ライフスタイル&ヘルス2022/7/30 更新
おいしいコーヒーを見つけるとつい焙煎された豆を購入してしまいますよね。しかし購入時にいつも迷ってしまうのが、購入する量。コーヒーの賞味期限から逆算して、飲み切れる量で購入しなければ"おいしいまま"飲むことができませんよね。本記事では、コーヒーの賞味期限について解説していきます。
必要な道具さえそろっていれば、自宅でもおいしく淹れることができるコーヒー。お気に入りのコーヒー豆で、自宅で淹れるコーヒーを趣味にしている人もいるのではないでしょうか。計り売りが多いコーヒーですが、多く買いすぎても余ってしまってダメにしてしまうかもしれない......では一体コーヒーはどのくらい日持ちするのでしょうか
賞味期限は "おいしく食べられる期限" のこと。加工食品や乾物など、比較的保存がきく食品に表示されています。正しく保存していれば、賞味期限を過ぎたからといってすぐに食べられなくなるわけではありません。
一方の消費期限は "安全に食べられる期限" のこと。生菓子やお弁当など、傷みやすい食品に記載されているのが特徴です。食品自体が傷みやすいため、消費期限内であってもできるだけ早く食べ切るのがおすすめです。
コーヒーに限らずどんな食品にも当てはまることですが、未開封と開封後では、コーヒーの賞味期限は変わってきます。
コーヒー粉やコーヒー豆の賞味期限は、商品によって差があります。市販のもので賞味期限が1年間に設定されている商品もあれば、2〜3週間以内に消費しなければならないものなどさまざま。しかし、せっかくおいしいコーヒーを購入したのなら、おいしいうちに飲みたいですよね。その場合は、2〜3週間以内に飲み切ることをおすすめします。
開封し、空気に触れることでコーヒーは少しずつ酸化していきます。酸化してしまうと、コーヒー本来の芳醇な風味が失われてしまったり、すこし酸味が強い味になってしまうことも。コーヒー豆は焙煎後およそ2週間たつと、香りのピークが過ぎてしまいます。開封後も2〜3週間ほどを目安に消費するようにしましょう。
コーヒーの保存方法として、まず「常温」はおすすめしません。コーヒー、熱・湿気・光に弱い食材で、適正温度は15℃以下。焙煎直後のコーヒー豆以外は、冷蔵もしくは冷凍保存するようにしましょう。常温で保存したコーヒー豆の日持ちは1週間ほどですが、冷凍保存した場合3〜4週間日持ちさせることができます。長期保存が目的で購入した場合は、なるべく早い段階で小分けにし、冷凍庫にて保存しましょう。
前述したように、コーヒーは空気に触れた時点で酸化がスタートします。ジッパー付き保存袋等で保存する場合も、なるべくなかの空気を抜いて密閉するよう心がけましょう。ほかにも、シリカゲルのような乾燥剤がある場合は、同封をおすすめします。なるべく豆が湿気てしまうのを防ぐ方法で保存することで、風味の劣化をおさえることができますよ。
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コーヒーの抽出で出るコーヒーカスには、アンモニア臭を吸収するはたらきがあります。コーヒーのカスを日光などで乾燥させてから、容器にいれたりポプリにしたりして、シューズボックスや冷蔵庫など、臭いが気になるところに置いてみてはかがでしょうか。
コーヒー豆のカスは活性炭によく似ており、土全体の通気性の改善や、微生物の住処として役割を果たします。プランターに土を用意する前に、コーヒーカスと混ぜ合わせて使用することで、肥料として活用することができますよ。
草木染めのように、コーヒーでも染め物をすることができます。賞味期限切れのコーヒーだけでなく、淹れ終わったあとのコーヒーカスも使用することができるので、サステイナブルですね。コーヒーカスを煮出して液を作ったあと、その液で染めたい素材を煮るだけなので、誰でも簡単に作ることができますよ。
コーヒーにふくまれる「カフェイン」と「フェノール性物質」は、植物の発芽や成育を阻害するはたらきがあります。それだけでなく、雑草に集まってくる虫の忌避にも役立つので、お庭に嬉しい効果ばかりなんです。しかし、除草剤として長期間効果を発揮するわけではないので、一度除草剤をしたあとに忌避剤として撒くのがおすすめ。
ほかにも、積雪時の凍結防止としての役割も果たすコーヒーカス。除雪剤としても使用されることがあります。除草剤、除雪剤として使用する際はしっかり乾燥させたあとのものを使用しましょう。
開封・未開封だけでなく、コーヒー粉・コーヒー豆の状態によっても賞味期限が異なるコーヒー。せっかくお気に入りの焙煎所で豆を購入したのに、おいしくなくなってしまった......なんてことのないように、賞味期限は守るだけでなく、適切な環境で保存し、なるべく早く消費するようにしましょう。
※商品情報や販売状況は2022年07月30日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
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