はちみつをおいしく食べたいと思っても、食べ方のバリエーションが少ないと感じてはいませんか。この記事では、おいしいはちみつの選び方をはじめ、おいしく消費する食べ方や使い方、はちみつを活用するおすすめレシピをご紹介します。はちみつを食べる際の注意点も要チェックですよ。

おいしいはちみつの選び方

色合いもさまざまなはちみつの瓶が並んでいる様子

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はちみつは種類がたくさんあり、値段もピンキリです。どれを選んだらよいのか迷ってしまいますよね。はちみつは製造方法や、産地や蜜源となる花の種類によって、味わいや香り、栄養成分が異なります。おいしいはちみつを選ぶためのポイントをぜひチェックしてくださいね。

純粋はちみつを選ぶ

国産のはちみつは、製造方法によって「純粋はちみつ」「加糖はちみつ」「精製はちみつ」の3つに分類されます。おいしいはちみつを選ぶなら、ラベルに「純粋はちみつ」と書かれたものがおすすめ。純粋はちみつとは、余計な手を加えていない、天然成分100%のはちみつのことです。

「加糖はちみつ」は、はちみつに水あめや糖類を加えたはちみつ加工品。純粋はちみつに比べ、はちみつの量が少ない分、価格も安くなります。「精製はちみつ」は、加熱処理によりはちみつ特有の色や香り、栄養素を取り除いた、無色無臭のはちみつ加工品です。

クセの少ないはちみつを選ぶ

はちみつは、蜜源となる花の種類によって「単花蜜」と「百花蜜」に大別されます。単花蜜は主に1種類の花の蜜から成り、花の種類によって味わいや香りに個性が出るのが特徴。百花蜜は数種類の花の蜜が含まれるため、味わいはさまざまです。

一般的に、はちみつの色合いが薄いと味わいもマイルドで、色が濃いものは風味も濃厚になる傾向があります。万人に好まれるタイプのはちみつと言えば、単花蜜のアカシアやレンゲがおすすめ。香りが繊細でクセが少ないため、食べやすく活用しやすいのも嬉しいポイントです。

はちみつのおいしい食べ方や使い方

はちみつの食べ方や使い方が、ついついワンパターンになってはいませんか。この機会に、はちみつのおいしい活用方法をマスターしましょう。

そのまま食べる

木製のスプーンにはちみつが注がれている様子

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はちみつをスプーンですくって、そのままペロリ。香りを楽しみながら、はちみつならではの甘味やコクをダイレクトに味わえるのが魅力です。摂取量は1日大さじ1~2杯程度が目安。甘くておいしいはちみつですが、食べ過ぎには注意が必要です。

かけて食べる

はちみつは乳製品と好相性です。ヨーグルトにかけると、はちみつのコクのある甘さがヨーグルトの酸味をやわらげ、おいしくいただけます。また、ゴルゴンゾーラのような塩気のあるチーズにはちみつをかけるのも、王道の組み合わせ。甘じょっぱい味わいがクセになりますよ。

漬けて食べる

レモンのはちみつ漬けは、甘酸っぱい味わいで幅広い世代に人気です。常備しておくと、飲み物に入れたりヨーグルトのトッピングに使ったりと、なにかと便利。ほかにも青梅をはじめ、りんごやオレンジ、キウイといった果物、ナッツ類もはちみつ漬けに向いています。

料理に使う

はちみつは料理にも活用可能です。たとえば、お肉の下ごしらえにはちみつをまぶしておくと、臭みが消え、肉質をやわらかくする効果があります。また、砂糖の代わりに使ってみるのもOK。はちみつは砂糖よりも甘味が強いため、砂糖の1/3程度の分量で済むのも嬉しいポイントです。

はちみつを食べる際の注意点

はちみつの瓶から木製のスプーンではちみつをすくっている様子

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はちみつは1歳未満の乳児に与えてはいけません。万が一はちみつにボツリヌス菌が混入していた場合、乳児ボツリヌス症にかかるリスクがあるからです。

ボツリヌス菌は自然界に広く存在する細菌。一般的に、食品を介してボツリヌス菌が体内に入っても腸内細菌によって排除されますが、腸内環境が整っていない乳児の場合は、ボツリヌス菌が腸内で毒素を出してしまいます。

はちみつを与えるのは1歳を過ぎてから。はちみつだけではなく、はちみつを含む飲み物やお菓子などを与える場合も同様です。

はちみつを使ったおいしいレシピ5選

1. いろいろ使える。レモンのはちみつ漬け

テーブルに置かれたガラスの密閉容器入りレモンのはちみつ漬けと生レモン

爽やかな酸味とほっとする甘さが魅力のレモンのはちみつ漬け。材料も作り方もシンプルなので、作り置きしておくと重宝します。紅茶に入れたり、炭酸水で割ったりするのはもちろん、アイスクリームやヨーグルトにかけてもおいしいですよ。

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2. おかずやおつまみに。てりぽんチキン

和皿に盛り付けられたてりポンチキン

はちみつとポン酢で、鶏むね肉をツヤツヤの照り焼きに。淡白な鶏むね肉に甘酸っぱい味付けが絡み、さっぱりといただけます。はちみつ効果で、お肉はやわらかくジューシーに。ごはんやお酒のお供、お弁当のおかずにもおすすめです。

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3. カフェ風。はちみつ塩バタートースト

白い皿に盛り付けられたはちみつ塩バタートースト

カフェメニューのような、おしゃれなトーストはいかがでしょう。はちみつ、塩、バターが奏でる、コクのある甘じょっぱさがたまりません。手軽にパパッと作れるので、休日のブランチや女子会のデザートにもうってつけですよ。

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4. やさしい甘さ。はちみつりんごのホットヨーグルト

茶色の耐熱カップに入れられたはちみつりんごのホットヨーグルト

ホットヨーグルトに、すりおろしりんごとはちみつをプラス。トッピング用のりんごのシャリシャリとした食感がアクセントです。ほんのりとした甘さや温かさに癒されますよ。お好みでシナモンパウダーを振りかけるのもおすすめ。ほっとひと息つきたいときに最適です。

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5. カラフル。焼きパプリカのハニーレモンマリネ

白い皿に盛り付けられた焼きパプリカのハニーレモンマリネ

見た目も鮮やかなパプリカのマリネは、前菜や料理の付け合わせなどにも大活躍。はちみつレモン風味のマリネ液が、パプリカの甘味を引き立ててくれます。冷蔵庫で冷やすとより味がなじみますよ。白ワインのお供にもぴったりです。

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はちみつの食べ方はアイデア次第!

はちみつの食べ方がマンネリ化しているという方も、はちみつを余らせてしまいがちだという方も、ぜひ使い道を広げてみましょう。おいしいはちみつを選んだら、あとはおいしく食べるだけ。アイデア次第で、活用の幅はぐんと広がります。日常にはちみつをうまく取り入れてみてくださいね。

※商品情報や販売状況は2023年06月12日時点でのものです。
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