ライフスタイル&ヘルス2024/9/5 更新
普段何気なく食べているさつまいもですが、旬の時期・季節はいつなのかご存知でしょうか?この記事では、さつまいもの旬の時期に加え、種類やおいしい商品の見分け方、保存方法やおすすめ商品などを紹介します。さつまいも好きなら一度はチェックしておきたい内容です。
さつまいもの旬の時期・季節は、10〜1月の秋から冬にかけてです。収穫時期は8〜11月頃までですが、食べ頃は収穫直後ではなく、少し寝かせて熟成させた10〜1月にかけてになります。時間を置くことで、より甘味が増してさつまいもらしい濃厚な風味を楽しめるようになりますよ。
栽培されている地域によっても、旬の時期は若干異なります。たとえば、茨城県では12〜2月頃、鹿児島県では9〜11月頃が旬の時期です。
さつまいもの種類は、大きく分けると「ねっとり系(粘質系)」「しっとり系(中間質系)」「ホクホク系(粉質系)」の3種類があります。
それぞれ、味や食感の特徴が異なるので、実際に食べてみて好きなものを探すと良いでしょう。ここでは主要品種も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
「ねっとり系(粘質系)」のさつまいもは、独特の粘りがあり、上品な口当たりを楽しめるのが特徴です。濃厚ながらもすっきりとした甘味がクセになります。焼きいもにするときは、低温でじっくり焼くとより食感が良くなりますよ。
主要品種は安納芋・あまはづき・シルクスイート・紅はるか・紅あずまなどです。特に安納芋はスイーツでもよく使用されており、調理することで糖度が40度前後まで上がるのが特徴です。
「しっとり系(中間質系)」のさつまいもは、ねっとり系とホクホク系のちょうど中間に位置する食感で、さつまいもの粉っぽさと粘り気をバランス良く兼ね備えています。
主要品種は高系14号・なると金時・ふくむらさき・クイックスイート・紅まさり・とみつ金時など。特にクイックスイートは、水分が多めの品種で舌触りの良さを感じられます。
「ホクホク系(粉質系)」のさつまいもは、ホクホクとした粉っぽさのある食感が特徴的で、さつまいもらしい口当たりを楽しみたい方におすすめです。
主要品種には紅あずま・紅さつま・パープルスイートロード・しろほろり・栗かぐやなどがあります。なかでも紅あずまは甘味が強く、昔ながらのさつまいもの風味を堪能できます。茨城県や千葉県などの、東日本を中心に栽培されていますよ。
さつまいもを選ぶときに、まずチェックしたいポイントは「表面にツヤがあるかどうか」です。おいしいさつまいもは皮にハリツヤがあり、みずみずしさを感じさせます。
なるべく凹凸や傷、斑点などがない、なめらかな表面のものを選ぶのがおすすめです。見た目がふっくらとしているものなら、実がギュッと詰まっていますよ。
スーパーなどで実際にさつまいもを手に取れる場合は、ずっしりとした重さがあるものを選ぶと良いでしょう。
中に空洞ができているものは鮮度が落ちている可能性が高く、持ったときに軽さを感じます。ひょろっとした細いものや、重さが物足りないものは避けて、なるべく実が詰まっているものを選択すると安心です。
さつまいもを選ぶときは、「皮の色が均一で鮮やかかどうか」もチェックしましょう。おいしいさつまいもは、全体的に鮮やかな紅色をしていることが多く、色ムラが少ないのが特徴です。
一部が黒く変色していたり、全体的にくすんでいたりするものは、鮮度が落ちている場合があります。傷んでいるものを選ばないためにも、色には注意しましょう。
さつまいもの表面には、いくつかの細いヒゲ根が生えていますが、固くて太いヒゲ根は繊維質で筋張っているため、そういったものは避けると安心です。
ヒゲ根の固さがあるものは、収穫から時間が経過してしまっている可能性も高いので、ほかの項目もあわせてチェックしてみると良いでしょう。
糖度の高いさつまいもの場合は、切り口にアメ色の蜜が染み出ている可能性があります。黒い蜜の跡があるものは甘味が強いといえるでしょう。
