スイーツ&グルメ2023/5/25 更新
誕生日や記念日などのお祝いや、自分へのごほうびに食べたくなるケーキには、さまざまな種類があります。パティスリーを訪れても、たくさんのケーキに目移りしてなかなか選べませんね。この記事では、ケーキの種類を一挙にご紹介します。お店で迷わないよう、次に購入するケーキの参考にしてください。
ケーキは、お腹を満たすだけではなく、人生の特別な瞬間を彩ってくれるアイテムです。しかしケーキの種類は多岐にわたるため、選ぶのに苦労する方も多いでしょう。
そこで本記事では、定番のケーキを種類ごとにご紹介します。一覧に取り上げるケーキから、ゲストの好みやシーンに合うものを見つけてはいかがでしょうか。
日本の洋菓子店ではおなじみの、生クリームの絞りといちごのトッピングが特徴的なケーキです。アメリカにある同じ名前のケーキをもとに、日本人の口に合うよう改良されて、国内で人気になりました。やわらかで繊細なスポンジケーキとなめらかでミルキーな生クリーム、ジューシーで甘いフルーツのハーモニーが楽しめます。
「薄い絹織物」を意味する名前のとおり、きめ細かくふんわりとした生地が特徴のシフォンケーキ。ドーナツのように、中心に穴が空いた形状も独特です。一般的なケーキよりも高さがあるため、焼く際に中まで熱が伝わるように穴が空いています。プレーンな味のほかにココアや紅茶、コーヒーなどバリエーション豊かな点も魅力です。
薄い板状のスポンジケーキにクリームやフルーツをたっぷりのせて、くるりと巻いて作ります。カットすると現れる、彩り豊かなうず巻きの断面が人々を魅了します。スポンジケーキのフレーバーを抹茶やココアに変えたり、ロールケーキのまわりにクリームを塗ってデコレーションしたりと、アレンジの幅が広いケーキです。
軽い食感のビスキュイ生地の土台に、ひんやり冷たいムースやババロアを詰めた、フランス発祥のケーキです。女性の帽子をモチーフにしているため、ケーキの周囲にリボンをかけることも多々あります。色鮮やかなフルーツをトッピングすると、とても華やかなビジュアルになるので、特別な日を彩るケーキにぴったりです。
ポルトガル人が日本に伝えたといわれるカステラは、やわらかな生地と濃厚な甘みが特徴です。バターは使用せず、砂糖と水飴でしっとりした口当たりに仕上げます。卵をたっぷり使っているため、上下面はしっかり焼き色が付き、中は鮮やかな黄色をしているのも特徴的。日常のおやつからギフトまで、あらゆるシーンで活躍するケーキです。
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「焼いたチョコレート菓子」を意味する、フランス発祥のケーキです。メレンゲを混ぜ込んだ生地はふんわりやわらかく、しっとりした口当たりや濃厚なチョコレートの風味を堪能できます。一般的にあまりデコレーションせずに、上面に粉糖をまぶしてシンプルに仕上げます。バレンタインデーの贈り物としても人気です。
フランス・パリのオペラ座をモチーフにした、高級感のあるケーキです。コーヒーリキュールをしみ込ませた生地とチョコレートガナッシュ、コーヒー風味のバタークリームを幾重にも重ねて作ります。細長くカットし、金箔をのせて提供するのが一般的。なめらかな口当たりと、チョコレートとコーヒーの奥深い味わいが特徴です。
温かい状態で提供されて、カットすると中からチョコレートがとろりと溶け出すケーキです。生地を焼く時間と温度が、このケーキの仕上がりを左右します。ガトーショコラのようなしっとりとした生地をチョコレートと絡めて食べると、濃厚な味わいを楽しめますよ。常温にしばらく置いたり、冷やしたりして食べるのもおすすめです。
オーストリアの首都ウィーン発祥のザッハトルテは、チョコレート生地にアプリコットジャムをサンドし、チョコレートでコーティングしたケーキです。重厚感のあるケーキですが、甘酸っぱいジャムがほどよいアクセントになっています。独特なコーティングを用いているため、表面の食感がシャリっとしていることも特徴です。
正式名称「シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ」は、ドイツ語で「黒い森のさくらんぼケーキ」を意味します。その名のとおり、チョコレートのスポンジ生地の間に洋酒漬けのさくらんぼを挟み、生クリームや削ったチョコレートで飾り付けて作られます。甘みが強そうですが、濃厚すぎず親しみやすい味わいのケーキです。
生地がずっしりした、食べごたえのあるケーキです。発祥はアメリカで、「茶色」を意味する「ブラウン」が名前の由来。平たく焼いて四角くカットするため、手でつまんで気軽に食べられます。生地にナッツやチョコチップを加えて、食感に変化を付けることもありますよ。ブラウニーも、バレンタインデーのギフトに人気です。
「焼いた」と名前に付くように、チーズや卵、砂糖、小麦粉などを混ぜ合わせた生地を、オーブンで焼き上げて作ります。表面は固めで香ばしさがあり、中はなめらかで口当たりがよいのが特徴です。しっかり食べごたえがあり、チーズを濃厚に感じます。多くのチーズケーキは焼いて作るため、チーズケーキの基本形といえるでしょう。
