お中元は地域によって贈る時期に違いがあることをご存じでしょうか。この記事では、九州の方へお中元を贈る時期はいつなのか、また地域別のお中元時期や一般的なお中元のマナーについて解説します。阪急のおすすめ人気ギフト6選もご紹介しますよ。

そもそも「お中元」とは?文化が定着した理由

水色の風呂敷に包まれたギフトの横にお茶と花が添えられている様子

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お中元とは、お世話になった方へ感謝やお礼の気持ちを込めて夏に贈るギフトのこと。

お中元の中元とは、中国の道教で神の誕生日にあたる三元のひとつ、中元(7月15日)に由来するといわれます。中元にお供え物や贈り物をするという習わしが日本のお盆の風習と結び付き、日本独自のお中元文化へと発展。江戸時代に庶民の間にも広く定着しました。

「お中元」を贈る時期はいつからいつまで?

木目調の机の上に置かれた2023年8月の卓上カレンダー

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お中元は、いわば夏のご挨拶として贈るもの。とはいえ、お中元を贈る時期は夏の間ならいつでもよいというわけではありません。地域によって贈る時期に違いがあることをぜひ頭に入れておきましょう。

お中元を贈る時期は、自分が住んでいる地域ではなく、相手の方が住んでいる地域に合わせることが大切です。

九州の方へお中元を贈る場合の正しい時期

相手の方が九州在住の場合、お中元は8月1日から8月15日までに届くように手配をしましょう。

お中元の時期が限定されているうえ、お盆の時期とも重なることから、配送に時間がかかることも想定されます。期間内に届くよう、早めに準備するのがおすすめです。

九州以外の方へお中元を贈る場合の正しい時期

九州以外の方へお中元を贈る際には、以下の期間内に届くように手配しましょう。

北海道......7月中旬〜8月15日
東北・関東......7月1日~7月15日
北陸......7月1日〜7月15日または7月15日~8月15日(地域により異なる)
東海・関西・中国・四国......7月中旬〜8月15日
沖縄......旧暦の7月13日~15日(毎年日付が変わり、2023年は8月28日~30日)

お中元を贈るときのマナーとは?

紅白蝶結びののし紙をかけられたお中元の品物

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「お中元を贈りたいけど、どのようなマナーがあるのかよくわからない」という方も多いかもしれません。そんなにむずかしく考えなくても大丈夫です。お中元を贈る際の3つのマナーとお中元時期を過ぎてしまった場合のマナーをおさえておけば安心ですよ。

お中元を贈る際に気を付けたい3つのマナー

1. 事前にリサーチする

まずは、相手の方が住んでいる地域のお中元時期をチェックすることを忘れずに。また、ビールが好き、甘いもの好きといった相手の方の好みはもちろん、可能なら家族構成も事前にリサーチできるとベストです。より喜んでもらえる品を選びやすくなりますよ。

2. お中元の相場をチェックする

一般的なお中元の相場は3,000円~5,000円ほど。特にお世話になった方へは5,000円~1万円の品を贈る場合もあります。高価すぎる品は相手の方に余計な気を遣わせてしまう可能性もあり、無理のない範囲で感謝の気持ちを伝えられる品を選ぶとよいでしょう。

3. のし紙をかけて贈る

お中元には「紅白蝶結び」の水引きを用いたのし紙をかけて贈ります。のし紙のかけ方は2種類。のし紙をかけてから包装する「内のし」、包装してからのし紙をかける「外のし」があります。配送で贈る場合は「内のし」、直接手渡しする場合は「外のし」とするのが通例です。

お中元の時期を過ぎてしまった場合のマナー

うっかりして、相手の方が住んでいる地域のお中元時期を過ぎてしまった......。そのような事態に陥っても慌てなくて大丈夫です。お中元としてではなく、時期に合わせて「暑中見舞い」または「残暑見舞い」として贈ることができます。

