ライフスタイル&ヘルス2023/11/11 更新
一度開けたスパークリングワイン、飲み切ってしまわないといけないと思っていませんか?実は開栓後でも保存できるんです。この記事では、スパークリングワインの適切な保存方法を未開栓・開栓後に分けてご紹介します。保存におけるポイントも必見です。
お祝いごとやパーティーなどで飲むことの多いスパークリングワイン。ボトルが大きく、「開けたけど飲み切れなかった」という人も多いのではないでしょうか。実は無理に飲み切る必要はなく、開栓後でも適切に保存すればおいしさを長持ちさせられるんですよ。
この記事では、スパークリングワインを保存するときのポイントと、開栓前・開栓後の適切な保存方法についてご紹介します。
スパークリングワインだけでなくワイン全般に言えることですが、直射日光が当たるところに置いておくのは厳禁です。保存の際は、冷暗所を選びましょう。
温度が安定した暗い場所がベストですが、家の中でそのような場所がない場合は、野菜室がおすすめ。また、ワインセラーの購入を検討してもよいでしょう。
ワインを保存する際、ボトルを傾けたり寝かせたりする場面をよく目にしますよね。これは、コルクが乾燥し開栓できないという事態にならないようにするため。中身に直接触れさせることで、コルクが乾燥するのを防いでいるのです。
スパークリングワインにも当てはまる保存方法なので、場所がある場合にはボトルを横にして保存しましょう。
スパークリングワインを含むすべてのワインは、空気に触れると酸化します。これは劣化する大きな要因になってしまうため、特に開栓後は空気に触れる面積をなるべく減らしましょう。中途半端な量が残ってしまった場合、小さめのボトルに移し替えて表面積を減らすのもひとつの方法です。
通常のワインにはない、スパークリングワインならではの保存のポイントがあります。それは、泡(炭酸)をキープすること。炭酸が抜けるとスパークリングワインはおいしさが半減してしまうため、開栓後には注意が必要です。
市販のスパークリングストッパー(シャンパンストッパー)を使用するのが、手軽で効果的と言えるでしょう。
開栓前(未開栓)の場合とにかく気をつけるべきは、光に当てないこと、適切な温度を維持すること、コルクを乾燥させないことの3点です。
それらをすべて解決してくれるのが、ワインセラー。ワインを保存するための機械なので、保存に適した冷暗所であることはもちろん、ボトルを寝かせるほどのスペースを確保できます。スパークリングワインをはじめ、ワインを家で飲む機会の多い人は、購入を検討してみましょう。
ワインセラーの次におすすめなのが、冷蔵庫の野菜室です。野菜室は冷蔵室よりも若干高い温度で設定されているので、より保存に適した温度を保てるうえに、扉を閉じている間は暗い状態を維持できます。
スペースの関係でむずかしい場合もあるかもしれませんが、野菜室内でボトルを寝かせて保存するのがよいでしょう。
食品表示法では酒類に賞味期限の表示義務がないため、多くの場合スパークリングワインに賞味期限は書かれていません。そのため、適切に保存して飲みごろを待つというのが楽しみ方です。
銘柄にもよりますが、開栓前の保存期間の目安は3〜10年ほど。保存状態によっては劣化が進み、それよりも前に飲めない状態になってしまうことがあるので、気をつけましょう。
開栓前の注意点にあわせて、開栓後は炭酸が抜けないようにすることも重要です。そのための効果的な方法が、スパークリングストッパーを使うこと。圧力をかけて栓をするため炭酸が抜けにくく、長く泡を楽しめます。
1,000円前後で販売されているので、1回で飲み切れるか不安なサイズのスパークリングワインを手に入れた際には、あわせて購入しておくとよいでしょう。
もしスパークリングストッパーが手元にない状態であれば、口にぴったりとラップをかけて、輪ゴムで留める方法もあります。ただしあくまで応急処置的な方法なので、あまりおすすめはしません。ストッパーがない場合は、なるべく早く飲み切るのがベターです。
もし小さい空のボトルが用意できるなら、移し替えるのもよいでしょう。なるべくギリギリまで入れてふたをすれば、炭酸が抜けにくくなります。また、大きいボトルよりもスペースを取らない分、野菜室に入れておきやすいですよ。
どのような方法を選んだとしても、開栓後はなるべく早く飲み切るようにしてください。目安は、開栓から1〜2日程度。つまり、翌日中には飲み切るのがベストです。
炭酸の抜けたスパークリングワインは、通常の白ワインに近い状態です。白ワインを使う料理を作るときに、炭酸の抜けたスパークリングワインで代用してみましょう。これなら、炭酸の有無は関係ありません。
白ワインと同じように、カクテルに使用するのもおすすめです。特に、炭酸水で割る「スプリッツァー」や、ジンジャーエールで割る「オペレーター」など、炭酸飲料で割るカクテルなら違和感ないでしょう。
また、炭酸の抜けたスパークリングワインを凍らせて、氷代わりに使うのもおすすめ。溶けることで徐々にカクテルができあがる様子を楽しみながら飲むのも、乙なものですよ。
ワイン通のなかには、あえてスパークリングワインの炭酸を抜いて楽しむ人もいます。もちろんどのスパークリングワインでもいいわけではなく、炭酸の抜き方にもさまざまな方法があるので、初心者にはハードルが高いと言えるでしょう。気になる人は、ぜひ調べてみてください。
ソフトな口当たりと繊細な風味が魅力の、赤のスパークリングワインです。フランスはロワール地方のぶどう品種・カベルネフランを使用し、上品な甘みに仕上げられています。しっかり冷やすとタンニンの渋みを感じられるのも特徴。濃い色調のガーネット・カラーも重厚感があり、特別感があります。
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ぶどう品種はシャルドネとピノ・ノワールをブレンドした、きめ細やかな泡立ちのスパークリングワイン。フレッシュシトラスのような、ピュアな果実味が特徴です。淡いゴールドの色調で、華やかな雰囲気が漂います。フライドチキンやクリームパスタ、白身魚の刺身などともよく合うひと品です。
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エレガントなピンクの色調がかわいらしい、スパークリングワインの「シャンドン ロゼ」。チェリーやざくろ、いちごのような伸びやかな酸味が魅力となっています。きめの細かい泡も、風味を引き立てるポイント。生ハムや赤身肉のグリル、サーモン、トマトパスタなど、グリル系のメニューによく合いますよ。
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ピノノワール100%で造られた、「RM ラルノーディ イロー ブラン ド ノワール」。家族経営の小規模な生産者が手がける自然環境を尊重してつくった一本です。透明感があり、なめらかな風味に仕上げられています。プラムの砂糖漬けやスパイスの複雑味、力強さが感じられるスパークリングワインです。
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りんごや洋ナシ、ミントのような香りが楽しめる、「ボネ・ジルメール・ミレジム グランクリュ ブランドブラン」。減農薬農法で生産されたぶどうは、殺虫剤、防腐剤などが一切使われていません。鮮度が高く、自然由来の味が楽しめるのが特徴。5年間以上熟成されており、フレッシュな甘みを感じられる一本です。
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ワインは飲み切りサイズで販売されていることがほとんどなく、1回で空にするのはむずかしいですよね。本記事でまとめた保存方法やポイントを押さえて、長くおいしくスパークリングワインを楽しんでください。
●20歳未満の方の飲酒は法律で禁じられております。※商品情報や販売状況は2023年11月11日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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