ライフスタイル&ヘルス2022/10/9 更新

ひと粒一粒がもっちり、しっかり。噛むほどに旨みが広がるお米を有機質肥料で育てる「京都祐喜」

今回ご紹介するのは、京都府の北部、丹後半島の付け根にある与謝郡与謝野町で、"京の豆っこ肥料"を使って米作りをしている「京都祐喜」香山さん夫妻がつくるお米です。

与謝野町の自然と"京の豆っこ肥料"で育ったおいしいお米

京都府与謝郡与謝野町は、京都府の北部、丹後半島の付け根にあり、大江山連峰をはじめとする山並みに抱かれ、野田川流域には米作りなど農業に適した肥沃な大地が広がり、日本三景のひとつ天橋立を望む阿蘇海へと続いています。

与謝野町では、農業を支援するために、町の資源をいかした有機質肥料を開発。京豆腐を作る工場から出るおからと、米を精米した時に出る糠、丹後の海で水揚げされた未利用魚や捌いた魚の骨などをいかしたその名も"京の豆っこ肥料"です。与謝野町のお米は、(一財)日本穀物検定協会が毎年発表する米の食味ランキングで、最高ランクの特Aを"丹後産コシヒカリ"として通算12回獲得しています。

京の豆っこ肥料で米作り

「京都祐喜」香山祐子さん、喜典さん

その与謝野町が作る"京の豆っこ肥料"を使って米作りをしている「京都祐喜」香山さん夫妻。与謝野町の田んぼを残そうと15年前にホテルマンから実家の農業を継承した喜典さんは、日本の農地を守りたい。そのためには作り続けることが重要、そして、作り続けるためには、買って食べてくれる人が必要と考え、その趣旨に賛同してくれた方に田んぼのオーナーになってもらうという活動を5年前から始めました。最初はひとりだったオーナーも口コミで広がり、今では約200人に。田植えや稲刈りなどの農業体験を通して農業の大切さを感じてもらうと共に、自分の苗が育っている実感を届けるために育成の様子を一人ひとりに毎週発信しています。

5月に田植えをした苗に稲穂が実り、9月上旬に稲刈りも完了しました。

10月中旬ごろから地下2階「米処四代目 益屋」にて販売開始予定です。玄米でご用意してその場で精米も承ります。

※商品情報や販売状況は2022年10月09日時点でのものです。
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