ライフスタイル&ヘルス2024/1/10 更新
二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで冬の始まりを表す立冬。冬の訪れを感じさせる立冬の意味や由来、冬至との違いを解説。立冬ならではの行事やおすすめの過ごし方、日を追うごとに寒くなるこの時季に食べたい、おすすめの食べものも紹介します。
「立冬」は二十四節気のひとつです。「立」は始まりを指しており、冬の始まりを象徴する時季です。二十四節気は一年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらに各季節を6つに区切ったもの。季節の移り変わりを知り、農作や生活に欠かせないものとされてきました。
太陽の動きに合わせて24等分しているため、立冬の日付は固定されておらず、毎年11月7日から11月21日ごろが立冬にあたります。暦の上では立冬から立春前日までが冬と定義されています。
・2024年の立冬の日...11月7日
・2025年の立冬の日...11月7日
・2026年の立冬の日...11月7日
・2027年の立冬の日...11月8日
・2028年の立冬の日...11月7日
具体的な日程は毎年若干の変動があり、基本的には11月7日~11月8日ごろです。
二十四節気の一つひとつを約5日ごとに初候、次候、末候の3つに分けたものは七十二候(しちじゅうにこう)とよばれ、気象の動きや動植物の変化を知らせてくれます。立冬を細分化したそれぞれの候の呼び方と、意味を紹介します。
立冬の初候、「山茶始開(つばきはじめてひらく)」は11月7日から11月11日ごろ。ツバキ科の「山茶花(さざんか)」が咲き始める時期で、その鮮やかな花は冬の到来を告げつつ、彩り豊かな景色を楽しませてくれます。
立冬の次候、「地始凍(ちはじめてこおる)」は11月12日から11月16日ごろ。寒さが一段と厳しくなるころです。朝には霜が降り、一部地域では霜柱ができることも。特に夜は冷え込みが厳しくなり、冬の到来を肌で感じる季節となります。
立冬の末候、「金盞香(きんせんかさく)」は11月17日から11月21日ごろ。「きんせんか」とありますが、春に咲くキク科のキンセンカではなく、スイセンを指しています。この時季には、かぐわしい香りと凛とした佇まいで人気のスイセンが咲き始めます。
立冬と冬至は、どちらも冬の季節を示す二十四節気の名前です。立冬は「冬が立つ」ことを意味し、冬の始まりを表しています。
一方で冬至は冬の真ん中に位置し、一年で夜が最も長い日です。立冬と同様、冬至も日付は決まっておらず、毎年12月22日ごろ。立冬とは違い特定の風習があり、冬至の日にはかぼちゃを食べたり、柚子湯に入ったりするなどの習慣が今でも根付いています。
立冬は二十四節気のひとつで冬の始まりを意味しており、日を追うごとに寒さが増してくる時季です。本格的な冬をむかえる前にしておきたい行事や、おすすめの過ごし方を紹介します。
立冬は冬じたくを始めるのに最適な時季です。昔は、旧暦10月の最初の亥の日である「亥の子(いのこ)の日」にこたつ開きや炉開きをする習慣があったことから、こたつやヒーターなどの暖房器具を準備する日としておすすめです。
立冬の期間である11月15日は七五三のお祝いの日。男の子は3歳と5歳、女の子は3歳と7歳に袴や着物で神社にお参りし、無事に成長したことを感謝します。最近は日にちにこだわらず、予定に合わせてお祝いをする家庭が増えています。
子だくさんのイノシシにあやかり、子孫繁栄を願って亥の子の日に亥の子餅を食べる風習が古くからありました。現在では関西地方を中心にこの風習が残っています。亥の子餅は小豆餡を求肥(ぎゅうひ)で包み、亥の子を模した焼き目がついているのが一般的です。
立冬の時季に食べたい旬の食べものとしてりんごが挙げられます。「一日一個のりんごで医者いらず」というイギリスのことわざがあるとおり、りんごは栄養豊富で食べやすく、世界中で愛されているフルーツのひとつです。
立冬の時季に旬をむかえる食べもののひとつにれんこんがあります。穴があいていて先々を見通せることから縁起が良いとされ、お正月料理に欠かせません。
晩秋から冬にかけて収穫されるれんこんは粘りと甘みが強く、れんこん餅やてんぷらなどにするとおいしく味わえますよ。
立冬の時季に食べたい旬の食べもののひとつが牡蠣。そのなかでも秋から冬にかけて旬をむかえるのが真牡蠣で、濃厚でコクのある味わいが特長です。ぜひこの季節ならではの贅沢な旨みを楽しみましょう。
日を追うごとに寒くなる立冬の時季には、鍋がおすすめです。野菜、肉、魚介類など、バランスよく栄養を摂れるだけでなく、鍋から出る蒸気で乾燥も防げます。
野菜やきのこ、豆腐をたくさん入れるのが、カロリーを抑えるポイントです。寒い時期にはホカホカの鍋でおいしく栄養を摂りながら、冷えた体を温めましょう。
