ライフスタイル&ヘルス2023/4/3 更新
食べきれなかったまぐろを、鮮度を保ったまま冷凍保存したいとお悩みの方も多いのではないでしょうか。この記事ではまぐろを冷凍保存する方法をわかりやすく解説!適切な解凍方法や保存期間の目安、おいしいレシピなどもご紹介しますので、参考にしてくださいね。
お刺身で食べることの多いまぐろですが、実は冷凍保存が可能です。多少鮮度は落ちるとはいえ、ちょっとした工夫で冷凍焼けや変色を防げ、解凍後もおいしく食べられますよ。
まぐろをおいしく冷凍するポイントは「素早く冷凍する」こと。ステンレストレーやアルミホイルなどを活用したり、冷蔵庫の「急速冷凍機能」を使ったりすることで家庭用冷凍庫でも冷凍速度を早められるでしょう。
まぐろはそのまま冷凍して2日ほど、味付け冷凍で10日ほど日持ちします。ただし冷凍していても日ごとに品質は落ちていくため、なるべく早く食べ切るようにしましょう。
それではまぐろを冷凍保存する流れを詳しくみていきましょう。鮮度を保つコツはなるべく早く凍結させることです。解凍後おいしく食べるためには、しっかりとポイントを押さえて作業を進めてみてくださいね。
家庭の冷凍庫で素早く中心部まで凍結させるには、なるべく薄くすることがポイントです。
まぐろを柵(さく)で購入した場合など、身に厚い部分があると完全に凍結するまでに時間がかかってしまうことがあります。冷凍に時間がかかると質の劣化につながるため、早く冷凍できる薄さにすることが重要です。
適度に薄くカットしたまぐろは、乾燥や冷凍焼けを防ぐためラップでぴっちりと包むか冷凍用保存袋に空気を抜くようにして入れるなどしましょう。
なるべく空気に触れさせないよう工夫することで、鮮度の保持に役立ちます。
ラップで包んだり冷凍用保存袋に入れたりしたまぐろは、ステンレス製のトレーやアルミホイルの上にのせるなどして冷凍します。ステンレストレーなどを用いることで冷気が食品に伝わりやすくなり、冷凍時間を早めることが可能です。冷凍庫に「急速冷凍機能」があれば活用しましょう。
また冷凍中は頻繁に冷凍庫を開閉しないようにすることも、急速冷凍の効果を高めるためのポイントです。
冷凍まぐろを解凍する際のポイントは、ドリップをなるべく出さないようにすることです。ドリップとは冷凍した食品を解凍する際に出てくる液体のことで、水分のほか旨みや栄養成分も含まれています。
ここでは柵のまま冷凍されたまぐろを、ドリップを出さずおいしく解凍する方法をご紹介します。
1. 海水より薄めの塩水で冷凍まぐろを洗う
2. キッチンペーパーなどで水分をよく拭き取る
3. 直接保存袋に入れ空気を抜く
4. ボウルに氷水を用意し、まぐろを保存袋ごと1時間ほど沈めておく
5. 解凍したらまぐろを袋から出し、キッチンペーパーなどで水分を拭き取る
6. 新たなキッチンペーパーでまぐろを包み、皿にのせてラップをかける
7. 冷蔵庫で半日〜1日ほどおく
解凍後に冷凍庫で一定時間寝かせるのは、まぐろを熟成させて旨みを引き出すためです。ただし寝かせすぎは禁物。身が黒ずんでしまい食べる際の見た目に影響するため、注意しましょう。
1. 40度程度のお湯1リットルあたり大さじ2杯の食塩を溶かし塩水を作る(3%〜4%濃度)
2. まぐろを1分〜2分漬けたら取り出し、水道水で軽く洗い流す
3. キッチンペーパーなどで水分をよく拭き取る
4. 新たなキッチンペーパーでまぐろを包み、皿にのせてラップをかける
5. 冷蔵庫で半日〜1日ほどおく
温水を使う方法は、氷水を使用して解凍するよりも比較的簡単な方法です。海水に近い濃度の塩水を用いることで、旨みの流出防止やまぐろのきれいな赤色の保持に役立ちます。
まぐろを適切に冷凍・解凍できれば、どんな調理法でもおいしく食べられますよ。ここでは冷凍まぐろを活用した、おいしくかつ簡単にできるレシピをご紹介します。ぜひ試してみてくださいね。
タレに漬け込まない「まぐろの漬け丼」をご紹介します。冷凍まぐろを解凍し冷蔵庫で寝かせておけば、漬け込む時間も考慮しなくて良いので忙しい日の夕食などにもぴったり。漬け込むタレは一度加熱するため冷ます時間が必要ですが、鍋ごと氷水で冷ますと早く仕上がりますよ。ご飯にはごま油を混ぜ込んで香ばしさを加えます。まぐろ以外のお刺身でも、ぜひ試してくださいね。
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おいしく冷凍・解凍したまぐろはお刺身でも食べられますが、いつもと違った食べ方を試してみてはいかがでしょうか。こちらのレシピ「まぐろのレアカツ」は、しっとりとしたまぐろとサクサクの衣の食感が絶妙!お刺身でも食べられるまぐろを使用するので、火の通し具合はお好みで調整してみてくださいね。下味はしっかりとついていますが、わさびなどお好みの調味料と合わせてみるのもおすすめですよ。
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焼肉のたれをメインの味付けに使用し、好相性のまぐろとアボカドを使用した簡単にできるおつまみをご紹介します。にんにくとコチュジャンを加えたピリ辛のユッケは、箸もお酒も進みます。かくし味のたくあんは、味と食感のアクセントに。トッピングの卵黄と絡めたアボカドとまぐろのまろやかさを、ぜひ味わってみてください。
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まぐろのおいしさを保ちつつ冷凍保存したい場合は、素早く凍結させることとドリップを出さないよう解凍することが最大のポイントです。適切な冷凍・解凍方法を身につけておくことで、まぐろ料理を楽しめる機会がより増えるでしょう。
※商品情報や販売状況は2023年04月03日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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