食欲がない日が続く、そんな時どうしていますか

私たちは健康相談の中で、転勤や引越しでなかなか環境に慣れず大変、なかなかきちんとした食事が摂れないといった話を耳にします。今回は、「どうしても食べることに気が向かず食欲がない時はどうしたらいいですか?」という相談についてお話します。

気分で食欲がなくなる時もありますよね。もし食欲がないとき何も食べずにいると、胃酸で胃が荒れてしまうこともあります。軽いものでもかまいません、少しでも食べられるものがあれば食べましょう。

カロリーメイトや栄養ドリンクでもよいですので、何か栄養になるものをすこしずつ摂っていただきたいです。もし食べられるのであれば、うどんや雑炊など軟らかくて消化に良いものがおすすめです。辛いものやコーヒーなどの刺激物は胃を荒らすことがありますので、避けてください。

環境変化をはじめ、日々の生活で様々なストレスがあると思います。ストレスで食生活が乱れるのはどうしてでしょうか?

ストレスには大きく分けて、急性のストレスと慢性のストレスがあります。そしてストレスに関わる神経は自律神経です。自律神経には交感神経と副交感神経があり、交感神経は私たちの身体を戦闘状態にします。副交感神経は身体や心をリラックスさせます。

急性のストレスでは交感神経が働き、食欲を抑えます。慢性のストレスではホルモンの作用により脂肪が貯め込まれるため肥満になりやすいですが、逆に食べられなくなって痩せる人もいます。

ストレスの多い生活では、食生活も不規則になってしまうことが考えられ、そうするとさらにストレスに拍車をかけてしまいます。

ストレスをためる食生活

⇒ 偏食、欠食、やけ食い、無茶食い

このような食生活は、生活習慣病の原因になりかねません。やけ食い・無茶食いは手軽なストレス解消法ですが、過ぎないことが大切です。

ストレス解消の食生活

⇒ おいしい、楽しい、リラックス、団らん

食事を食べながら次の仕事のことや、気になることをついつい考えがちですが、一度食事に集中してみてください。今日のおかずは何かな、野菜はあるかな、どんな味?といったように・・・

食事に集中することで食べる速度にも意識が向き、やけ食いや早食いの防止にもなります。「食べる」という行為は、単に栄養を取るためだけのものではありません。緊張を和らげ、精神を安定させるものであり、和やかな雰囲気の中での食事はストレス解消にも効果があります。

ゆっくりリラックスした状態で食事が摂れるように、まずは食環境を整えましょう。

参考資料「e-ヘルスネット」厚生労働省

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-04-001.html

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