広島産の牡蠣を、瀬戸内レモンとレモンピールを漬けたオリーブオイルで煮込んだ贅沢な逸品。お酒のつまみとしてそのまま楽しむほか、アヒージョやパスタなど、さまざまな料理にも活用できます。牡蠣の濃厚なコクとレモンのさっぱりとした風味が絶妙に調和した、味わい深いひと品です。
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ラグノオの気になるりんごは、第24回全国菓子大博覧会で金賞を受賞した人気スイーツ。青森県産ふじりんごの芯をくり抜いてシロップに漬け込み、まるごとパイ生地に包んで焼き上げています。
シャキシャキとした食感とりんごそのものの風味を堪能できる、ボリューム満点のアップルパイです。
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焼き牡蠣のオイル漬は、瀬戸内海で採れた牡蠣を照り焼きにし、なたねサラダ油に漬け込んだまろやかな風味のひと品です。
牡蠣の旨みとコクが詰まったふっくらとした身は食べごたえ抜群。日本酒やワインのお供にするほか、パンやパスタとあわせてもおいしく食べられて、贅沢な味わいを楽しめます。
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人気のりんご3種とみかん、もものジュースの詰め合わせ。国産フルーツ100%にこだわり、絞った果汁を殺菌して瓶詰めにしています。
りんごジュースは紅玉・ふじ・つがるの3種類。濃厚な風味と甘みがしっかりと感じられ、それぞれのりんごの特徴をダイレクトに味わえる贅沢なひと品です。
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濃厚な白濁スープが特徴の水炊きセットは、鶏の旨みを存分に楽しめます。徳島産の阿波尾鶏と鶏肉の生つみれの贅沢な組み合わせ。
塩でシンプルにいただくのはもちろん、ポン酢と薬味の組み合わせもおすすめです。締めは雑炊やうどんにすると、濃厚なスープを余すことなく楽しめます。
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鶏がらと豚骨をベースに数種の香辛料を加えた、体が芯から温まる贅沢な火鍋セットです。人気の辛湯スープと水餃子、締めの麺がセットになっています。
ごま油のベースと3種のつけダレも付属し、味の変化を楽しめます。たっぷりの野菜と薬味を加えて、香り豊かな風味を堪能してください。
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食べ応えのあるプルプルとした食感の牛もつを楽しめるお鍋です。こだわりの国産牛ホルモンは、脂のノリや肉質を職人が厳選しています。スープは、醤油のコクとかつおだしの風味が効いた奥深い味わいです。たっぷりの野菜を入れれば、栄養満点のおいしいもつ鍋を楽しめます。
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日本橋千疋屋総本店のアップルパイは、長い歴史を誇るフルーツショップの自信作。甘く煮たふじりんごがたっぷりと詰まっており、香りも風味も抜群。
サクサクとした食感のパイ生地とのコントラストが楽しめます。甘みと酸味のバランスも絶妙で、優雅なティータイムのお供におすすめです。
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国内から厳選した野菜や豚肉、鶏肉、肉団子など、たっぷりの具材が詰まった贅沢なちゃんこ鍋セットです。
自家製の出汁は風味豊かな味わいで、締めは雑炊にすれば栄養がたっぷりと溶けだしたスープも堪能できます。家庭で手軽に本格的なちゃんこ鍋が楽しめ、寒い季節にぴったりのおいしさです。
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贅沢な気分を堪能したい方におすすめのふぐ鍋セット。ふぐの王様と呼ばれる「とらふぐ」のみを使用しており、てっちり(ふぐ鍋)、ひれ酒用の焼きひれ、鍋用のとらふぐコラーゲンジュレが入っています。
贈答用としても活用できる専用箱入り。ふぐの旨みを味わいながら、特別なひとときを楽しんでください。
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立冬は二十四節気のひとつで、冬の始まりを象徴します。少しずつ寒くなる季節を前に準備を始める絶好のタイミングです。暖房器具を出したり、この時季ならではの旬の食材を積極的に摂るなどして、息災に過ごしましょう。
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※商品情報や販売状況は2024年01月10日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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