ライフスタイル&ヘルス2024/1/11 更新
みなさんは「マスタード」と「からし」の違いをご存じでしょうか。「色が似ているから違いがよくわからない」「同じものだと思っていた」という方も多いのでは?この記事では、マスタードとからしの違いを解説します。それぞれに合うレシピも参考にしてくださいね。
ホットドッグやしゅうまい、とんかつなど、さまざまな料理に使われる「マスタード」と「からし」。どちらも辛味があり、料理のアクセントとして使われることが多いですよね。
では、その違いは一体どこにあるのでしょうか?この記事では、両者の違う部分や種類、向いている料理、おすすめのレシピなどを紹介していきます。
マスタードとからしを区別するには、どんなところに注目したらいいのでしょうか?マスタードとからしの違いは、主に原材料・製法・味の3つです。
ここでは、それぞれの項目ごとに違いを解説していきます。見た目ではわからない差を知り、区別できるようにしていきましょう。
マスタードとからしの原材料には、どちらもアブラナ科である"からし菜の種子"が使われていますが、その種類が異なります。
マスタードの原料は「イエローマスタード」で、辛味が強すぎない低刺激な味わいです。一方、からしの原料となるのは「オリエンタルマスタード」。刺激的で鼻に抜けるような強めの辛味が特徴です。
マスタードとからしは、製造過程にも違いがあります。
マスタードは、種に砂糖・ワイン・お酢など、いくつかの調味料がプラスされているのが特徴。さらに、種をすり潰すものから、粒を残すものまでバリエーション豊富です。
一方からしは種のみを使用しており、すり潰して粉末状にしたものや、それを水で溶いて練ったものがあります。調味料が加えられていないため、辛味をしっかり感じられるのが特徴です。
マスタードの味は、お酢やワインが加わることでマイルドになるのが特徴。辛いものが苦手な方でも、比較的食べやすいといえます。
一方からしの味は強い辛味が特徴。純粋にからし菜の種だけを使用しているため、ピリッと刺激的な風味が楽しめます。薬味としての役割を果たすことも。
▼【まとめ】マスタードとからしの違い
からしは一般的に和食料理に使われることが多く、和からしと呼ばれることも。おでんやしゅうまい、とんかつ、和えものなどに用いることが多いです。
また同じからしのなかでも、いくつかの種類があるのを知っていますか?ここでは、からしの種類にフォーカスして、どんな使い方をすればいいのか解説します。
粉からしとは、オリエンタルマスタードの種を粉末状にしたもののことです。粉状になっているため、塩のように振りかけて味を調整できるのが特徴。練りからしに比べると、ツンと鼻を抜ける辛味が印象的です。
粉からしに合う料理は、漬物や和えもの、味噌汁など。ステーキやハンバーグなどの肉料理にアクセントとして加えるのもおすすめですよ。
練りからしとは、粉からしを水で溶いて練ったもののこと。市販のものではチューブ型で売っていたり、納豆パックについていたりして、料理で使いやすいのが特徴です。
練りからしは、主におでんやしゅうまい、サンドウィッチ、炒めものなどに使います。粉からしをぬるま湯で溶いて練りからしを作ることも可能です。辛子特有の辛さを活かしたい場合は、練り辛子を自宅で作るのもおすすめですよ。
マスタードは、主に洋食で使われることが多い調味料です。ホットドッグやハンバーガー・フライドチキン・肉や魚料理のソースなどに使うのがおすすめ。ここからは、マスタードの種類に注目して、それぞれの特徴や向いている料理を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
粒マスタードは、種を細かくせずに粒を残した状態で作ったマスタードのこと。粒感とマイルドなコクのある風味が、料理のアクセントにぴったりです。
自分で作るときは、種を水でふやかして潰してからお酢や塩、砂糖などの調味料を加えて作ります。ウインナーソーセージやアメリカンドッグ、チキンナゲットなどにつけて食べるのがおすすめですよ。
アメリカマスタードとは、ターメリック(ウコン)で黄色に着色したマスタードのこと。鮮やかな見た目が食欲をそそるのが特徴です。ホットドッグやステーキ、フランクフルトなどに使用するのがおすすめ。
辛味はそれほど強くなく、お酢や砂糖のマイルドな風味が感じられます。辛いものが苦手な方でも食べやすいマスタードですよ。
イギリスマスタードとは、粉マスタードに小麦粉やターメリック(ウコン)を加えて作られるマスタードのことです。発祥地のイギリスでもなじみの深い調味料で、パキッとした黄色の見た目と強めの辛味が特徴的。
ローストビーフやステーキ、サンドウィッチなどによく合います。現地で脂の多い魚に使われる「マスタード・ソース」の原料にも使われていますよ。
ディジョンマスタードとはフランス発祥のマスタードで、ぶどう果汁の「ヴェルジュ」を使って作られるのが特徴。ほかのマスタードに比べて、果実の酸味とフルーティーな香りが感じられるのが魅力です。
製造過程で外皮を取り除いているので、舌触りはなめらかで見た目が明るい黄色なのもポイント。肉・魚料理のソースに使ったりサンドウィッチに塗ったりするほか、サラダにかけるフレンチドレッシングに足すとうま味がより引き立ちますよ。
シャキッと食感のきゅうりを、からし×しょうゆで漬け込む和風テイストの副菜レシピです。塩もみしたきゅうりを漬け込むだけのシンプルさが特徴。からしのピリ辛なアクセントも相まって、ごはんがよく進みます。
からしはしっかりと全体になじませるのがポイント。ムラをなくすことで、味が均一になりおいしく食べられますよ。
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粘り気の強いオクラを活かし、和食に合う副菜に仕上げるレシピです。しょうゆの適度な塩味と甘味のなかに、からしの風味が存在感を放ちます。
和えるだけでサクッと作れるため、もうひと品プラスしたいときにも便利です。板ずりしたときの塩を落とさず鍋に入れると、塩ゆでされていい感じに仕上がりますよ。
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みそ×マスタードの和洋が掛け合わさったソースが特徴の、ボリューミーなお肉料理です。エリンギを肉で巻いて、こんがりと焼き上げるひと品。豚バラ肉に直接ソースを塗ることで、しっかりと味が付いて風味が増します。
焼くことでマスタードの風味がやわらぎ、コクのある味わいに。お弁当のおかずに入れれば、お子さんに喜ばれること間違いなしです。
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辛味と甘味のバランスがちょうどいい、ハニーマスタードチキン。鶏むね肉(または鶏もも肉)を、はちみつと粒マスタード、しょうゆなどで味付けする、やさしい甘さがおいしいレシピです。しょうがで風味をプラスするのもポイント。
ボリューム満点で十分満足できるひと品に。鶏肉は焼く前に片栗粉をまぶすことで、ジューシーな食感になりますよ。
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マスタードとからしの違いは、主に原材料・製造方法・味にあります。わずかな違いですが、区別がつくようになると料理に役立てられるでしょう。ぜひ、それぞれに向いている料理に合わせて、両者を使い分けてみてください。
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※商品情報や販売状況は2024年01月11日時点でのものです。
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