ライフスタイル&ヘルス2024/1/9 更新
春分の日同様「昼と夜の長さがほぼ等しい」とされる秋分の日。彼岸花が咲くお彼岸のころに毎年訪れる、日本の祝日です。この記事では、秋分の日にはどんなことをして過ごす日なのか、どんな食べ物を食べる日なのかなどをわかりやすく解説します。
秋分は二十四節気(にじゅうしせっき)のうちのひとつです。二十四節気とは、1年を春夏秋冬4つの季節に分け、さらにそれぞれを6つに分けて、それぞれに季節をあらわす名前をつけたもの。
戦前は「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」と名付けられていた秋分の日。昭和23年に「祖先をうやまい、亡くなった方々をしのぶ」日として、秋分の日と改名されました。
2024年の秋分の日は、9月22日(日)。「彼岸の中日(ひがんのちゅうにち)」ともいわれる秋分の日は、毎年秋のお彼岸のころに訪れます。
正確な秋分の日は「暦要項(れきようこう) 」が官報に掲載されてからわかるため、数年先の日にちはわかりませんが、大体の日を計算することは可能です。
秋の対極にある「春」に訪れる春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日とされた国民の祝日。秋分の日と同様、昭和23年に「春季皇霊祭(しゅんきこうれいさい)」から改名されました。
ご先祖さまへの感謝の気持ちをこめてお墓参りをしたり、仏壇の掃除などを行うと良い日とされています。季節が異なるだけで"あり方"は似ていることがわかりますね。
秋分の日は、どのようなことをする祝日とされているのでしょうか。風習や行事の視点から紹介していきます。
秋分の日はご先祖さまへの感謝の気持ちをあらわす日です。お墓参りや仏壇掃除、お供えなどの供養をすると良いとされています。
春分の日と同様、昼と夜の長さがほぼ等しくなることから、彼岸と此岸の距離がもっとも近い日と考えられており、先祖への感謝の気持ちを伝えやすい日と考えられています。
秋分の日の行事食は、おはぎです。彼岸の中日となる秋分の日には、昔からおはぎを食べる風習があります。
由来は諸説ありますが、小豆の赤には邪気を払う効果があるとして、先祖に供えられたそうです。仏壇にお供えするのはもちろん、自分で食べるのも良いとされています。
秋分の日をむかえ、おはぎとあわせて季節の食材を食べるのも良いでしょう。ここでは、秋が深まっていく秋分の日ごろに旬をむかえる食材をご紹介します。
別名「きのこの王様」ともいわれる松茸は、秋分の日ごろに旬をむかえます。香りや味わいが良く、松茸ご飯や土瓶蒸しなどでおいしくいただきましょう。シンプルに炭火で焼いて食べるのもおすすめですよ。
甘く濃厚な香りを持つ、かりん。のど飴のフレーバーとしても有名ですが、秋に旬を迎える果物です。果肉が硬いためジャムやコンポートにして食べるのがおすすめです。
旨みたっぷりの鯖も、秋に旬を迎える食材です。塩焼きや味噌煮、しめ鯖などさまざまな食べ方があるので、お好みの調理法で食べてみてください。
秋になると道端でふわっと金木犀の甘い香りが......なんて経験はないでしょうか。金色の花を咲かせることから名付けられた金木犀は、秋分の日ごろに咲く花です。小さな花が散って橙色の絨毯のようになる様子も、またかわいらしいですよね。
やわらかな羽二重餅を包むのは、手炊きの春日大納言小豆。やさしい口当たりの餡は、口に入れるとほろほろとほどけていきます。カットすると中には真っ白な羽二重餅が姿をあらわす、上品な見た目。親族の集まりや、お彼岸のお茶菓子にも喜ばれますよ。
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厳選された松茸を贅沢に大きくカットし、北海道等羅臼産の天然昆布と丁寧に炊き上げられた松茸昆布です。木箱には金色文字で商品名が記され、上品な見た目に。慶次事の贈り物や内祝いなどにも喜ばれるの商品です。
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福壽堂秀信の新ブランド「菓の季ふくのたね」が手がける商品。柔らかい餅に小豆こし餡を入れ、きな粉をまぶした餅菓子です。個包装されているため、ばらまき土産としてもおすすめ。組み合わせがおはぎのようで、秋分の日にもぴったりですね。
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国産の真鯖を使用した、冷凍焼さば鮓です。手がけたのは昭和53年創業の「柿千」。伝統的な手法や味付けを守り続け、職人の手作りによる「本物の味」にこだわっています。「食卓にあともうひと品ほしい」そんなときにもおすすめの商品ですよ。
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北海道産の天然昆布と、選りすぐりの松茸を使用した贅沢なひと品。まろやかな口当たりが特徴の松茸昆布と、一本撰りした松茸に伝統の味付けをほどこした松茸佃煮が絶品。第19回農林水産省を受賞した人気商品です。木箱にも入っており、贈答品にもおすすめです。
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「食欲の秋」ともいわれる季節に訪れる、秋分の日。行事食であるおはぎはもちろん、旬をむかえる松茸や鯖などを食べるのも良いでしょう。ぜひ、国民の休日とされる秋分の日を「食」を通して楽しんでみてはいかがでしょうか。
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※商品情報や販売状況は2024年01月09日時点でのものです。
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