ライフスタイル&ヘルス2024/3/24 更新
みなさんは、新茶のシーズンがいつからいつまでかご存じでしょうか。この記事では新茶のシーズンに加えて、特徴や味わいについても解説。新茶の希少な部位である出物(でもの)や、阪急でお取り寄せできる人気のお茶ギフトも紹介します。
新茶のシーズンはいつからいつまでなのか、新茶の定義・特徴とともに解説します。茶葉が摘み取られた時期によっても異なる新茶の味わいや、新茶シーズンの中盤から後半にかけて出回る「出物」についても紹介。
贈答用として利用したい方は、阪急でお取り寄せできる人気のお茶ギフトをぜひ参考にしてください。
新茶とはその年の一番初めに収穫されるお茶であり「一番茶」とも呼ばれます。以降、摘み取られた順に二番茶、三番茶と呼ばれます。冬季に栄養を蓄えたお茶の木で成長した茶葉から作られた新茶には、ビタミンやミネラルが豊富に含まれるのが特徴です。
アミノ酸などのうまみ成分も多く含まれており、濃厚な風味と上品な香りを楽しめます。新茶はこの時期にしか味わえない、一年に一度の特別な楽しみとして多くの人に親しまれています。
新茶は6月上旬までに摘み取られたお茶が該当します。その年の新茶である一番茶は4月下旬から5月上旬に収穫が始まり、この期間が新茶のシーズンとなります。4月下旬から5月上旬は茶摘みの最盛期。春の豊かな光と暖かさが茶葉の成長を促し、風味のいい新茶を生み出します。
お茶の葉は桜の開花時期に新芽が出始め、収穫できるようになるのは約35日後。お茶農家はこの時期、新芽の生育状況を見極めながら摘み取り作業をおこないます。
4月下旬から5月上旬に摘み取られる茶葉は、まだ太陽の光をあまり浴びていないため、柔らかでつややかな新芽が特徴です。一芯三葉(いっしんさんよう)と呼ばれる、芽とその下の3枚の葉の部分が摘み取られます。
この時期の新茶はうまみ成分であるテアニンが豊富で甘みが強く、渋みが少ない傾向にあります。
5月中旬以降に摘み取られる新茶は、日光をしっかり浴びており、健康成分であるカテキンが多く含まれ、さわやかな風味と香りが特長です。
新茶シーズンの中盤から後半は「出物(でもの)」と呼ばれるお茶が出回る時期です。新茶として摘み取られた芽は、製茶の加工段階でお茶に適した大きさに選別されます。選別からはずれた大きさの茶葉を集めたものが出物と呼ばれます。
出物はとれる量が非常に少なく、部位ごとに「芽茶(めちゃ)」「茎茶(くきちゃ)」「粉茶(こなちゃ)」に分けられるのが特徴。希少なお茶として愛好家に好まれています。
芽茶は、玉露や煎茶の製造過程で柔らかな芽の先だけを選別したお茶です。高級茶の原料となる一番茶または二番茶から選別するため、うまみや苦味、渋みが凝縮された濃厚な味わいと、強い香りと濃い色味が特長。
通常の煎茶よりもカフェインが多く含まれています。茶葉が開きにくく、同じ茶葉で何杯も楽しめます。
茎茶は、玉露や煎茶の製造工程で新芽の茎だけを選別したお茶です。渋みが少なく、爽やかな香りとほのかな甘みが特長です。なかでも、つやのある鮮やかな緑の茎茶ほど、コクのある甘みを堪能できます。
玉露や高級な煎茶から選別される「かりがね」と呼ばれる茎茶は、玉露に似た味わいを持ちながらリーズナブルな価格で楽しめます。
粉茶は玉露や煎茶の製造工程で、ふるいなどを使って選別された粉状の茶葉を集めたお茶です。風味が濃厚で色合いも鮮やかであり、茶葉が細かいのが特長。
味の成分が出やすく、熱いお湯で短時間で淹れてもお茶の味わいが楽しめます。一般的には、お寿司屋さんなどで出される濃い緑色のお茶として知られています。
一保堂茶舗のティーバッグセットは、ご挨拶やお礼などのプチギフトにおすすめのひと品。玉露・煎茶・ほうじ茶の3種が入っており、さまざまなシーンで贅沢な味わいを手軽に楽しめます。茶葉の芽の部分を使用し、お茶本来の香りと甘み、すっきりとした味わいを堪能できるギフトです。
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茶匠森半の銘茶詰合せは、もらってうれしい煎茶と玄米茶のセットです。煎茶はほどよい渋みとさわやかな香り、ほどよい甘みが特長。
玄米茶は香ばしい玄米の香りとさっぱりとした味わいで、カフェインが少なめなので年代を問わず楽しめます。ちょっとした贈答品や返礼品におすすめのギフトです。
