ライフスタイル&ヘルス2023/7/11 更新
デコポンは、上部がぽっこりと盛り上がった個性的なルックスが特徴の柑橘類。ゴツゴツとした固そうな見た目ですが、実はみかんのように手で剥いて薄皮ごと食べられます。この記事では、デコポンの基本の食べ方を解説するとともに、デコポンの皮の活用方法やアレンジレシピを紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
12月から5月にかけて旬を迎えるデコポン。この時期はスーパーにもたくさん並んでいますよね。デコポンは、シンプルに手で剥いて薄皮ごと食べるのが基本。しかし、包丁で薄く切ってサラダに加えたり、薄皮を剥いてジャムやスムージーにしたりと、実はアレンジも豊富なのです。ぜひいろいろな食べ方を試してみてくださいね。
デコポンの外側の皮はやわらかいので手で簡単に剥けます。まずは上部の出張っている部分を親指に力を入れて取りましょう。あとはみかんと同じ要領で皮を剥くだけです。小房に分け、薄皮を剥かずにそのまま食べられますよ。
きれいに切りたい場合は、包丁で皮を剥く方法がおすすめです。まずはデコポンの上下を包丁でカット。次にデコポンに沿って、包丁で縦方向に皮を剥きましょう。このとき、外側の皮だけでなく薄皮やワタも剥いてください。最後に食べやすい大きさにカットすれば完成です。薄くスライスすれば料理やお菓子作りにも使えます。
デコポンは、みかんと同様に外側の皮を剥いたら薄皮ごと食べられる果物です。薄皮はやわらかいので、口に入れても違和感がありませんよ。ただし、スムージにする場合は薄皮を剥いたほうがなめらかな口当たりになるのでおすすめです。
デコポンと野菜の相性は抜群です。包丁で剥いてスライスし、いつものサラダに加えるだけでおしゃれなカフェ風サラダのできあがり。爽やかでみずみずしいサラダを楽しめます。
薄皮を剥いてざく切りにし、牛乳、ヨーグルトと一緒にミキサーにかけると甘酸っぱくておいしいスムージーになります。バナナやパイナップルなどほかのフルーツをブレンドするのもよいでしょう。
デコポンがたくさん手に入ったときは自家製ジャムにするのがおすすめ。薄皮を剥いたデコポンに、砂糖とレモン汁を加えて煮詰めたら完成です。煮沸消毒したビンで保存すれば日持ちもしますよ。
柑橘類の果実や果皮を材料とするのがマーマレード。デコポンの果肉の甘さに加え、皮の苦味がアクセントになり、大人の味わいを楽しめるのが魅力です。
子どものおやつや、おもてなしのデザートにぴったりなのが、中身をくりぬいて作るデコポンの器ゼリー。見た目のかわいらしさに思わず笑顔になってしまうデザートです。
皮を剥いたデコポンに、はちみつもしくは砂糖をかけます。この際、デコポンによくすり込んで少し時間を置いてから食べるとより甘く感じられるのでおすすめです。
店頭に並んでいるものでも熟し切っておらず酸味が強い場合があります。そのような場合は、1週間から10日ほど風通しの良い場所に置いて追熟させましょう。デコポンは収穫後も追熟し続けるため、しばらくおいておくことで酸味が飛んで甘くなりますよ。
デコポンの皮を揉むと、刺激を受けてクエン酸が分泌されます。このクエン酸が刺激を受けた部分を修復しようと働くことで、クエン酸の量が減り、酸っぱさが減って甘くなるのです。ただし、揉みすぎると食感が悪くなる場合もあるため、適度に揉むようにしてくださいね。
そのほかにも、レンジで30秒ほど温めるという方法もありますよ。
調理時間:60分
デコポンのおいしさが皮ごと味わえる、ほどよい甘味と苦味が特徴のマーマレードです。トーストに塗るだけでなく、ヨーグルトに混ぜたり、紅茶に入れたりといろいろな使い方ができますよ。
・デコポンの皮......4個分
・デコポンの果肉......2個分
・砂糖......デコポン(皮と果肉)重量の60%
・デコポンはよく洗っておく
1. デコポンの皮を剥き、内側の白い部分をスプーンでこそげ取ります
2. 皮を千切りにしたら、沸騰したたっぷりのお湯でゆで、ザルに上げてゆで汁を捨てます
3. 苦味が気になる場合は、2を再度繰り返します
4. 果肉を小房に分けて、薄皮を剥き、ざく切りにします
5. 湯切りした皮と果肉をボウルに入れて重さを測り、重量の60%の砂糖を準備します
6. 皮、果肉、砂糖を鍋に入れ、弱火でアクを取りながら全体に水分がなくなるまで煮詰めます
7. できあがったマーマレードを熱いうちに煮沸消毒した瓶に詰めます
調理時間:10分
いつものグリーンサラダも、スライスしたデコポンを加えるだけで彩り豊かなおもてなしサラダに変身します。デコポンの爽やかな酸味で、塩分控えめでもおいしく食べられるサラダになりますよ。
・デコポン......1個
・ベビーリーフ......100g
・ミニトマト......4個
a.レモン汁......大さじ1杯
a.オリーブオイル......大さじ1杯
a.塩......2つまみ
a.粗挽き黒胡椒......少々
1. デコポンは薄皮まで剥き、食べやすい大きさにスライスします
2. ミニトマトは半分にカットします
3. ボウルに(a)の材料を入れて混ぜ合わせてドレッシングを作り、ベビーリーフを加えてふんわりと混ぜます
4. 3を器に盛り、デコポンとミニトマトを彩りよく盛り付けます
調理時間:30分
デコポンの果肉と果汁をたっぷり使ったフレッシュ感いっぱいのゼリーです。デコポンの皮を器にしておしゃれに仕上げているので、おもてなしにも大活躍しますよ。
・デコポン......3個
a.粉ゼラチン......15g
a.水......大さじ1杯
・砂糖......50g
・水......適量
・(a)の粉ゼラチンに水を振り入れてふやかしておく
1. デコポン2個はよく洗って上部1/3ほどを包丁でカットし、外側の皮をやぶらないようにスプーンなどで果肉をくり抜きます
2. 残り1個のデコポンはしぼり汁にし、水を加えて2カップになるようにします
3. 鍋に2と砂糖を入れて中火にかけ、煮立ったらふやかしたゼラチンを加えてダマにならないようによく溶かします
4. 火からおろし、果肉を加えてよく混ぜます
5. 粗熱が取れたら、くりぬいたデコポンの皮に流し入れて冷蔵庫で冷やし固めます
デコポンは手で剥くだけでおいしく食べられるので、人気が高い柑橘類のひとつです。みかん以外に手軽に食べられる果物をお探しの方は、ぜひデコポンを試してみてくださいね。サラダやゼリーなどアレンジした食べ方もおすすめですよ。
※商品情報や販売状況は2023年07月11日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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