卵白をメレンゲ状にして生地に混ぜ、湯煎しながら蒸し焼きにして作ります。そのため生地はふわふわで、口に入れるとしゅわっと溶けるような独特の食感があります。フランス語で「吹く」という意味の名前が付いていますが、日本で考案されたチーズケーキです。やさしい味わいながら、チーズのコクが感じられます。
焼かずに、冷やして固めるタイプのチーズケーキです。材料にクリームチーズやヨーグルト、レモン果汁を使うため、チーズのクリーミーさや、さっぱりしたさわやかな味わいを楽しめます。タルト生地の型に流したり、底にビスケット生地を敷いたりすることが多く、なめらかなチーズケーキとの食感の違いを楽しめるでしょう。
見た目はベイクドチーズケーキとよく似ていますが、違いは材料と製法にあります。生クリームを乳酸発酵させたサワークリームを使うこと、湯煎しながら焼き上げるため、濃厚でしっとりした口当たりに仕上がることが特徴です。もとになったのは、ニューヨークへ移住してきたユダヤ人が作ったチーズケーキといわれています。
真っ黒な焦げ目と、とろりとした半熟状の生地で近年注目されているチーズケーキです。発祥の地であるスペインのバスク地方では、バルでおつまみとして提供されています。濃厚な甘みと焦げ目のほろ苦さの組み合わせが、やみつきになるおいしさ。材料はベイクドチーズケーキと似ていますが、クリームチーズを多く使うのが特徴です。
「フロマージュブラン」という珍しいフレッシュチーズを使って作られる、フランス発祥のレアチーズケーキの一種です。チーズと生クリーム、メレンゲなどを混ぜ合わせて作るため、口当たりはふわっと軽くなめらかで、さわやかなチーズの風味を楽しめます。フルーツソースやジャムを添えると、よりおいしく食べられます。
小麦粉、卵、砂糖、バターの4種類の材料を混ぜ合わせ、長方形のパウンド型に入れて焼き上げる、シンプルなバターケーキです。パウンドケーキの名前は、かつて4つの材料を1ポンド(約453g)ずつ使用して作られていたことに由来します。バターが香り立つ生地は、ずっしりとしていて食べごたえがあります。
パウンドケーキの生地に、洋酒漬けのドライフルーツを混ぜ込んで作ります。洋酒の香りや、ドライフルーツの甘みが味わいのアクセントになりますよ。使用されるドライフルーツは、レーズンやクランベリー、ドレンチェリー、いちじくなどさまざまです。ドライフルーツのほかに、ナッツやスパイスを加えることもあります。
名前に「ブレッド」、つまり「パン」と付いていますが、パウンドケーキの一種です。バナナをつぶしてパウンドケーキの生地に加え、焼き上げて作るひと品。焼くときから漂うバナナの甘い香りが、多くの人々を夢中にさせます。バナナブレッドをよりおいしく作るには、よく熟れてやわらかくなったバナナを使うのがおすすめです。
ずっしり重めのパウンドケーキに、蒸留酒のブランデーをたっぷりしみ込ませて作る、大人向けのケーキです。洋酒漬けのドライフルーツを生地に加えたり、チョコレートでコーティングしたりとアレンジしたものもあります。ブランデーの芳醇な香りやバターの風味、しっとりした口当たりで、贅沢な気分を味わえるでしょう。
レモンのさわやかな風味を堪能できるバターケーキです。名前には「大切な人とすごす週末に食べるお菓子」という意味が込められています。生地にレモンの果汁や皮を使うのはもちろん、ケーキにかけるアイシングにもレモン果汁を加えるのが一般的です。パウンド型のほかに、レモンの形をした型で焼き上げることもあります。
りんごをパイ生地で包み、焼き上げたケーキです。りんごは生のまま使うほか、砂糖で煮たものを使用することも。シナモンやナツメグなどのスパイスを加えたり、チーズやカスタードクリームを一緒に包んだりするアレンジも人気です。りんごの甘酸っぱさとパイ生地のさくさくとした軽い食感が、幅広い世代に親しまれています。
パイ生地とレモンカード、メレンゲを組み合わせたさわやかなケーキです。レモンカードとは、レモン果汁と卵、バター、砂糖などを煮詰めたレモンクリームのこと。レモンの風味や、卵とバターのコクが凝縮されています。メレンゲの表面を軽く焦がすことも、レモンパイの特徴です。レモンの酸味が効いており、夏のギフトにもぴったり。
フランス語で「千枚の葉」を意味する名前のとおり、パイ生地とクリームを何層も重ねて作られるケーキ。軽い食感のパイ生地と、コクのあるクリームの組み合わせが魅力的です。ミルフィーユに使われるパイ生地は「フィユタージュ」と呼ばれます。生地を伸ばして折りたたむ作業を繰り返して、繊細な層を作り出しています。
パイ生地の上に果物とクレーム・シブーストをのせ、上面をカラメル状に焦がした、フランスの伝統的なケーキ。クレーム・シブーストは、カスタードクリームにゼラチンとメレンゲを混ぜ合わせた、甘みとふわふわした食感が楽しめるクリームです。カラメルの香ばしさや、ぱりっとした食感がケーキのアクセントになります。
