ベルギーチョコレートは品質や製法にこだわりがあり、代表的な「プラリネ」や「ボンボンショコラ」を見てもほかのチョコレートとは違う特徴が見られます。ほかのチョコレートとの違いやこれまでの歴史をたどって、ベルギーチョコレートの人気の理由を紐解いていきます。

ベルギーチョコレートとは?

iStock-860100156-1.jpg

iStock.com/Erstudiostok

ベルギーチョコレートとは、一般的にはベルギーで「加工」されたチョコレートのことを言います。

1800年代後半、ベルギーが植民地としていたアフリカのコンゴでカカオの生産を始めてからチョコレート産業がさかんになりました。

ベルギーチョコレートの歴史

金属製のカップに入った、カカオ豆・カカオ二ブ・カカオパウダー

iStock.com/SEE D JAN

チョコレートは紀元前のメソアメリカで「ショコラトル」と呼ばれ、飲み物として飲用されていたのが始まりと言われています。

ベルギーには1600年代前半にカカオが伝わり、1857年ジャン・ノイハウスがベルギーチョコレート店老舗の「ノイハウス」を立ち上げたことが先駆けです。

1912年にはジャン・ノイハウスJrが「ボンボンショコラ」を生み出し、3年後彼の妻がチョコレートを美しく見せる「バロタンボックス」(バロタン)を開発。その後もベルギーでは数々のブランドが創業し、ベルギーチョコレートは発展していきました。

ベルギーチョコレートのおいしさの秘密

素材・品質へのこだわり  

ベルギーチョコレートのおいしさの秘密は素材や品質にあります。ベルギーチョコレートの素材は世界中から厳選した最高品質のカカオ豆を使用し、油脂は「カカオバター100%」を基準としています。

植物性油分を含んでいてもチョコレートとする基準はありますが、ベルギーチョコレートは品質を保つために、カカオバター以外の植物性油分を一切使わないことで独自の品質を守り続けています。

伝統的な製法  

ベルギーチョコレートの伝統的な製法は、ベルギー製法やベルギー式と呼ばれます。

例えばボンボンショコラは、モールド(流し型)にチョコレートを流し込んでシェル(形)をつくったあと詰め物(センター)を入れて、底になる部分に再度チョコレートを流し込み完成となります。

外側のチョコレートがパリっとして薄めなフランス式のボンボンショコラとは対照的に、外側のチョコレートが厚く固められているのが特徴的です。

ベルギーチョコレートの種類

プラリネやボンボンショコラ  

ベルギーチョコレートにはいろいろな種類があります。プラリネやボンボンショコラは、代表的なベルギーチョコレートの種類です。

ボンボンショコラは一口チョコレートの総称で、プラリネはナッツ類をペースト状にした詰め物やクリーミーなペーストが中に入っている一口チョコレートを指します。

他国ではナッツ類を炒ってカラメリゼしたものや、カラメリゼしたものをペースト状にしたもののことをプラリネと言う場合もあります。

板チョコレート  

ベルギーチョコレートには板チョコレートをラインナップしているブランドもあります。

オーソドックスな板チョコレートをはじめ、ナッツやパフ、ドライフルーツを載せた板チョコレートも魅力的です。

板チョコレートは、ボンボンチョコレートとは違ったチョコレート本来の味が存分に楽しめますよ。

ガナッシュや生チョコレート  

ガナッシュは、沸騰直前の生クリームに刻んだチョコレートを混ぜ合わせてクリーム状に仕上げたもののこと。

一方、生チョコレートはクリーム状のガナッシュを冷やし固まらせて、ココアパウダーや粉糖をかけたもののことです。ボンボンショコラや板チョコレートよりもやわらかく仕上がるので、口どけのよさが各段に違います。

このようにベルギーチョコレートには豊富な種類があり、それが人気の理由にもなっています。

ベルギーチョコレートの有名ブランドは?

ベルギーチョコレートには「王室御用達ブランド」があります。5年ごとに厳しい審査があり、現在認められているのはノイハウス・ヴィタメ―ル・ガレー・ピエールマルコリーニ・レオニダス・ヴァンデンダー・マダムドリュック、そしてゴディバの8つ。

なかでも1968年に認定を受けたゴディバは、日本でも特に知名度の高いブランドです。特別感あふれるベルギーチョコレートといえば「ゴディバ」という方も、多いことでしょう。商品の種類はバラエティに富み、じつはお手軽に試せるアイテムも。店頭で楽しめるドリンクやアイスクリームも人気を集めています。

お取り寄せで!ゴディバの人気スイーツ3選

1. 「ゴディバ」クッキー&チョコレート アソートメント 4枚+7粒

茶色い箱に入った7粒のチョコレートと4枚のクッキー
2,160円

サクサクとした食感が魅力のチョコレートサンドクッキーが2種・ひと口サイズのチョコレートが4種・カレが3種堪能できるアソートです。内容が充実しているだけでなく、手に取りやすい価格なのもうれしいところ。ちょっとしたプレゼントにもピッタリです。

詳しく見る>

2. 「ゴディバ」クッキー アソートメント(8枚入)

茶色い箱に入った8枚のクッキー
1,080円

チョコレートをはさんでいるのは、軽やかな食感のラングドシャ生地。ミルクチョコレートとダークチョコレートの2種類が楽しめます。受け取り側も気兼ねしにくい価格帯&内容なので、引っ越しの挨拶や軽い手土産としても便利です。

詳しく見る>

3. 「ゴディバ」ゴディバ ムースショコラ

茶色い大理石の板に置かれたゴディバムースショコラ
5,670円

ビスキュイショコラ・ミルクチョコレートムース・ブロンドチョコレートのクレームブリュレなどを、グラサージュショコラでコーティング。さらにショコラマカロンやカカオ二ブのトッピングなど、どこを食べてもチョコレートだらけのリッチなケーキです。チョコレートがお好きな方のお祝いや記念日などに贈れば、素敵な思い出のピースになるかもしれませんね。

詳しく見る>

ベルギーチョコレートで贅沢なひとときを

特別な味わいが楽しめる「ベルギーチョコレート」。チョコレートがお好きな方は、ぜひ一度お手に取ってみてください。ゴディバにはご紹介した定番アイテム以外に、季節限定やアニバーサリー記念のセットもあります。大切な方やご自分の贅沢なひとときのお供に、ぜひどうぞ。

※商品情報や販売状況は2022年05月28日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。