてきますよね。
しかし、「メリークリスマス」という言葉の意味を正確に答えられる方は、意外と少ないのではないでしょうか。当記事では「メリークリスマス」の意味や起源・由来など、クリスマスにまつわる基礎知識を紹介していきます。
「メリークリスマス」の意味は「楽しいクリスマスを」や「クリスマスおめでとう」です。
「メリー」には「楽しい」や「陽気な」といった意味があります。つまり、クリスマスという日をみんなで楽しもうと伝え合う、明るい挨拶なんですよ。
「メリークリスマス」は英語では「Merry Christmas」と書きます。
「Merry」は「楽しい・陽気な」といった晴れやかな意味をもつ言葉です。「Merry-go-round(メリーゴーランド)」という単語にも使われているように、キリスト教的・宗教的な意味合いはありません。
一方で「Christmas」は、「Christ (キリスト)」と「mas (礼拝=ミサ)」が合わさって生まれた言葉で、一般的にキリストが生まれた日(降誕祭)を指します。
日本では「メリークリスマス」というフレーズが定番ですが、ほかにも「Happy Holidays(ハッピーホリデイ)」や「Happy Christmas(ハッピークリスマス)」という表現で伝えることもできます。
「メリークリスマス」の言い換えとして「ハッピーホリデイ」というフレーズがありますが、海外では「ハッピーホリデイ」という表現のほうが一般的です。
なぜなら「メリークリスマス」は、キリストの誕生を祝して交わされる言葉。さまざまな人種の方が暮らす海外では、宗教の押しつけになる表現は望ましくないとされているからです。
キリスト教を信仰していない方々に配慮して、「楽しい祝日をすごしてください」という意味を込めて「Happy Holidays(ハッピーホリデイ)」という挨拶が浸透しました。
▼【まとめ】メリークリスマスの意味
「メリークリスマス」の言い換えのひとつに、「ハッピークリスマス」という表現があります。しかし、「メリー」をくわえた「ハッピーメリークリスマス」は誤った表現であるため気をつけましょう。
なぜなら、「メリー」と「ハッピー」はどちらも「楽しい」といった意味をもつ単語なので、意味が重複してしまうからです。
「メリークリスマス」か「ハッピークリスマス」のいずれかを使うようにしましょう。
毎年やってくるクリスマスですが、そもそもどんな背景から生まれたイベントなのか、ご存じでしょうか。ここからは、クリスマスの意味や起源・由来についてみていきましょう。
毎年、12月25日におこなわれるクリスマス。
前述したとおり、クリスマスは英語で「Christmas」と書きます。
「Christ (キリスト)」と「mas (礼拝=ミサ)」という2つの単語が合わさった言葉だと考えられていて、日本語では「キリストを祝うミサ」「キリストミサ」といった意味に。それが次第に縮まって「Christmas(クリスマス)」と呼ばれるようになった、という説があります。
つまりクリスマスとは、イエス・キリストの誕生を祝う日(降誕祭)のこと。ただし降誕祭とは、あくまでもキリストが生まれてきたことを祝福する日であり、キリストの誕生日ではないことを覚えておきましょう。
すでに見たとおり、キリスト教の始祖であるイエス・キリストの誕生を祝福するために制定されたのが「クリスマス」。12月25日に制定されたのは、紀元4〜5世紀ごろだといわれています。
諸説ありますが、もともとローマで開催されていた祭典に、キリストの誕生を祝う意味が付け足されたことで、民衆の間にもクリスマスの習慣が広まっていったそうです。
日本ではクリスマスだけでなく、クリスマス・イブも盛り上がりますよね。そんなクリスマス・イブですが、本来の意味は「クリスマスの前夜」ではないことを知っていますか。
クリスマス・イブの「イブ」は「Eveninng(夜)」からきています。クリスマス・イブは「クリスマスの前夜」だと捉えられがちですが、正確には「クリスマス当日の夜」を指しているのです。
しかし、ややこしいのが日付で考えるとクリスマス・イブは12月24日、クリスマスは12月25日にあたるということです。
その理由は、キリスト教会の暦と現代の暦の違いにあります。キリスト教の「教会暦」と一般的な「現代暦」では、一日の終わりとはじまりの考え方が異なるのがポイントです。
キリスト教会暦では、新しい一日は日没からはじまると考えられています。そのため、12月24日の日没から「クリスマス」がはじまり、25日の日没までが「クリスマス当日」となるのです。
つまり現代暦における12月24日の夜は、キリスト教会の暦上ではすでに「クリスマス当日の夜」ということ。そのため、「クリスマス・イブ」は12月24日にあたるのです。
クリスマスといえば、サンタクロース、クリスマスプレゼント、クリスマスツリー、クリスマスディナーにクリスマスケーキは欠かせませんよね。
クリスマスを思う存分に楽しむため、クリスマスにまつわる知識をさらに深めていきましょう。
毎年、子どもたちにプレゼントを届けにやってくるサンタクロース。
サンタクロースのモデルは、ギリシャ人司教の聖ニコラウスという実在した人物だといわれています。聖ニコラウスは貧しい人々を助け、恵みを与えていました。そんな聖ニコラウスの逸話が派生して、「サンタクロースがプレゼントを贈ってくれる」という習慣が生まれたそうです。