・暑中見舞いとして贈る時期......梅雨明け~8月上旬の立秋前
・残暑見舞いとして贈る時期......8月上旬の立秋~8月末

ただし、九州地域の方へ贈る場合は、8月1日から8月15日までは「お中元」、8月16日から8月末までの期間なら「残暑見舞い」として贈りましょう。

定番のお中元ギフトとは?阪急の人気ギフト6選を紹介

お中元といえば、グルメやスイーツ、ドリンクといったいわゆる「消え物(使うと消えてなくなる物)」を贈るのが定番です。

また、涼感を感じられるデザートや夏バテ防止効果のあるうなぎなど、季節感のある贈り物も喜ばれます。ここではお中元におすすめの阪急人気ギフトを、定番商品と九州の特産品別にご紹介します。

お中元におすすめしたい定番商品3選

1. 「フリュテリー果坊」果の実(かんのみ)ジュレ4本アソート

ガラスの器に盛られた4種類のフルーツジュレ
3,996円

国産果実を贅沢に使った口溶けのよいゼリーは、幅広い世代の方に好まれる人気商品です。「岡山産清水白桃」「岡山産ニューピオーネ」「福岡産キウイフルーツ」「愛媛産甘夏」のおいしさをぷるぷるのゼリーで包み込みました。彩りもきれいで、満足度も十分。瓶入りで高級感もありますよ。

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2. 「まめや金澤萬久」豆菓子・ひよこのかすてら詰合せ

黒い盆に盛られた金箔付きのひよこ型かすてら
4,158円

ひよこをかたどった金箔付きのかすてらは、かわいらしい見た目にキュンとなりそうです。石川産有機大豆を使った紅白の煎り豆「紅白豆」とみたらし風味の「みたらし豆」を一緒に詰め合わせました。上品で美しいパッケージも魅力的。感謝の気持ちをきちんと伝えたいときにおすすめです。

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3. 「近江今津 西友」うなぎのせいろ蒸し

うなぎのせいろ蒸しが4個ときも吸のセット
5,940円

国産うなぎの蒲焼を、近江米を使ったたれご飯と錦糸卵とともに蒸し上げました。蒸さずに炭火でじっくり焼き上げる関西焼きのうなぎは、なんといっても香ばしさが醍醐味。本格的な味を電子レンジで温めるだけで楽しめ、きも吸付きなのも嬉しいポイントです。大切な方への夏ギフトにいかがでしょう。

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お中元におすすめしたい九州ならではの商品3選

4. 「阪急のやおや」熊本県 芦北のデコポン缶詰

熊本産デコポンの缶詰入りギフト
3,240円

熊本産デコポンのフレッシュなおいしさを缶詰に。年間を通して好きなときにデコポンを味わえるのは、缶詰ならではです。ぷりっとした食感、爽やかな甘味と酸味が心地よく、みずみずしい果汁が口いっぱいに広がりますよ。日々のデザートや保存食としても使え、重宝すること間違いありません。

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5. 「福智ブランドファクトリー」ふくち☆リッチジェラート あまおうセット

福岡産のあまおう苺を使った3種のフレーバーのジェラート
3,780円

福岡・福智町自慢のあまおう苺を使ったジェラートはいかがですか。素材のおいしさを生かし、無香料・無着色で仕上げているのが特徴です。フレーバーは「あまおう苺みるく」「あまおう苺シャーベット」「あまおう苺クリームチーズ」の3種類。爽やかな味わいは夏のデザートにもってこいです。

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6. 「博多もつ鍋 やまや」やまや黒豚一口餃子40個(20個×2パック)× 3個セット

フライパンから焼きたての一口餃子を箸でつまむ様子
5,197円

外はパリッと香ばしく、中は鹿児島産黒豚の旨味と肉汁がたっぷり。「博多もつ鍋やまや」の人気メニュー、黒豚一口餃子は、あっさりとした味わいで何個でも食べられると評判です。ごはんのおかずやおつまみ、餃子パーティーにもおすすめ。ご家族でたっぷり楽しんでいただけますよ。

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九州の方へのお中元は贈る時期を要チェック!

お中元を贈る際、ギフト選びも大切ですが、相手の方の住んでいる地域のお中元時期をチェックすることも忘れずに。九州在住の方であれば、お中元時期は2週間ほどと短めです。感謝の気持ちを込めて贈るお中元だからこそ、適切な期間内に届くよう早めの準備を心がけてくださいね。

※商品情報や販売状況は2023年04月13日時点でのものです。
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