ライフスタイル&ヘルス2024/5/21 更新
暑中見舞いと残暑見舞いはどちらも暑い時期に送る挨拶状ですが、この2つには送る時期に違いがあります。この記事では暑中見舞いと残暑見舞いの違いと、残暑見舞いの概要や書き方を紹介。相手を思いやる気持ちを込めて、ぜひ残暑見舞いを送ってみてはいかがでしょうか。
残暑見舞いとは、暑さが厳しい時期に、普段なかなか会えない人やお世話になった人の安否を気遣い、近況報告するための挨拶状です。
もともとは、お盆に里帰りする際に品物を持参し先祖に供えていた風習が、お世話になっている人にも品物を贈る「お中元」の習慣に変わりました。この贈答の習慣がやがて簡略化され、挨拶状を交わすようになり、現在の「残暑見舞い」の形となったのです。
暑中見舞いと残暑見舞いは送る時期に違いがあります。暑中見舞いは、1年で最も暑さが厳しい時期に、暑さのピークを見舞うための挨拶状です。二十四節気の小暑(7月7日ごろ)から立秋の前日(8月7日ごろ)までに出します。
残暑見舞いは、立秋を過ぎてまだ暑さが残る時期に出す挨拶状です。立秋(8月8日ごろ)から8月末までに出すのが一般的で、遅くても処暑(9月7日ごろ)までに出します。
残暑見舞いを書く際に、書き方に悩む方は多いのではないでしょうか。残暑見舞いは「お見舞いの挨拶」「時候の挨拶からなる主文」「結びの挨拶」「日付」の4つから構成されます。項目ごとの書き方と例文を紹介します。
はじめに、お見舞いの挨拶を述べますが、「残暑見舞い申し上げます」と書くのが一般的です。本文より少し大きめの文字で書くと、全体的な印象が良くなります。句点「。」を書く必要はありません。
目上の方に宛てる場合は「見舞い」と書くのは失礼にあたるため、「残暑お伺い申し上げます」と書くのがマナーです。
時候の挨拶からなる主文は、残暑見舞いを出す季節に合わせた挨拶を書きます。厳しい暑さが続くとはいえ、暦の上では秋なので、秋の始まりを意識した挨拶文を書きましょう。次に、相手を気遣う言葉を書き、お世話になったことがあればそのお礼も伝えると印象が良くなります。
また、自分や家族の近況を報告することも大切です。例としては「まだまだ厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。おかげさまで私ども一同、暑さに負けず、元気に過ごしております。」が挙げられます。
結びの挨拶では、残暑見舞いの主旨である、暑い時期に相手の健康や無事を祈る言葉を入れて締めくくります。相手の体調を気遣う内容を心を込めて書くことが大切です。
例えば、「夏の疲れが出るころですので、どうぞお体を大切にお過ごしください。」といった言葉を添えると、相手に対する思いやりが伝わり、丁寧で心温まる残暑見舞いになります。
残暑見舞いには詳細な日付は入れず、「年・月」の順序で書きましょう。季節感を表すために「晩夏」「立秋」「葉月」などの言葉を使用します。例えば、「令和〇〇年 晩夏」や「令和〇〇年 立秋」という形です。残暑見舞いらしい雰囲気が出て、より季節感が伝わります。
残暑見舞いを書くときには暑中見舞いと混同しないようにしましょう。暑中見舞いは夏のピークに、残暑見舞いは立秋後の暑さが残る時期に出します。
暑中見舞いで使う文例を残暑見舞いで使うと違和感があるので、残暑見舞いのマナーを把握し、適切に書くことが大切です。日付の書き方にも注意し、暑中見舞いでは「盛夏」、残暑見舞いでは「晩夏」「立秋」「葉月」を用いるようにしましょう。
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夏の暑さをねぎらい、相手の安否を気遣って送る暑中見舞いと残暑見舞い。送る時期の違いはありますが、どちらも相手を思う気持ちを込めて送る便りです。この記事で紹介したおすすめギフトとともに、ぜひ残暑見舞いを送ってみてはいかがでしょうか。
※商品情報や販売状況は2024年05月21日時点でのものです。
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