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一保堂茶舗の「煎茶正池の尾」は、甘みとうまみ、渋みのバランスがとれた味わいで、自宅用や贈答用として申し分ないひと品。熱いお湯で抽出することで、茶葉の新鮮な香りを楽しめます。ほんのりとした甘みのあるプリンやカステラとの相性が抜群で、家族で楽しむティータイムにおすすめです。
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中村藤吉本店の「玉露ティーバッグ」は、玉露の風味豊かな味わいを手軽に楽しめるセットです。玉露ならではのまろやかな甘みとうまみ、奥深い香りが特長。
低めの温度で抽出することで本格的な日本茶の風味を味わえます。贅沢な時間を楽しめるため、自分へのご褒美や大切な方へのギフトとしても最適です。
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山川茶木伊藤園は九州のお茶に限定した、シングルオリジンのお茶を提供するブランドです。シングルオリジンとは「同じ茶畑で作られた単一品種の茶葉」のこと。
八女茶は甘みとコク、まろやかな味わい、そしてさわやかな香りを堪能できます。お茶本来のうまみを楽しみたい方への贈りものとしておすすめです。
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山本山の合組煎茶「天下一」ティーバッグは、さまざまな産地や品種の茶葉をブレンドした、合組と呼ばれる贅沢なお茶です。
それぞれ個性のある茶葉の、香り・味・水色などの特性がうまく調和したおいしいお茶を楽しめます。ティーバッグタイプでお茶の風味を手軽に楽しめるので、ちょっとしたギフトにもおすすめです。
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山川茶木伊藤園の「アソートギフト詰合せ」は、厳選された九州産のお茶を取り扱う特別なお茶ギフトです。嬉野玉緑茶は、控えめな渋みとほのかな甘みのある味わいが特長。
志布志あさつゆは上品な香りと濃厚なうまみ、優しい甘みが楽しめます。お茶が好きな方への贈りものとしてぜひ活用していただきたいひと品です。
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山川茶木伊藤園の「山川茶木ギフト」は、お茶どころとして有名な九州産のお茶を集めた贅沢なギフトです。八女茶は、しっかりとしたお茶のうまみとさわやかな香りが特長。
知覧茶は、まろやかなコクとうまみ、鮮やかな濃緑の水色が特長です。上品で華やかなパッケージは贈答用として喜ばれます。
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一保堂茶舗の「煎茶薫風」は、濃厚なお茶の味わいと贅沢な余韻を楽しめる煎茶です。上品な甘みとしっかりとしたうまみ、さわやかな渋みが特長で、金平糖や落雁(らくがん)など上品な和菓子との相性は抜群。
80度以下の温度のお湯でじっくり抽出すると、茶葉の風味を堪能できます。品のある魅力的な箱入りで贈りものとしても最適です。
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一保堂茶舗の「玉露萬徳・煎茶日月 詰合せ」は、どんなシーンでも楽しめるお茶のセットです。やさしい風味が特長の煎茶日月はバランスの取れた味わいで、普段使いのお茶として喜ばれます。
さわやかな風味を楽しめる玉露萬徳は、軽やかな味わいとさっぱりとした渋みで、朝の一服におすすめです。
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新茶のシーズンは4月下旬から6月上旬。新茶ならではの濃厚な風味と上品な香りを楽しめるのはもちろん、カテキンなどの栄養成分も豊富です。阪急でお取り寄せできる人気のお茶ギフトで、贅沢な時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※商品情報や販売状況は2024年03月24日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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