ライフスタイル&ヘルス2023/7/20 更新
おじいちゃん、おばあちゃんを敬う「敬老の日」には、プレゼントにメッセージを添えたいと考えている方も多いでしょう。この記事では敬老の日に贈るメッセージの内容や注意点などを解説します。どんなメッセージがいいか悩んでいる方は、ぜひチェックしてくださいね。
毎年9月の第3月曜日が「敬老の日」です。敬老の日は、長年家族や社会のために貢献してきてくれた年長者を敬い、長寿をお祝いする日として国民の祝日にもなっています。
敬老の日には、贈り物の品に手紙やメッセージカードを添えるのがおすすめ。丁寧で親しみやすい文章と読みやすい文字で、日頃の感謝や長寿を願う気持ちを伝えましょう。
年長者を敬い感謝の気持ちを伝える「敬老の日」だからこそ、お祝いと感謝の言葉は欠かせない要素です。
敬老の日を迎えたことへのお祝いと、日頃見守ってくれていることへの感謝の気持ちを文字にすることで、相手への思いやりや敬意が伝わるでしょう。
否が応でも年齢を感じてしまうきっかけとなる敬老の日ですが、身内がこのような気遣いをしてくれることはうれしいものです。
頻繁に会えない相手には、近況報告を入れるのもおすすめです。とくに小さな子ども、相手にとっては孫がいる家庭では、かつての思い出とともに成長した姿をつづることもとてもよろこばれます。
お子さんが絵や文字が描けるようになった年ごろなら、似顔絵や「ありがとう」「おめでとう」などと書かれたものを添えるのもいいですね。
敬老の日のメッセージにおいて必須となる要素は「お祝い」「感謝」に加え「いつまでも健康で長生きしてほしい」という気持ちを表す言葉です。
このような相手の健康を祈念する言葉をもって、敬老の日のメッセージをしめくくりましょう。
ただし、年齢を感じさせるような言葉は避けたほうがよい場合もあります。このようなケースについては、のちほど詳しくご紹介しますね。
「高齢者」と呼ばれる年齢は、一般的には65歳以上です。しかし、この年齢でもバリバリ仕事をこなしていたり、スポーツを楽しむなどアクティブに過ごしていたりする方も多くいらっしゃいます。
このような方に対しては、「敬老の日おめでとう」「長生きしてね」などといったメッセージは避けたほうが無難でしょう。
また介護施設などに入所されている方に対しては、贈る相手の健康状態への配慮が必要となります。
メッセージの内容や構成はもちろんのこと、読みやすい文字の大きさや文章の長さへの配慮も重要です。
年齢を重ねるにしたがい、小さな文字は見えづらくなることもあるでしょう。また長すぎる文章も読むのが大変で、疲れてしまう可能性もあります。
「大きめの文字で書く」「一文が長くなりすぎないようにする」ことを心がけてメッセージを書きましょう。
お祝いの場ではNGとされる「忌み言葉」。敬老の日でも「病気」「けが」「死」を連想させる、縁起のよくない忌み言葉は避けるようにしましょう。忌み言葉の一例を、以下にご紹介します。
・死(四)
・苦(九)
・病気
・倒れる
・朽ちる
・枯れる
・果てる
敬老の日にふさわしくないこのような言葉を、うっかり使ってしまわないよう注意しましょう。
孫からのメッセージは、祖父母にとっては宝のようなものです。丁寧な言葉遣いのなかにも親しみのこもったメッセージを心がけましょう。小さいうちは大人が一緒に文章を考えてあげるのもよいですね。
・おじいちゃんおばあちゃん、体に気を付けて元気に過ごしてくださいね。
・敬老の日おめでとう!おじいちゃんとおばあちゃんが仲良くしているのを見ると、とても安心できます。これからも元気で長生きしてくださいね。
・おじいちゃんおばあちゃん、いつも遊んでくれてありがとう!いつまでも元気で長生きしてね。
・大好きなおじいちゃんおばあちゃん、ずっと元気でいてね。
本来は「孫から祖父母へ」感謝の気持ちを贈るのが敬老の日です。しかし小さい孫に代わって、高齢の父母を労わる気持ちから両親に贈る方もいるでしょう。遠方で暮らす両親へのメッセージは近況報告も含めつつ、気遣いや感謝の気持ちを忘れないようにすることが大切です。
・お父さんお母さん、敬老の日おめでとうございます。いつも子どもたちを見てくれてありがとう。体調にはくれぐれも気を付けて私たちに親孝行させてください。
・お父さんとお母さん、元気で長生きしてください!無理はしすぎないで、体に気を付けてね。
・お父さんお母さん、いつもありがとう。私たち家族も二人が見守ってくれているおかげで頑張れています。これからもっと親孝行していきたいので、元気で長生きしてください。
・敬老の日を迎えたとはいえ、元気なお父さんお母さん。いつも◯◯(子どもの名前)と遊んでくれてありがとう。◯◯のためにもまだまだ長生きしてくださいね。
義理の両親に対しては、感謝の気持ちや健康を願うメッセージのほか、今後も良好な関係を築いていきたいという気持ちを込めた文章にするのがおすすめです。子どもの成長報告も含めたメッセージにすると、よりよろこばれるでしょう。
・お義父さんお義母さん、敬老の日おめでとうございます。お二人いつまでも元気で長生きして、親孝行させてください。
・いつもお気遣いをいただき本当にありがとうございます。だんだんと寒くなりますので、お体に気を付けてお元気でいてください。
・いつも私たち家族を見守っていただき感謝しています。子どもたちもお義父さんお義母さんに会いたがっていますので、また今度顔を見せにうかがいますね。
・お義父さんお義母さん、いつも子どもたちの面倒を見ていただきありがとうございます。いつか恩返しができるよう頑張っていきますので、健康で長生きしてください。
特別養護老人ホームや介護施設、デイサービスなどの職員が、利用者の方へ贈るメッセージは、感謝の気持ちとともに日々感じたことなどを交えてみてもよいでしょう。ただし「元気で長生き」といった言葉で気分を害する場合もあるため、注意が必要です。
・敬老の日おめでとうございます。私たちはいつも笑顔の◯◯さんに元気をいただいています。ありがとう!
・今年も敬老の日を迎えられたこと、心よりお祝い申し上げます。
・いつも明るい◯◯さん。これからも元気で、楽しい話で私たちを笑わせてくださいね。
・敬老の日おめでとうございます!いつも優しい◯◯さんの心遣いに、とても感謝しています。体調に気を付けてお元気でいてください。
町内会や自治会などで開催される敬老の日のイベントでは、記念品にメッセージが添えられるというケースが多いでしょう。たくさんの方に配られることを想定し、「これからも元気でお過ごしください」といった一般的なメッセージがおすすめです。
・敬老の日おめでとうございます。日頃の感謝を込めて◯◯を贈ります。いつまでもお元気でお過ごしください。
・敬老の日を健やかに迎えられたことを、心からお祝い申し上げます。今後とも何卒ご厚誼を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
・みなさまのご長寿と健康に、心からお祝いを申し上げます。これからも元気でお過ごしください。
・敬老の日おめでとうございます!今後もお体に気を付けてお元気でいてくださいね。
敬老の日に贈るメッセージはお祝いと感謝、長寿を願う言葉を含めるのが基本です。そのほか贈る相手によっては近況報告などを入れるのもよろこばれるでしょう。忌み言葉などにも注意しながら、贈る相手にふさわしいメッセージで敬老の日をお祝いしましょう。
※商品情報や販売状況は2023年07月20日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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