ライフスタイル&ヘルス2024/3/23 更新
この記事ではコーヒー豆の保存方法を徹底解説します。焙煎・開封時期に合わせた保存方法の選び方や保存時のコツ・ポイント、冷凍保存の方法と解凍方法についても紹介。できる限り、コーヒー豆をおいしいまま保存したい方はぜひチェックしてください。
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コーヒー豆は常温・冷蔵・冷凍で保存可能ですが「焙煎・開封からどれくらいの時間が経っているか」によって適した保存法が異なります。コーヒーの風味を損なわないためにも、期間別のベストな保管方法をチェックしましょう。
コーヒーをもっともおいしく飲める期間は、豆の焙煎から2週間以内だといわれています。そのため、この期間は常温で保存するのがおすすめ。冷蔵・冷凍だとコーヒーが冷えてうまく抽出されないこともあるので、この期間に冷蔵・冷凍するのは避けるのが無難でしょう。
ただし、「常温保存ができるのは、コーヒーが未開封のときのみ」という意見もあります。空気に触れると酸化が促進されて劣化するので、開封後はなるべく空気を抜き、密閉できる保存容器に入れて保管するようにしましょう。
開封後は酸素に触れることによる劣化のほか、温度・湿度の影響でもコーヒー豆の品質が落ちていきます。そのため開封から2週間経ったコーヒー豆は冷蔵庫で保存するのがおすすめ。
冷蔵庫に置いておくことで、低い温度で安定的に保管できるため、品質の劣化をある程度抑えられます。保管時は常温保存の時と同じく、なるべく空気を抜いて、密閉できる保存容器に入れることが大切です。
開封から1ヶ月以上経ったコーヒー豆は冷凍庫で保存しましょう。コーヒー豆を冷凍保存する場合、保存時と解凍時にいくつかのポイントがあります。これらについては後述するので、ぜひチェックしてみてください。
▼【まとめ】期間別のコーヒー豆の保存方法
コーヒー豆を保存する際は、いくつかのポイントを守ることが大切です。ポイントを押さえることで、コーヒー豆の鮮度を維持しやすくなります。下記で紹介するので、ぜひ参考にしてください。
コーヒー豆を保存する際は、以下の4つの基本事項を意識しましょう。
1. 酸素に触れる量を減らす
2. 紫外線・日光・光にさらさない
3. 高温を避ける
4. 多湿を避け湿度を一定に保つ
コーヒー豆は酸素や紫外線・日光・光に触れることで酸化・劣化します。また高温の場所に置くと酸化のスピードが速くなり、水分に触れると品質の低下や雑味が生まれる原因に。そのため、これらを避けて保存することが大事です。
具体的にはコーヒー豆を密閉性の高い容器に入れ、風通しがよく直射日光の当たらない、高温多湿ではない場所に保管するようにしましょう。
コーヒー豆を保存するときは、密閉性・遮光性が高い保存容器を選ぶことが大事。常温保存時におすすめなのはガラス製やステンレス製の保存容器です。複数のブランドから専用の保存缶・キャニスターが販売されているので、チェックしてみるとよいでしょう。
ただしガラス製は光を通すので、保管時は暗い場所に置くようにしてください。また、乾燥剤を容器に入れることでコーヒー豆を湿気から守ることができ、さらに保存性が高まります。
冷蔵・冷凍保存時はジッパー付きの保存袋がおすすめ。とくにフリーザーバッグは厚手で気密性が高いものが多く、空気やにおいからコーヒー豆を守りやすいですよ。
さらにこだわりたい場合は、遮光性が高いアルミパックを使うのがおすすめ。どの保存容器を使う場合でも、空気をできるだけ抜いて袋を閉じ、なるべく光が当たらず、温度変化の少ない場所に保管するようにしましょう。
購入してきたコーヒー豆を移し替えるときは、容器に水分が残っていないかどうかをチェックしてください。
前述したとおり、水分に触れるとコーヒー豆の品質が落ちたり、雑味が生まれたりします。また、カビが発生する原因にも。水分が残っていればしっかりと容器を拭き、完全に乾燥させてからコーヒー豆を移しましょう。
コーヒー豆を冷凍する場合は、ジッパー付きの袋やフリーザーバッグに入れて保存しましょう。頻繁に出し入れすると温度差で結露・劣化しやすいので、1度に使うぶんずつ小分けにして冷凍保存し、使うぶんだけ取り出して解凍するのがおすすめです。
ドア付近は開閉による温度変化が大きいので避け、なるべく温度変化が起こりにくい奥側に保管するとよいでしょう。
また、冷凍室内のものがきちんと整理されていなかったり、霜が付いていたりすると、冷却機能が十分に発揮されないことが。霜があれば取り、不要なものがあれば処分し、きっちりと冷凍品を並べることで冷凍機能がアップします。
冷凍したコーヒー豆は淹れる前にしっかりと常温に戻しましょう。冷えたままだと粉に挽いてお湯を注いでも十分に抽出されず、おいしく淹れられない可能性があります。
冷凍したコーヒー豆を解凍する場合、まずは冷蔵室に入れてゆっくりと自然解凍させるのがおすすめ。冷凍室から取り出してすぐに常温に置くと急激な温度変化が起こりやすく、それによって結露が生じて品質低下の原因になります。
その後、冷蔵庫から取り出して室内に置き、常温に戻すとよいでしょう。可能であれば、室内に戻してから30分ほど経過してから開封するようにすると、結露が生じにくいのでおすすめですよ。
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コーヒー豆は焙煎・開封からどれくらいの時間が経っているかによって、適した保存法が違います。開封して1ヶ月経ったコーヒー豆は冷凍保存がおすすめ。冷凍時・解凍時にもいくつかのポイントがあるので、それらに注意して保管するようにしましょう。
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※商品情報や販売状況は2024年03月23日時点でのものです。
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