クリスマスにプレゼントを贈る文化の起源は、キリストが生まれた日に「東方の三賢人」と呼ばれる占星術学者たちが贈り物を持ってやってきたというエピソードに由来するといわれています。
彼らがプレゼントを贈ったことがきっかけとなり、現代までつづくクリスマスプレゼントの文化が生まれました。
クリスマスツリーは、もともとはキリスト教由来ではなかったそうです。諸説ありますが、ゲルマン民族がおこなっていた冬至のお祭り(ユール)が起源だといわれています。
お祭りでは木を切って家へ運ぶ習わしがありました。人々は持ち帰った木の幹を燃やして、夜の時間が最も長い冬至の間、太陽の光を想ったといいます。
その習慣がほかの地域にも伝わり、ツリーに装飾したり、明かりを灯したりして、家に飾られるようになりました。
クリスマスといえば、豪華なディナー!世界各国でさまざまなディナーがクリスマスの夜を彩っています。
たとえば日本はチキンが定番ですが、イギリスでは七面鳥がメインだったり、デンマークではフレスケスタイというパリパリの皮が特徴のローストポークが登場したりします。
趣向を変えたクリスマスにしたい場合は、海外で食べられているメニューを取り入れてみるのも良さそうですね。
クリスマスのお楽しみのひとつ、クリスマスケーキ。日本では12月になると、スポンジを使った華やかなクリスマスケーキがたくさん登場しますよね。
世界各国をみてみると、クリスマスケーキの在り方もさまざま。たとえばイギリスでは、1ヶ月前に熟成させたお酒風味のケーキ・クリスマスプディングを食べる習慣があるといいます。気になる方は、世界中のクリスマスケーキを調べてみてくださいね。
サクサクと空気のような軽い口当たりが魅力の焼き菓子「エコルセ」。クリスマスらしい赤と緑を基調としたパッケージで、遊び心を感じさせます。三角、短冊、丸型など、さまざまな形を楽しめるのがポイント。生地の中にあるチョコレートのまろやかな甘味がじんわりと伝わります。
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キラリと光る宝石のような透明感が美しい、琥珀糖のギフトです。北海道産のてん菜を使用していて、すっきりとした甘さを感じられるのが特徴。誕生石をモチーフにした12種類のなかから、8種類の好きなフレーバーを選択できます。ストロベリーやマスカット、ヨーグルトなど、どれも味わい深さがありますよ。
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葉っぱの形をモチーフにした、ナチュラルなチョコレートが印象に残るギフトボックスです。ひとつの包みに3種類のフレーバーが封入されています。まろやかな甘味のミルクや、すっきりと甘酸っぱいクランベリー、濃厚でまったりとしたキャラメルや、ほんのり大人のダークなど、さまざまな味を楽しめますよ。
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丸い形のチョコレート板に、華やかなデコレーションがほどこされた「パレショコラ」を含むスタイリッシュな洋菓子ギフト。人気のパレショコラは、ザクザクとしたナッツの食感がアクセントになりますよ。ほかにもショコラをベースに作られた焼き菓子「クグロフ」と「カカオケーク」の2種類がラインアップされています。
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高級感あふれるなめらかな口どけが魅力的な、クリスマスにおすすめのチョコレートギフトです。やさしい甘さのプラリネに、香ばしいナッツの味わいを組み合わせているため豊かなハーモニーを感じられます。カリッとした食感が、クセになりますよ。デザイン性も高いため、見ているだけでうっとりすること間違いなし♪
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食用の竹炭をベースに、黒を基調としたインパクトのある見た目に仕上げた斬新なケーキです。クリスマスに一風変わったケーキを楽しみたい方におすすめ。チョコレートの濃厚な甘味と、レアチーズケーキのさっぱりとした味わいのコントラストが楽しめます。フルーツのみずみずしさもたまりません。
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人気のフィナンシェギフトは、クリスマスに喜ばれやすい品のひとつ。しっとりとした生地の魅力的な口当たりが、ゆったりとした時間を届けてくれます。アーモンドプードルをベースにしているため、豊かな風味に。濃厚な「ショコラ」やオレンジの風味がさわやかな「オランジュ」など、食べ応え抜群のフレーバーがラインアップされています。
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クリスマスには、キリスト誕生の日を楽しく過ごそうという思いを込めて「メリークリスマス」と挨拶が交わされています。ほかにも「ハッピークリスマス」や「ハッピーホリディ」という表現もあるので、機会があれば普段と違った挨拶を楽しんでみるのもいいでしょう。
※商品情報や販売状況は2024年08月11日時点でのものです。
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