ライフスタイル&ヘルス2024/1/20 更新
大雪は二十四節気のひとつで「たいせつ」と読み、雪が降り積もり、寒さがいちだんと厳しくなる季節です。この記事では大雪の意味と由来を詳しく解説。大雪のころはどのような季節なのか、気候や習慣、旬の食べものなど幅広く紹介します。
大雪(たいせつ)は二十四節気(にじゅうしせっき)のひとつで、雪が多く降る時季を意味します。山々は雪景色となり、平野でも雪が降り積もる季節です。気温が下がり本格的な寒さが到来するのもこのころから。
2024年の大雪は、12月7日から12月20日までの期間にあたります。二十四節気において、大雪の前は「小雪(しょうせつ)」と呼ばれ、雪が降り始める時季を意味する名前です。大雪のあとは、一年でもっとも昼が短く夜が長い「冬至(とうじ)」が訪れます。
二十四節気は季節の移り変わりを知り、農作や生活に欠かせないものとして現在でも活用されています。
大雪は日を追うごとに寒さが増していく時季です。気候や旬の食べもの、過ごし方などを通して、具体的にどのような季節なのか詳しく解説します。
大雪は、文字通り雪が盛んに降り始め、山々は雪に覆われ、平野でも雪が降り積もる季節です。この時季には本格的な寒波である「冬将軍」が到来すると言われます。
冬将軍という呼び名は、ナポレオンがロシア侵攻の際、厳しい寒さが原因で敗北したことに由来し、その厳しい寒さを擬人化して呼ばれるようになったそうです。
冬将軍はシベリアから流れ込む「シベリア寒気団」による強烈な寒波を指し、日本海側では雪が多く降り、太平洋側では乾燥した冷たい風が吹きます。
この時季は本格的な冬の訪れとともに、風景は雪に覆われ、気温は急激に下がるのが特徴です。しかし大雪の季節は寒冷でありながらも、その美しい雪景色と冷たい空気が独特な魅力を持っています。
大雪の時季には、大根や春菊、白菜、牡蠣などが旬を迎えます。これらの食材を使ったおすすめの料理は、お鍋や汁物、おでんなど。冬の寒い季節に必要な栄養素を摂れるだけでなく、冷えた体を温める効果もあります。
大雪の期間中の12月13日は「正月事始め(しょうがつことはじめ)」と呼ばれる日です。正月事始めには、すす払いをして一年分の汚れを落とし、新年の神様である「年神様」を迎える準備を始めます。
お歳暮を贈るのもこのころから。贈る時期は地域によって異なりますが、特に西日本では、すす払いの日である12月13日から12月20日ごろに贈るのが一般的です。そのほか、関西地方では針供養がおこなわれ、浅草寺では羽子板市が開かれるなど、大雪の行事や習慣は心温まる風物詩となっています。
二十四節気のひとつである大雪は、山々が雪に覆われ、寒波の影響で寒さがいちだんと厳しくなる季節です。一年の締めくくりと新年の準備を始めるのもこの時季から。忙しくなる季節だからこそ、旬の食材を使った料理で体を温め、元気に過ごしましょう。
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※商品情報や販売状況は2024年01月20日時点でのものです。
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