ライフスタイル&ヘルス2022/7/29 更新
口寂しいときに、ついつい噛んでしまうガム。数十分つづく甘さがクセになって一日に何度も噛んでしまうこともありますよね。そんなガムですが、賞味期限はあるのでしょうか?当記事ではガムの歴史、原料、賞味期限、保存方法などを紹介します。

日々のおやつに、口寂しいときに。多様な場面で重宝されるお菓子といえば、ガム。おうちやカバンのなかにガムを常備している方も少なくないのではないでしょうか。
ですが、ガムの賞味期限を確認したことはありますか?当記事ではガムの賞味期限や原料、保存方法など詳しく解説していきます。

ガムの歴史はメキシコのマヤ文明まで、さかのぼります。
当時メキシコ南部のユカタン半島には、サポディラという巨木があったといいます。人々はサポディラからとれる樹液「天然チクル」を採集したあと煮込み、固めたものを噛む習慣があったそうです。それがガムの起源であるといわれています。
そのあと天然チクルのやわらかさと、口の中をきれいにする効果に気づいたサンタ・アナ将軍という人が販売を開始。
さらにトーマス・アダムスという人がアメリカに持ち帰り、甘味を加えて販売をはじめたところ大ヒットとなり、日本はもちろん世界中にガムが広まることとなりました。

IStock.com/Snezhana Kudryavtseva
ガムの原料は主に、ガムベース、甘味料、香料の3つです。
ガムベースとは植物性樹脂を使用してつくられたガム本体の部分。ガムを口に入れて味を楽しんだ後に、味の抜けた白っぽいものが残りますよね。それがガムベースです。
ただガムベースだけでは、おいしい味がしません。そのため甘味料であまさを加えて、香料を加えて香りづけをします。ミントの香りなど、ガムによってあまさも香りもさまざまです。

ガムには、賞味期限がありません。
なぜならガムに使用されている原材料は、ガムベース、糖類、香料などの品質劣化が少ない物質を用いているからです。
またガムの包装は密閉性が高いため、長期間保存していたとしても品質が変化することはありません。そのためガムには賞味期限が定められていないのです。
さらに食品表示法によって、長期間保存が可能なものに関しては賞味期限を記載しなくてもいいとされています。

品質劣化が少なく賞味期限もないガムですが、保存するときには高温多湿を避けること、直射日光に当てないことに注視しましょう。
ガムは高温な場所で保存すると、柔らかくなってしまう可能性があります。
さらに湿気を吸いやすい特徴があるため、過度な多湿の空間で保存しないようにしましょう。
直射日光を受けるとガムに温度変化が生じ、本来の固さや風味が損なわれる可能性があります。直射日光を避けて保存するようにしましょう。
ガムは品質劣化しにくいお菓子なので、賞味期限がありません。大量にまとめ買いしておいても、好きなタイミングでおいしく食べられるので安心です。
ただ高温多湿には弱く、風味や食感が損なわれる可能性があるので、保存する場所には注意しておきましょう。
※商品情報や販売状況は2022年07月29日時点でのものです。
現在の情報と異なる場合がございますが、ご了承ください。

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