ライフスタイル&ヘルス2022/12/25 更新
シュトーレンは、クリスマスを待ちながら1ヶ月ほどかけて少しずつ食べるドイツの伝統菓子です。その食べ方からも長持ちすることはわかりますが、最後までおいしく食べるにはどんな保存方法が良いのでしょうか。この記事ではシュトーレンの賞味期限や保存方法について解説します。

シュトーレンは、ラムなどのお酒に漬けられたドライフルーツや、ナッツが生地にたっぷりと練り込まれていて、表面が粉糖に覆われているパンのようなお菓子です。1ヶ月ほどかけて食べるので、食べ終わるまでにも熟成が進み、味に深みが増しておいしくなっていくのが特徴です。
この記事ではシュトーレンの開封前や開封後の正しい保存方法を、常温・冷蔵・冷凍に分けて詳しくご紹介します。
シュトーレンは砂糖、バター、アルコールなど保存がききやすい材料が多く使われていて、開封前は常温保存が基本です。開封後は断面が乾燥したり、カビが発生しまったりしてしまう可能性があるので冷蔵や冷凍での保存がおすすめですよ。

iStock.com/Liudmila Chernetska
シュトーレンを食べるのはクリスマスシーズンです。寒い冬の時期とはいえ、部屋の温度や湿度が高い環境では、シュトーレンを切った断面からカビが発生してしまう場合があります。最後までおいしく食べるにも、開封後のシュトーレンは冷蔵保存すると安心ですよ。
1. 中央を切って2等分にする
2. 食べる分だけ断面側から1cm程度の厚さに切る
3. 残りのシュトーレンの断面をぴったり合わせてひとつにまとめ、ラップで包む
4. 密閉できる容器や保存袋に入れ、野菜室で保存する
冷蔵保存する時は乾燥を防ぐために、断面を合わせてできるだけ空気に触れる面を少なくしてからラップで包みましょう。
しっかりと密閉して保存するとほかの食品の匂い移りを防ぐことができます。熟成による味わいの変化を楽しむには、冷蔵庫よりも温度が低くない野菜室での保存がおすすめですよ。
シュトーレンは冷凍保存も可能です。保存期間の目安は冷凍してから1ヶ月ほど。食べきれない分は、購入後になるべく早く以下の方法で冷凍保存しましょう。
1. 1cm程度の厚さに切り、1枚ずつラップで包む
2. 冷凍用保存袋に入れ、冷凍庫で保存する
冷蔵保存と違うのは切ってから保存する点です。冷凍状態のままでは硬くて切ることができません。必ず食べやすい厚さに切ってから冷凍保存してください。
冷凍したシュトーレンは、食べる分だけ冷凍庫から取り出して、常温で30分ほどおけば食べられます。冷凍のままトースターで表面をカリッと焼いてから食べてもおいしいですよ。
・ウィル「シュトレン クラシック」......賞味期限/常温60日
・ロイズ「シュトーレン」......賞味期限/常温1ヶ月
・Zopf「クラシック・シュトレン」......賞味期限/常温約1ヶ月
市販のシュトーレンは伝統的な製法であれば賞味期限が1〜2ヶ月程度のものが多いです。クリスマスを待つ間にゆっくりと味わいの変化が楽しめます。
手作りのシュトーレンは、市販のものと同等の衛生環境や製法で作ることがむずかしいため、早めに食べきることをおすすめします。2週間程度を目安として食べきってください。食べきれない場合は、冷凍保存がおすすめです。

シュトーレンが日持ちがする理由は、保存に適した材料や水分量で作られているからです。ドイツの伝統的なシュトーレンの製法には規定があり、「小麦粉の分量に対して、ドライフルーツやナッツが60%以上、かつバターが30%以上含まれる」という割合で作られています。水分量も25%以下にするように決められているので傷みにくくなるのが特徴です。
生地に練り込まれているドライフルーツはお酒に漬けられているため、殺菌効果があり、バターの油分には外部の菌が中に入るのを防ぐ役割があります。また、シュトーレンの表面を覆っている粉砂糖には、バターの酸化を抑え、保存性を高める効果がありますよ。
・カビが生える
・虫が発生する
・異臭がする
・変色している
保存がきくシュトーレンですが、室温や湿度が高い場合など保存状況によっては傷んでしまうことがあります。もし上記のような状態がひとつでも当てはまった場合は食べるのを控え、処分しましょう。
表面を覆っている粉糖が透明になってきたら、水分量が増えて劣化がはじまっている可能性があります。この場合は状態を確認してから早めに食べきりましょう。
シュトーレンはクリスマスシーズン限定で販売しているお店が多く、時期を逃してしまうと購入はむずかしいです。それだけにシーズン中にはぜひ味わいたいお菓子ですね。クリスマスを盛り上げるアイテムのひとつとして購入してみてはいかがでしょうか。上手に保存しながら味わいの変化をお楽しみください。
※商品情報や販売状況は2022年12月25日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。

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