ライフスタイル&ヘルス2025/4/12 更新
ちょっと特別な気分でゆっくりくつろぎたいときにぴったりなのが、ウイスキーとおつまみのペアリングです。この記事では、ウイスキーに合うおつまみを15選ご紹介。ウイスキーの種類や飲み方に合わせておつまみを選べば、自宅でも贅沢な時間を過ごせますよ。
スコットランドで造られるスコッチウイスキーは、ピート(泥炭)を使った独特のスモーキーな香りが特徴。大麦麦芽に由来する甘味や酸味、熟成樽に使用される樽から来る苦味や渋みなど、複雑な要素が絡み合った味わいのウイスキーです。一般的には、熟成年数が長いほど口当たりがまろやかになり、甘味が際立つとされています。
スモーキーな香りを楽しめるスコッチには、スモークチーズやスモークサーモン、スモークベーコンなどの燻製系のおつまみがおすすめ。香りの相乗効果を楽しめるペアリングです。
バーボンはアメリカを代表するウイスキーで、主にとうもろこしを原料としています。力強い味わいと、熟成樽から生まれるバニラやココナッツのような甘い香りが魅力。クセが少なく、ウイスキー初心者にも飲みやすいのが特徴です。
おすすめのおつまみは、バーボン特有の風味に寄り添うナッツやチョコレート、バニラアイスなど。特に、バニラアイスにバーボンを少量垂らして楽しむスタイルは、大人のデザートにぴったりです。濃厚なバニラの香りにバーボンの力強さが絶妙にマッチします。
日本国内で造られるジャパニーズウイスキーは、スコッチの製法をベースにしながらも、スモーキーさは控えめで、繊細で上品な香りとバランスが取れた味わいが特徴です。
日本のウイスキーということもあり、和食との相性がよく、食中酒としてもおすすめ。から揚げやおでんといった家庭的な料理とよく合います。また、ハイボールや水割りにすれば、白身魚のカルパッチョや魚介のマリネなどのシーフードとも好相性です。
アイルランド産のウイスキーは、複数回の蒸留により軽やかで雑味が少なく、すっきりとした味わいが特徴です。穀物由来のやさしい香りと華やかな味わいが楽しめ、スモーキーなスコッチウイスキーに比べてマイルドな印象。非常に飲みやすく、初心者にもおすすめです。
おつまみは、アイリッシュウイスキーの繊細な風味を邪魔しないものがよいでしょう。ドライフルーツやナッツ系、ビターチョコなど軽めで甘さ控えめなものが好適です。
アメリカ・テネシー州で造られるテネシーウイスキーは、「チャコールメローイング製法」と呼ばれる、サトウカエデの木炭で原酒をゆっくりと濾過する工程を経ています。そのため、まろやかで雑味の少ない口当たりが特徴です。
バニラやキャラメルのような甘い香りに、ほんのりとスモーキーなニュアンスが加わった風味は、バーベキューやグリルした肉料理と好相性。スペアリブやフライドチキンなどアメリカ南部の料理と合わせるとウイスキーの風味がより一層引き立つでしょう。
水や氷を加えず、常温のままウイスキーそのものを味わう飲み方です。樽由来の香りや熟成による深みのある味わいをダイレクトに楽しめるのが魅力。
ウイスキーはアルコール度数が40度以上と高いため、小さなグラスに注ぎ、少しずつ味わうのが基本です。口直し用にチェイサーとして水を用意しておくと飲みやすくなり、ひと口ごとにウイスキーの芳醇な味わいをじっくり楽しめます。
氷を入れたグラスにウイスキーを注いで飲むスタイル。時間の経過とともに氷が少しずつ溶けて、味わいがまろやかに変化していくのが魅力です。氷がすぐに溶けて味が薄まらないよう、大きめの氷を使い、グラスも冷やしておくのがポイント。
ロックは、氷で冷やすことでアルコールの刺激や強い香りをやわらげる一方で、ストレートに比べると繊細な香りや複雑な味わいを感じにくくなる傾向があります。そのため、香りや味に厚みのあるウイスキーを選ぶのがおすすめです。
冷水を加えて飲む水割りは、ウイスキー初心者にもおすすめの飲み方です。まずは氷を入れたグラスにウイスキーを注ぎ、水を加える前に一度マドラーで混ぜてウイスキーを冷やします。その後、溶けた分の氷を追加し、水を加えましょう。
一般的にはウイスキー1:水2~2.5の割合がおいしいとされていますが、好みに応じて調整してください。水割りにすることでアルコール度数が下がり、まろやかで飲みやすい味わいになります。
居酒屋の定番ドリンクとしても親しまれているハイボールは、ウイスキーを炭酸水で割ったスタイル。ウイスキー1:炭酸水3〜4の割合が基本で、シュワっとした爽快感とすっきりとした味わいが特徴です。
揚げ物や肉料理など脂っこい料理と相性がよく、食中酒としてもぴったり。レモンやオレンジなどの柑橘類、しょうが、ミントなどを加えると、さらに爽快感がアップします。トニックウォーターやジンジャーエールといったノンアルコール炭酸で割るアレンジもおすすめです。