パイ生地と、クレームダマンドというアーモンドクリームで構成される素朴なケーキ。キリスト教の祝日を祝うためのフランス発祥のケーキであり、ホールケーキの中に「フェーブ」という人形を忍ばせるのが伝統です。パイの上面にナイフを入れて施される飾りは「レイエ」と呼ばれ、シンプルなパイに華やかさをもたらします。
タルト生地の上にクリームをのせ、色鮮やかな果物を飾り付けたケーキです。ケーキに使われるタルト生地は「パートシュクレ」と呼ばれる、砂糖とバターをたっぷり使ったものが一般的。生地にはほどよい甘みと、ほろほろと崩れるような食感があります。ジューシーな果物と、軽い食感のタルト生地の対比を楽しんでください。
タタン姉妹の失敗作から誕生したといわれている、フランス発祥のケーキです。バターと砂糖で煮たりんごを型に敷き詰め、その上にタルト生地を被せて焼きます。提供時にはケーキをひっくり返し、りんごを上にするのが特徴です。つやつやと輝く飴色のりんごにしみ込んだ、キャラメルのような砂糖の香ばしさがたまりません。
ポルトガル発祥のエッグタルトは、卵黄をたっぷり使ったカスタードクリームがおいしい、小ぶりのケーキです。名前にタルトと付いていますが、一般的にはパイ生地を使用します。なめらかなカスタードクリームはプリンのようにコクがあり、さくさくしたパイ生地と好相性。表面に軽く付いた焦げ目が、食欲をそそります。
クレープと、生クリームやカスタードクリーム、薄くカットした果物を何層も重ねて作ります。実は、西麻布のカフェで誕生したといわれている、日本発祥のケーキ。薄く焼いたクレープ生地はもっちりとした食感があり、卵の風味が感じられます。クリームとの相性は抜群で、やさしい味わいが口いっぱいに広がるでしょう。
メレンゲや生クリームを使用した、ふんわりやわらかな口当たりが特徴のケーキです。よく似ているババロアは、卵や牛乳で作ったアングレーズソースをゼラチンで固めて作る一方、ムースは冷やすと自然に固まるため、ゼラチンをほとんど使用しません。フルーツソースやチョコレートを加えると、味のバリエーションを楽しめます。
テリーヌ型と呼ばれる陶器製のフタ付きの容器に材料を流し込み、加熱して作られるのがテリーヌです。料理にもテリーヌはありますが、ケーキのテリーヌはチョコレートやチーズで作ったものが人気です。小麦粉を加えずに、バターや卵を使用して、なめらかでとろけるような口当たりと濃厚な味わいに仕上げるのが特徴です。
数種類のクリームチーズがブレンドされた、「チーズガーデン」ならではのベイクドチーズケーキです。シンプルな見た目ながら、3段階の温度で1時間かけてゆっくりと焼き上げるといったこだわりが詰まっています。味わいはもちろん、舌触りから食感まで虜になることでしょう。
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老舗和菓子店「小島屋」の看板商品「けし餅」を、ロールケーキと合わせた和洋折衷のひと品です。ロールケーキの中には、求肥で包んだこしあんを忍ばせています。ロールケーキの表面にはけしの実をたっぷりまぶして、「けし餅」特有のプチプチ食感をしっかり再現。コーヒーと日本茶、どちらにもよく合います。
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しっとりとした食感のスフレ生地に、ミルク感のあるシャンティクリームと、甘酸っぱいフランボワーズを合わせたショートケーキです。ブランド独自の配合で作られた生クリームを使用しており、ほかでは味わえないコクと深みが感じられます。完成してから急速冷凍しているため、解凍してもケーキの味わいとともに豊かな香りを楽しめます。
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"わたしの桃のタルト" という意味を持つ「マ・タルト・オ・ペーシュ」。名前の通り、隙間なく桃が盛り付けられたタルトケーキです。中には、カスタードクリームがたっぷりと盛られています。重すぎないクリームと、ジューシーな桃のマリアージュを楽しみましょう。
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ビスキュイショコラ・ミルクチョコレートムース・チョコレートのクレームブリュレなどを層にした、「ゴディバ」のチョコレートケーキです。表面はグラサージュショコラでコーティングされており、上品な印象。まわりに付けられたマカロンコックが、ビジュアルのアクセントになっていますね。
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ケーキは、生活に喜びや楽しみをもたらしてくれる食べ物です。ケーキには多彩なバリエーションがあるため、食べる人の嗜好やシチュエーションに合うものが必ず見つかるはず。お気に入りのケーキを見つけて、日常を特別な時間に変えてください。
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※商品情報や販売状況は2023年05月25日時点でのものです。
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