特にカットされているもので、断面が見えた状態であれば確認してみるのがおすすめです。濃厚な甘さのさつまいもが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
さつまいもは寒さに弱く、気温5度以下になると「低温障害」により黒く変色してしまいます。そのため、基本的に夏以外は常温保存がおすすめです。
適温は10度から15度ほど。風通しが良く直射日光や冷暖房に当たらない冷暗所で保存すると良いでしょう。寒さにより変色してしまった部分は、食べずに除去します。
さつまいもは乾燥にも弱いため、1本ずつ新聞紙に包んで保存するのがおすすめです。新聞紙に包んだ状態のまま、麻袋や紙袋、木箱や段ボール、発泡スチロールなどに入れるとちょうど良い環境になります。
春・夏なら床下収納、秋・冬なら冷蔵庫の上などに置くのがおすすめです。なるべく湿度は90%以上に保つように心掛けましょう。
さつまいもは、気温20度以上になると発芽する可能性があります。そのため暑い日や夏場は、冷蔵庫の野菜室で保存するようにしましょう。
基本的には1本ずつ新聞紙で包んでから、ポリ袋に入れればOK。冷蔵庫に入れると乾燥しすぎたり、蒸れたりするおそれがあるので、ポリ袋の口はゆるめに結んでおくと安心です。
「調理後のさつまいもが食べきれずに保存しておきたい」という場面もあるかと思います。そんなときは、真空パックや冷凍保存用の袋に入れて、平らにした状態で冷凍庫に入れましょう。このとき1回の調理で使う分ごとに袋を分けておくと、調理するときにスムーズです。
輪切りや角切りのまま冷凍保存しておけば、そのままみそ汁や煮物に活用できますよ。
食べきれなかった焼きいもがある場合は、潰した状態で冷凍保存してアイスにアレンジするのも良いかもしれません。常温保存がむずかしい夏の時期は、あえて冷蔵庫ではなく冷凍庫に入れてひんやりと涼んでみてはいかがでしょうか?
解凍するときは常温で5分ほど置くと、ちょうど良い固さになりますよ。
さつまいもを厚くカットし、米油でカリッと香ばしく揚げた「お芋チップス」。バリバリとした歯ごたえと、さつまいもならではのホクホク感を同時に楽しめます。
貯蔵庫でおよそ90日以上じっくりと熟成したさつまいもを使用しているため、濃厚な甘味があります。「飴がけ」「甘塩」「梅塩」の3種類のフレーバーがあり、それぞれ食べ比べできますよ。
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「名物阿倍野ポテト」は、国産のさつまいものみを使用した大学いもで、絶妙な甘味と豊かな風味を感じられます。すべて職人の手作りで、安心して食べられるのもうれしいポイント。
ふっくらとした食感は、さつまいもならではです。特製の氷砂糖を使っているので、重くなくあっさりとした上品な味わいが楽しめます。
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「氷とお芋の専門店らんらん」の人気商品を一度に楽しめる、贅沢な詰め合わせセットです。
さつまいも本来のホクホク感をダイレクトに楽しめる「蜜ぽてと」や「飴ぽてと」、濃厚な甘さの「スイートポテト」、手軽につまめる「お芋チップス」などがラインアップ。「冷やし焼芋」もまるごと1本入っているので、さつまいも好きにはたまりません。
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さつまいもが旬を迎えるのは、秋から冬にかけての10〜1月頃です。ねっとり系・しっとり系・ホクホク系の3種類があり、それぞれ特徴的な味や食感を楽しめます。さつまいもは寒さや乾燥に弱いため、保存方法を少し工夫すると良いでしょう。ぜひ記事を参考にしてみてくださいね。
※商品情報や販売状況は2024年09月05日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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