素朴で人気のお菓子「ラングドシャ」。食べたことはあるけど語源や意味は知らないという方も多いでしょう。明日人に教えたくなるラングドシャの秘密についてご紹介します。基本の作り方や通販で買えるおすすめの商品もあわせて見ていきましょう。

ラングドシャとはどんなお菓子?語源や意味

白い皿にのったラングドシャ

iStock.com/kaorinne

ラングドシャは白っぽくサクッと軽い食感が特徴のお菓子です。フランスのノルマンディー発祥の伝統的な焼き菓子で、通常のクッキーとの一番の違いは卵白だけを使い、卵黄を使わないことです。この材料の違いから、ラングドシャ特有の軽い食感に焼き上がります。

本記事ではラングドシャの語源や意味、作り方について詳しくみていきましょう。

ラングドシャの語源と意味

ラングドシャ(langue de chat)はフランス語で「猫の舌」を意味します。細長く薄い形状とザラザラとした舌触りが猫の舌に似ていることからその名がつきました。

現在は丸や四角などいろいろな形があり、デザートの添え物やクリームサンドなどさまざまなアレンジでも楽しまれています。

ラングドシャの材料や製法

ラングドシャの基本的な材料は、卵白と砂糖、小麦粉、バターの4つです。アーモンドプードルを加えることでコクを出すこともあります。

バターと砂糖をよく混ぜたあとに卵白を加え、ふるった粉類を加えてオーブンで焼き上げる製法が主流です。手軽に作れるそのまま卵白を加えるレシピと、メレンゲにしてさらに軽い食感に仕上げるレシピがあります。

ラングドシャと同じ意味を持つお菓子はある?

ソファでくつろぐ舌を出した猫

iStock.com/ramustagram

ドイツの伝統的なチョコレート菓子「カッツェンツンゲン」もドイツ語で猫の舌を意味するお菓子です。ラングドシャのように細長い棒状の形が特徴。

カリッとしたチョコレートの殻の中になめらかなガナッシュやプラリネを入れたお菓子です。濃厚で風味豊かな味わいは今もドイツの方に愛され続けています。

ラングドシャの基本レシピ

お皿の上にラングドシャが並んでいる

アーモンドやバニラで風味豊かに仕上げる基本のラングドシャです。混ぜて焼くだけと簡単な手順で失敗もしにくお菓子ですが、卵白を加える際は分離しないよう少しずつ加えることを心掛けましょう。絞り袋で絞ることで均一できれいな丸型に仕上がります。卵白が余ったときの消費レシピとしてもおすすめです。

レシピはこちら|macaroni

阪急オンラインおすすめ!ラングドシャ商品3選

1. 「ゴンチャロフ」コルベイユ14本

1,080円

バター風味のラングドシャとアーモンド風味のチュイールに、アーモンドミルクチョコレートとホワイトチョコレートをたっぷりと流し込んだひと品。サクッと軽い食感に濃厚なチョコレートがよく合います。ティータイムにぴったりのクッキーです。

詳しく見る

1. 「大阪花ラング」大阪花ラング 9個入

1,458円

かわいらしいお花の形が特徴のラングドシャです。ラングドシャの軽い食感に合うようにこだわり抜いた、口どけのよいなめらかなクリームは絶品。自分へのご褒美はもちろん、手土産やギフトにもおすすめです。

詳しく見る

1. 「辻利兵衛本店」お濃いくちラングドシャ【茶賓】12枚入り

1,728円

お茶好きさんに贈りたい、「辻利兵衛本店」こだわりのラングドシャ。京都・宇治の茶葉をふんだんに練りこんだ生地は鮮やかな新緑色。口に含んだ瞬間、抹茶の風味豊かな味わいが口いっぱいに広がります。ホワイトチョコレートの上品な甘みとも相性抜群です。

詳しく見る

人気の薄焼きクッキー「ラングドシャ」の魅力

サクッと軽い口どけとどこか懐かしさを感じる素朴な味わいが魅力の焼き菓子です。家庭でも手軽に作れる簡単さも人気の秘訣。「猫の舌」という意外な意味も語源を聞けば納得です。おうちで余りがちな卵白もたっぷり消費できるので、ぜひ作って味わってみてください。

※商品情報や販売状況は2025年02月26日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。