ウイスキーと常温の水を1:1で割るトワイスアップは、ウイスキーの香りをじっくりと楽しめるのが魅力。アルコール度数が20〜30度になることで、ウイスキー本来の香りがもっともよく立ち上がるとされており、多くのウイスキーが40〜50度であることを考えると、ちょうどよいバランスになります。
香りをしっかりと堪能したいときは、飲み口がすぼまったテイスティンググラスを使うのがおすすめ。立ち昇る香りをより豊かに感じられますよ。
ウイスキーとお湯を1:3の割合で割って楽しむホットウイスキー。寒い季節やアウトドアシーンで体を温めたいときにぴったりの飲み方です。
お湯が熱すぎるとウイスキーの繊細な香りが飛んでしまうため、適温は約80℃。レモンやはちみつ、シナモン、クローブ、ジャムなどを加えて、自分好みにアレンジしてみてはいかがでしょうか。
静かな夜に一人でゆったりと過ごす時間には、ウイスキーとチーズの組み合わせがおすすめです。スモーキーフレーバーが魅力のスコッチウイスキーには、同じく燻製香を持つスモークチーズがぴったり。グラスを傾けながら、香りと余韻を楽しむ大人の時間になりますよ。
モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして造られるブレンデッドウイスキーには、クリーミーでまろやかな白カビチーズが好相性。軽やかな味わいのハイボールには、やさしい風味のセミハードチーズが合いますよ。
気の置けない友人とのリラックスした時間には、手軽につまめるナッツや燻製系のおつまみがおすすめです。スモーキーなウイスキーには、スモークチーズやビーフジャーキーなどの燻製品に加え、香ばしいアーモンドがぴったり。ウイスキーの奥深い味わいを一層引き立ててくれます。
一方、マイルドなウイスキーには、ピスタチオ、カシューナッツ、クルミがよいでしょう。気軽につまめる組み合わせで、ウイスキーも会話もゆったりと楽しんでください。
食後のひとときには、デザート感覚で楽しめるチョコレートやドライフルーツとのペアリングがおすすめ。ドライフルーツを添えることで、テーブルに彩りが加わり、見た目も華やかになります。
ミルクチョコとビターチョコはさまざまなウイスキーと合わせやすく、定番の組み合わせです。ホワイトチョコにはアイリッシュやスコッチ、アメリカンウイスキーがよく合います。ベリー系チョコにはスコッチやジャパニーズ、柑橘系チョコにはジャパニーズウイスキーを合わせてみてください。
誕生日や記念日などいつもより少し贅沢をしたい特別な日には、ジューシーなステーキやスペアリブとウイスキーを組み合わせてみてはいかがでしょうか。肉の旨みをしっかりと感じられる牛肉のステーキには、力強いバーボンウイスキーや、スモーキーさと甘味をあわせ持つスコッチのシングルモルトウイスキーがよく合います。
甘辛いスペアリブには、爽快なハイボールがおすすめ。シュワッとした炭酸が脂をさっぱりと洗い流し、最後まで飽きずに楽しめます。
デパ地下の有名惣菜店「まつおか」の定番商品。カラッと揚げた鶏手羽先に、特製の甘辛タレを絡め、仕上げに白ごまをふりかけています。おいしさはもちろん、電子レンジで温めるだけで手軽に楽しめるのも嬉しいポイント。冷凍庫に常備しておきたい、頼れる逸品です。
詳しく見る
鞠のようにころんとした形が愛らしい、お米のスナック菓子です。香ばしい焦がししょうゆの風味と、米菓子ならではのサクッと軽い食感がハイボールによく合います。少量ずつ個包装されているので、「ちょっとだけおつまみを食べたい」というときにもぴったり。スタイリッシュなパッケージでプチギフトにもおすすめのひと品です。
詳しく見る
甘口タイプと熟成タイプ、2種のいかの塩辛がセットになっています。肉厚で食べ応えがあり、ご飯にもお酒にもよく合う逸品です。魚介の濃厚な味わいがぎゅっと詰まっており、爽やかなハイボールやマイルドなウイスキーの水割りと合わせるのもおすすめです。
詳しく見る
牛肉アスパラガス、えび、れんこん肉詰など7種類の串揚を詰め合わせたセットです。衣をつけた状態でお届けされるため、油で揚げるだけで、自宅で手軽にサクサクの串揚が楽しめます。気の合う友人と集まって、揚げたての串揚をつまみながらウイスキー片手にワイワイ楽しむ家飲みにぴったり。
詳しく見る
燻製ベーコン風味を楽しめるプレミアムなポテトチップス。堅めの食感で、噛むたびに燻製の香りがふわっと広がり、贅沢な大人の味わいを堪能できます。少し特別感のあるおつまみを楽しみたいときにぴったりの逸品です。かわいらしいピンク色のパッケージも印象的。
詳しく見る
