ライフスタイル&ヘルス2024/12/13 更新
2月3日の節分の日、一部の地域では玄関先に「ひいらぎいわし(柊鰯)」を飾る風習があります。この記事では節分に飾る「ひいらぎいわし」の意味と作り方・飾り方をご紹介。合わせて、大人も子供もおいしく食べられる、いわし料理の簡単レシピもご紹介します。
「ひいらぎの枝」と「いわし」を一つずつ用意しておきましょう。
まず、いわしを魚焼きグリルで焼きます。飾った際に生臭さが出ないように、しっかり焼くのがポイントです。加熱が終わったら、頭の部分だけ切り落とします。いわしの熱が取れたら、いわしのエラの部分から目にかけて、ひいらぎの枝を刺して完成です。
ひいらぎいわしは鬼を家に近づけないようにする目的で飾るため、家の中ではなく、必ず家の外に飾ります。玄関先に飾るのが一般的ですよ。飾り方に決まりはありませんが、ひいらぎの枝の部分をテープで貼って止める、紐で結びつけるなどして固定するのがおすすめです。
ひいらぎいわしの処分法は、神社と自宅で異なります。神社で処分する場合は、「お焚き上げ」するのが一般的。神社によっては対応していないところもあるため、事前に確認すると安心です。
自宅で処分する場合は、「白紙に包んで塩で清めてから捨てる」と良いでしょう。海からには罪やけがれなどを浄化させる力があると考えられており、そこから取れる塩には神の力が宿っているとされています。
「ひいらぎいわし(柊鰯)」は古くからの日本の風習として伝えられている節分の飾りです。「ひいらぎの枝」に焼いた「いわしの頭」を刺したものを指します。
「ひいらぎいわし」はただの飾りではなく、節分の鬼が嫌いな葉っぱである、尖ったトゲのあるひいらぎと、鬼が嫌がる臭いのいわしを組み合わせて飾ることで「鬼が家に入って来ないように」という魔除けの意味合いが含まれています。
ひいらぎいわしに使われる「いわし」は、腐りやすく、焼くことで臭いを出して魔除けをしていたことから「焼き嗅がし」が転じて「やいかがし(焼嗅)」と呼ばれることもあります。
また、ひいらぎいわしは、いわしの頭の部分のみを飾るため、身の部分を節分の行事食として食べる地域も多くあります。特に西日本の一部の地域ではひいらぎいわしを飾ったあと、その日中にいわしを食べる風習が残っていますよ。
ひいらぎいわしを節分に飾るのは全国でおこなわれている風習ではなく、一部の地域のみでおこなわれている風習で、そのほとんどが本州であり、北海道や九州ではあまり見受けられません。本州の中でも主に西日本の風習で、関西地方が中心です。特に奈良県の奈良市内では、ひいらぎいわしを飾る風習が色濃く残っていますよ。そのほか東海・関東・東北の一部でもおこなわれています。
節分のひいらぎいわしは節分の当日に飾るのが一般的ですが、飾る時期については地域差があり、小正月の翌日にあたる1月15日に飾る地域もあります。
また、ひいらぎいわしをはずす日についても地域差があります。節分の翌日に外す地域もあれば、2月いっぱい飾っておくところ、次の年まで1年間飾っておくなど地域によって分かれています。
節分に飾るひいらぎいわしは、いわしの頭部分のみ使うため、一部の地域ではいわしの身体の部分を節分の行事食として食べる風習があります。そこで、節分の日に食べたい、子供から大人までおいしくいただけるいわしを使うレシピを3つご紹介します。
ふっくらとした身のやわらかな食感がたまらない、いわしの甘露煮です。脂ののったいわしを、じっくりと煮ることうま味がギュッと凝縮。しょうがの辛味がアクセントを効かせます。いわしのサイズに合わせて、加圧時間を調節するのがポイントです。調理前にしっかりといわしの水気をふきとりましょう。
レシピはこちら|macaroni
サクサクの衣がボリューム満点のレシピです。いわしをゆかりで味付けするので、絶妙な甘じょっぱさを感じられます。ゆかりの風味がふわっと広がるため、味付けに塩を使用しなくても大丈夫です。カリッと揚げるには、油の温度を上げすぎないのがポイント。油が熱すぎると、ゆかりの色味が悪くなってしまうためご注意ください。
レシピはこちら|macaroni
いわしカリッと揚げる、ジューシーな唐揚げレシピです。下味にしょうがを使用するため、いわしの臭みを和らげられます。香ばしい風味がふわっと広がり、しっかり満足できるでしょう。口の中でとろける、いわしのうま味がたまりません。食卓のメイン級を作りたい方におすすめですよ。
レシピはこちら|macaroni
節分に飾る「ひいらぎいわし」には鬼が家に入って来ないように、という魔除けの意味が込められています。次の節分は、玄関にひいらぎいわしを飾り、いわしを使う料理を食べて過ごしませんか。
※商品情報や販売状況は2024年12月13日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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