ライフスタイル&ヘルス2022/12/17 更新

ひな祭りに定番の食べ物・お菓子6選!食べる意味や人気のレシピもご紹介

3月3日は女の子の健やかな成長を願う「ひな祭り」の日。この記事では、ひな祭りのお祝いで定番の食べ物やお菓子と、それぞれに込められた意味・由来についてわかりやすく解説します。ひな祭りの食卓を彩る料理やお菓子の簡単レシピもご紹介するので、ぜひお役立てください。

ひな祭りにはどんなものを食べたら良い?

ひな人形と桃の花が飾られている様子

iStock.com/iggy_mars

33日の「ひな祭り」は、女の子の健やかな成長を願いひな人形を飾ってお祝いをする日。桃の花が咲く季節のため「桃の節句」とも呼ばれています。

そんなひな祭りには定番の食べ物があり、ここでは代表的な6種類の食べ物やお菓子について解説します。定番からアレンジまでの楽しいレシピも紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

ひな祭りの定番の「食べ物」3選

木桶に入ったちらし寿司と傍らに桃の花の枝

iStock.com/karinsasaki

ちらし寿司


ちらし寿司は、さまざまなお祝いの日のごちそうとして食べられる料理です。具材には、長寿の象徴である「えび」、見通しがよくなる「れんこん」金銀を表す「錦糸卵」など、縁起の良いものが使われます。彩り華やかな見た目が、女の子の節句にぴったりな定番メニューです。

はまぐりのお吸い物

はまぐりは仲のよい夫婦の象徴とされています。これは、はまぐりが二枚貝で対の貝殻がぴったりと合うためです。ひな祭りに食べるまぐりのお吸物には、女の子が成長し良縁に恵まれ、結婚相手と仲良く過ごせようにとの願いが込められています。

白酒(甘酒)

白酒には厄除けや長寿の意味があります。古くはひな祭りの起源とされる邪気払いの行事で飲まれており、江戸時代には女性向きのお酒として根付いたとの説があります。

ただし白酒はアルコール度数が5%以上あるため、未成年は飲むことができません。お子さまが飲めるノンアルコールの甘酒を代用するのもおすすめです。

ひな祭りの定番の「お菓子」3選

ピンク色の懐紙にひなあられをのせた様子

iStock.com/nikoniko_happy

菱餅

緑・白・赤(桃色)の餅が層になった「ひし餅」。緑は「健やかな成長」白は「清浄・純潔」赤は「魔除け」の意味があります。ひな祭りの起源とされる古代中国の「上巳節」で食べられていた母子草の餅が日本に伝わり、江戸時代には緑と白の二色、明治時代には赤を加えた三色の餅になりました。

ひなあられ

ひなあられも伝統的なひな祭りのお菓子です。その昔、ひな人形を持って野原に出かける「ひなの国見せ」という風習あり、その際に食べていたのが始まりと言われています。関東は米粒状の甘いポン菓子、関西では丸い粒状のあられで、色合いは菱餅と同じ緑・白・赤。女の子の健やかな成長を願う食べ物です。

桜餅

桜餅もひな祭りの定番和菓子ですが、実は伝統的な由来や意味はないとされています。淡い桃色の華やかな見た目と食べやすい甘さから、端午の節句の「柏餅」に対して桃の節句の「桜餅」として定番になったようです。小麦粉生地であんを挟む関東風の「長命寺(ちょうめいじ)」、道明寺粉の餅であんを包む関西風の「道明寺(どうみょうじ)」があります。

ひな祭りにぴったり!おすすめレシピ8選

1. ひな祭り料理の主役!ちらし寿司

れんこんやえびの入ったちらし寿司

ひな祭りのメイン料理、ちらし寿司のすし飯から具材までを手作りする基本レシピです。おいしく仕上がる調理手順やコツがわかるので、初めて作る方でも安心。マスターするとさまざまなお祝い料理に役立ちます。

レシピはこちら|macaroni

2. 華やかでかわいい♪てまり寿司

ひな祭りモチーフになった手まり寿司

おひなさまとお内裏さまがモチーフのかわいらしいてまり寿司は、お子さまのひなまつりパーティーにぴったりです、サーモン、卵、きゅうりなどのカラフルな食材で彩り華やかに仕上げましょう。お好きな具材でアレンジも楽しめます。

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3. おひなさまをモチーフに。デコ巻き寿司

ひなまつりモチーフの寿司

断面のデザインがひな人形のデコレーション寿司です。1本の巻きずしで、おひなさまとお内裏さまの両方が作れる便利なレシピ。お好みの飾りつけで彩りよく仕上げましょう。仲間や家族で一緒に作ると盛り上がりますよ。

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4. 上品な味わい。はまぐりのお吸い物

貝つきのはまぐりが入ったお吸い物

ひな祭りのお祝い膳にぴったりな、上品な味わいのはまぐりのお吸物です。塩のみのシンプルな味付けで、はまぐりと昆布の豊かな風味を楽しめます。三つ葉の代わりにゆでた菜の花を使い、春らしさを演出するのもおすすめです。

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5. 切り餅2個で!三色ひなあられ

ベージュの皿に盛られたひなあられ

緑・白・赤のパステルカラーがかわいいひなあられを簡単に作れるレシピです。小粒にカットした切り餅をオーブンでカリッと焼けば、あとは抹茶やストロベリーのパウダーをまぶすだけ。お正月に余った切り餅で気軽にチャレンジしてみては?

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6. 桜香る。関東風の桜餅

桜の葉で巻かれた桜餅

白玉粉入りのもちもち生地とこしあんのやさしい甘さがおいしい関東風の桜餅レシピです。桜の葉の塩漬けがふわっと香り、ひな祭りの食卓が華やぐひと品。生地をフライパンで焼き市販のあんを包むだけなので、意外と簡単に作れますよ。

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7. サクサク甘い♪チョコおこし

四角い皿に盛られたチョコおこし

和スイーツ好きの方におすすめの「チョコおこし」は、関東風ひなあられとチョコで作るひと品。ひなあられに溶かしたホワイトチョコを絡めて固めるだけなので、とても簡単に作れます。ラッピングしてひな祭りのプレゼントや手土産にするのもおすすめです。

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8. マシュマロで手軽に。ひな祭りムースケーキ

三色に重ねられたムースケーキ

菱餅のような見た目がひな祭りのデザートにぴったり!マシュマロで作るいちご・抹茶2種類のムースとカステラを重ねるレシピです。身近な材料で簡単に作れるのがうれしいですね。3層が透けて見えるグラスやカップで作ってもおしゃれ♪

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定番やアレンジでひな祭りの食べ物を楽しんで

ちらし寿司やひなあられなど、ひな祭りの伝統的な食べ物には女の子の成長や幸せへの願いが込められています。緑・白・赤の色合いやひな人形のモチーフで、料理やお菓子をアレンジするのも現代のひな祭りの祝い方。ご紹介したレシピを参考に、ひな祭りの食べ物をお楽しみください。

※商品情報や販売状況は2022年12月17日時点でのものです。
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