ソーセージやスモークサーモンで知られる、神戸の洋惣菜店「神戸トアロードデリカテッセン」が手がける粗挽きウインナーソーセージ。粗挽き肉のジューシーな旨みが楽しめると好評のひと品です。シンプルに焼いたりゆでたりするだけでおいしく、そのままはもちろん、マスタードを添えて食べるのもおすすめ。
詳しく見る
落花生の名産地、千葉県八街産の殻付き落花生です。コクと風味が非常に豊かな「半立種(はんだちしゅ)」という品種で、一度食べ始めたら止まらなくなるおいしさが魅力。落花生のイラストが描かれたかわいらしいパッケージも素敵で、ちょっとしたプレゼントや手土産にもおすすめです。
詳しく見る
低温でじっくり燻製し、しっとりと仕上げたスモークサーモンです。口に入れた瞬間、ふわっと広がるスモーキーな香りと、脂ののった濃厚な旨みが魅力の逸品。そのままはもちろん、サラダやサンドイッチなどにアレンジして食べるのもよいでしょう。スコッチウイスキーとの相性もよく、上質なひとときを演出してくれます。
詳しく見る
アルプスの牧草地で育った牛のミルクを使用したフランス産のチーズです。風味豊かで、そのままカットしておつまみにしたり、パンに挟んでサンドイッチにしたりしてもおいしいですよ。ドライフルーツやナッツと合わせれば、手軽に豪華なおつまみが完成します。ちょっと贅沢なおうち時間にぴったり。
詳しく見る
日本のチョコレート専門店「ベルアメール」を代表する"パレショコラ"は、丸い板チョコにナッツやドライフルーツをトッピングしています。10枚入りで、それぞれ異なる食感や味わいが楽しめる上質な逸品。高級感のある華やかな見た目は、大切な方へのギフトにもぴったりです。
詳しく見る
帆立貝を瀬戸内レモンピールとバターで煮込んだ、旨みとコクが詰まったひと品。缶の蓋を開けるだけで、すぐにおいしいおつまみが食べられます。そのままはもちろん、サラダやパスタと和えるだけで手軽に味わい深いひと皿が完成。パントリーに常備しておくと、あと1品ほしいときや急なおもてなしにも重宝します。
詳しく見る
鶏手羽元にスパイスをまぶし、じっくり焼き上げたグリルドチキンです。ピリッと効いた黒こしょうがアクセントになっており、お酒が進む味わいに仕上がっています。シュワッと爽快なハイボールと相性ぴったり。手軽においしいお肉が食べたい日に頼れるひと品です。
詳しく見る
広島県産のかきを、瀬戸内レモンとレモンピール、オリーブオイルで煮込んだ爽やかな味わいの缶詰。プリプリ食感のかきが手軽に楽しめると好評です。そのままお酒のおつまみにするのはもちろん、クラッカーにのせて前菜風にアレンジするのもおすすめ。パッケージもおしゃれで特別感があり、プレゼントにも向いています。
詳しく見る
しっとり柔らかなお好み焼きが入った、ちょっと珍しい缶詰です。別添えのソース、あおさ、かつおぶしをかければ、本格的な味わいに。小腹がすいたときや、おつまみを用意する時間がない日にぴったりの逸品。ストックしておけば、「今すぐウイスキーが飲みたい!」というときにも困りません。
詳しく見る
おしゃれなおつまみをお探しなら、ガーリックバジル風味に仕上げた真鯛の缶詰はいかがでしょうか。器にさっと盛るだけで見映えがよく、そのままでも、焼いたバケットにのせてもおいしくいただけます。おつまみとしてはもちろん、食卓のおかずにもなるので、あると嬉しい万能缶詰です。
詳しく見る
ウイスキーに合うおつまみは、種類や飲み方によってさまざまです。チーズやナッツ、燻製、缶詰などを上手に選べば、自宅でも特別なひとときを楽しめます。ぜひご紹介した商品をお取り寄せして、ウイスキーとのペアリングを堪能してみてください。
※商品情報や販売状況は2025年04月12日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。
【非常食のレトルト活用法】おすすめ商品・備蓄のコツ・ポリ袋炊飯方法も紹介
贈りものナビ隊
父の日に贈る花といえば?阪急百貨店おすすめの人気・定番フラワーギフト7選
贈りものナビ隊
父の日におすすめのギフト35選!人気の品からおしゃれなものまで
贈りものナビ隊
【予算別】喜ばれる父の日ギフトとは?相場や選び方のポイントもご紹介
贈りものナビ隊
2025年(令和7年)の父の日はいつ?発祥の由来や各国の過ごし方を解説
食ナビチャンネル
2025年の父の日をチェック!由来やおすすめギフトも
贈りものナビ隊
父の日はいつどこではじまった?起源や由来&おすすめギフト5選
食ナビチャンネル
落雁とは?由来やお供えに選ばれる理由、作り方などを徹底解説
食ナビチャンネル
甘納豆の魅力を再発見!由来や納豆との違いからアレンジ方法・作り方まで紹介
食ナビチャンネル
新盆とは。いつ何をどのようにすればいいの?ポイントをわかりやすく解説
食ナビチャンネル